トレーニングコーチとしての結果は、2勝1敗。
くっそーーー。工藤さんを失格させたのが悔いに残ります。ありのままに書きました。皆さんのトレーニングやコーチングの材料にしていただければと思います。
余語てるみ選手 ベンチ日本記録樹立!!48kg級全日本パワー標準記録ノーギアで突破!!
藤原信昭選手 9試技パーフェクト赤旗1本もなし!!自己ベスト17.5kg更新!!
工藤千恵子選手 スクワット痛恨の三振失格。しかしデッドリフトは生涯自己ベスト120kg!!
余語てるみ選手
スクワット65kg(練習と同じ) ベンチプレス75kg(練習でもあがったが、練習以上の上がり!日本新!!) デッドリフト120kg(10年前に110kgをあげたことがある。まったくの未知の世界) トータル260kg(全日本一般標準ゲッド!優秀選手賞も獲得!!)
余語選手は元から強い選手でした。オイルを塗って体を触ったときにわかりましたが、背中とがすごい!!筋密度がすごいんです。ただ、練習方法や、試合運びのやり方が全然知らなかったので、それをとことん教えました。
まずは、メンタル面を教えました。余語選手はメンタルが本当に弱かったです。
「これあげられへんかったらどうしよう?」「私緊張するから無理!!」こんなことを試合のときによく浮かぶそうです。
パワーリフティングの世界では、自分のゾーンに入ったもん勝ちです。自分がパワーの神様と思うぐらいでちょうど良い。その入り方を教えました。
入り方は簡単!息を大きく吸いながら、ソニーの耳栓式ウォークマンで、気合の入る音楽を3分ほど聴いて、楽な姿勢で集中する。 実際これだけです。
そうすると目つきや雰囲気がガラッと変わります。そうすると迷いが本当に消えて、試技に移れるのです。
トッピングとして、カフェインとブロードストリーム、そしてブドウ糖を飲めば完璧!!自分は神様になれます!!
実際余語選手は、これを何回も練習して、試合の時、特にベンチの第2試技と、デッドの第3試技に神様になりました!!
ちなみに神様には何回もなれません。ここ一番しかなれない(何回もなれないように人間の仕組みはできている。何回もなるとの脳みそがおかしくなりますので)なるタイミング、なる試技のときだけならせました。
それが、ベンチの日本新記録の75kgのときと、デッドリフトの標準がかかった120kgのときでした。
それまでは、気を楽にさせてあまり試合のことを考えさせないようにしました。特にスクワットは、3本成功してもらい、もっと重量上げれたのにと思わすぐらいの重量設定で行かせました。
余語選手の今回の大事なことは、何回も失敗した70kgの自分にさよならをする。日本記録を樹立する!でした。
これはクリアしてトータル140kgになったので、120kgのデッドをあげれば、全日本標準に到達することになるので、急遽120kgをあげないといけないというテーマになりました
そこで神様にもう一度光臨してもらいました。本来なら余語選手は80→90→100とする予定でしたが、話を聞くと110kgまであげたことがある、ウォーミングアップでデッドリフトが異様に軽いことがわかりました。そこで120kgという目標を意識してもらい、80→100に試合は進んでもらって、100のあげ方を見て120もありうる、との作戦で行きました。
この日カフェインは、ベンチのときに1.5粒、デッドに1粒投入させました。デッドリフトの第2試技100kg!!まさしくエアーデッド!神が降臨していました。そして標準のかかった第3試技も、難なく上げきり標準クリア!!
日本記録と標準記録、そして優秀選手賞の3冠王に輝きました。
余語選手も怖いほど僕の言うことを聞いてくれました。そして徹底的に話し合いをしました。
結局余語選手の場合は、集中する方法を知らなかっただけ、ほかの知識がなかっただけでした。
これで次を目指すのは、フルギアで国際舞台に立つ!いずれは世界レコードということになりました。
次の目標は全日本マスターズ→全日本パワーということになりました。いざ行け!余語てるみ選手!!
藤原信昭選手

スクワット 180kg(生涯自己ベスト) ベンチプレス137.5kg(試合自己ベスト) デットリフト230kg(生涯自己ベスト) トータル547.5kg(生涯自己ベスト)
藤原選手は快心の試合運び、すべて成功パーフェクトを持ってきました。
藤原選手に対しては、フォーム的な指導はほとんどしていません。指導したのは試合や練習に対する準備の仕方と、メンタルの運び方です。
まず準備ですが、サプリメントは本当に良く飲んでます。申し訳ないぐらい、うちの製品を良く買ってもらってます(ありがとうございます)
練習の日は、BCAAプロ30gにブドウ糖とデキストリンをガチ入れして飲んでいます。
スクワットやデッドリフトの日は、大好きなコーヒーの量を少なくして、練習にカフェインが効くように、練習間際にカフェイン投入して気合の入った練習。
試合目にはブロードストリームあほほど飲みまくり(僕があきれるぐらい飲んでます)
そしてメンタルの運び方ですが、自分のできることをやろうと言い聞かせました。
パワーリフティングでよくある話ですが、試合では興奮してパワーが出ると思って、いつもの自分以上の試技設定をする人が多く見受けられます。
これが一番の落とし穴。第2試技までは確実に取らないといけません。第3試技に自己ベストタイにするか、自己ベストを狙うのが安全でなおかつ数字の出る方法です。ノーギアで粘ってあがらなかった重量が、次の試技にあがることはまずないですから。これが上級者になるとなおさらなくなります。
話し合ったシュミレーションを、藤原選手はノートに書いていました。

なんと実際このとおりになりました。人間の脳は、出来る事と、がんばったら出来ると手が届きそうなことに対しては、俄然やる気が出る仕組みになっています。人間の脳をうまく生かした重量選択です。
僕推奨の耳栓式、ソニーウオークマンも買っていました。これは外と遮断するにはもってこいのウォークマンで、本当に自分の世界に入れます。
大会当日の藤原選手の模様は、藤原選手のブログをご覧ください。全試技動画つきで面白いです!!
スクワット編
ベンチプレス編
デッドリフト編
ベンチとデッドの前に、ウォームアップ・プロアスリートを塗りこみました。ベンチ前は上半身、デッド前は下半身中心です。
稼動域としなやかさが出ていました。実際オイルを塗ると、しなやかさなどが出るのですが、それより大事なのは「オイルも塗ったから今日は完璧だ!」と心理的優位に立てたのが本当に良かったと思います。
本当に藤原さんは、僕が恐ろしいと思うほど言うことを聞いてくれます。電話もたぶん、トータル10時間ぐらいしてるんじゃないでしょうか??
最後はメンタル!気持ち!気合!!それを見せてくれたのが藤原選手でした!おめでとう!!!
次は全日本マスターズだ!!
工藤千恵子選手
工藤千恵子選手 スクワット 記録なし ベンチ62.5kg(ジムで練習では65kg) デッドリフト 120kg(ジムでの練習は110kg) トータル スクワット記録なしのため失格
工藤さんには申し訳ないことしました。コーチとして一番させたらあかんことが三振です。ベンチはまあ普通、デッドは完全に自己ベストを出しているだけにスクワットが悔やまれます。
2ヶ月間マンツーマンで指導してきました。練習はよくこなす、練習後の加圧トレーニングはよくする、仕事が看護婦長で、60人も指揮する立場で激務なのに、夜勤明けでも必死こいて練習すると本当にまじめに取り組んできました。
ここからは工藤さんには耳の痛い話ですが、あえて書きます。
ベンチ・デッドリフトに関しては問題なく、練習は進んでいきました。ギアの着こなしはよかったです。ただベンチシャツが、40kgで胸につくのにかかわらず、なかなかギアをつめてくれませんでした。
問題はスクワットでした。これははじめから指摘してたのですが、これをなかなか治そうとしませんでした。
問題は2点 手幅をできるだけ短くする。胸を起こす。
この2点ができないと、フルギアのスクワットは、いつも以上に重量を担ぐため、まともなスクワットができません。後ギアもゆるいのにつめませんでした。
いつも指摘しますが「私、A2やからこんなフォーム無理やねん」「片方が肩甲骨よらんから、わたしにわむりやねん」「ギアは三土手さんがこのままで行こうといったから、そのままでいくねん」
ぜんぜん言う事聞いてくれませんでした。実際僕が一度三土手さんに、現状を言って、それを踏まえて三土手さんが電話で工藤さんに言ってもらおうかなあとも思いました。
工藤さんは三土手さんの言うことは絶対と固く信じていました。
これは東京にいれば、それで全然良かったわけで、バチバチに仕上がった大会になり、たぶん全日本標準の300kgを取ったと思うし、実際三土手さんの指導抜群なのは僕が身にしみて感じております。僕もノーリミッツで指導してもらってから重量が伸びましたから。
しかし兵庫に現在住んでいる、ジムは離れている、いつもの原状は三土手さんは見てないとなると、どうしても僕の言うことを聞いてもらわないといけません。たぶんですが三土手さんと僕の言うことにずれはないと思います。
それで、僕自身も悶々としてきまして、ついに僕がぶ千切れてしまいました。
「でけへん、でけへん言う前にまずやってみい!!やれんかったらそこで考えたらいい話や!まずやれ!!」
もうやくざ並みの言葉で畳み掛けてしまい、工藤さんを泣かしてしまいました。言った後やってもうたーと思いましたが、言うことを聞いてくれないとどうもならんし、僕も収まりがつきませんでした。試合10日前の出来事です。
その2日後の練習で顔を合わせると、それからは僕の言うことは全部聞いてくれました。ギアをつめるためにミシンを持ってきたり、言うとおりに何度も練習をしました。
実際この日もスクワットをさせましたが、95kgの練習を2回して、後の1回でギア着て初めて、僕が見て白判定もらえるところまでしゃがんでくれました。また立ち上がりが軽かった!!
そして月曜日に最終練習しましたが、そこではスクワット前よりはましでしたが、しゃがみは浅いままでした。結局試合でも同じくらいの深さまでしかしゃがめず失格させてしまいました。試合での奇跡は起きませんでした。
僕の指導で駄目な点を上げると
①怒るのが遅すぎた
②スクワットのしゃがみを、とことん練習させるべきだった。
怒るのがあと2週間早ければ違う結果になっていたかと、自分でも悔やむし、一番工藤さんに申し訳ないことをしました。
しかし気丈にも次の近畿パワーを目指すといってくれました。次こそは標準をとらせ、さらに上の世界を見て頂きたいと思います。工藤さんすみませんでした!!。
第28回兵庫パワー、大盛況!!
短文ですみません。HPAトップに、古城先生がレポートを書いていますので、レポートは古城先生のブログをランください!!
選手53名の気持ちを見させていただきました。兵庫パワー、輝いていました!!自分で言うのもなんですが、今回の大会運営にはものすごく満足しています!!
とにかく選手が輝いているのが、見ていてむっちゃうれしかった!!パワーリフティングは、やっぱり3種目でしょ!!パワー最高!!53名の戦士最高!!HPA最高!!
ジャパンオープンの優勝者、森さんとお話したんですが、これを見せられたら、生半可な気持ちで、東京・全日本は戦えませんよ!!覚悟がいりますな!!
7月の全日本に向けてのやる気ももらいました!!とにかく今日は、満足感に浸っています。
今から寝て、その次の記事は、兵庫パワーでコーチン具した3人のレポート書きますのでよろしくお願いします!おやすみなさい!!

