ロールパンナ(中3、高校受験生、成績今一)のお話です。
神奈川公立高校の志願倍率決まりましたね。
神奈川には志願変更期間というのがあり、出願状況を見て、志願変更ができます。
昔では考えられない&ちょっと面白かったので、この数日の間、志願者の変動を見て思った事をちょっと書きます。
①クラスに一人
30000人の志願者で、志願変更した人が1000人ぐらいでした(県立普通科だけみました )。中学校で言うと、クラスに一人の割合で変更していますね。パパ的には結構いるんだな~と思います。まあ、ネットがまだしっかりしていない時代では、そもそも志願変更という制度も無かったかと思いますが、何でもリアルタイムでわかるので、志願変更しやすいんでしょうね。
②すばらしい調整機能
1次集約時点(1月31日)では、かなりデコボコ(高校ごとに倍率が大きく違う)でしたが、志願変更の結果、だいぶフラットになりましたね。この志願変更制度、倍率高ければ出ていく、倍率低ければ集まってくる、という自然(?)の原理を利用した単純ですが素晴らしい調整機能があると思います。定員は決まってるので、落ちる子の数はかわりませんが、合格者の学力を年によってばらつかせない為の良い制度だと思います。
③心臓に悪い
とはいっても、倍率の変動気になりますよね。志願変更期間は、毎日変動がわかるのですが、下がれ~下がれ~と思っても、変動しなくてもやもやします。特にロールパンナのような内申が足りない子にとっては、少しの変動が命取り。公立高校は、そもそも倍率が低いので、0.1倍の変動でも不合格者数が倍になるし、合格ラインも10点とか大きく変動してきます。数字が動かないと、「志願変更しなくちゃ」という心理が働いて、頭の中がパニックになりますね。
④駆け引き
神奈川の公立高校出願は今年からインターネットにかわりました。ので、志願変更の集計も今までと異なっていると思います。昨年度は変更期間の早いうちに志願変更数が大きく変動していましたが、今年は最終日に大きく変動がありました。詳しくはしりませんが、昨年度は書類による変更が必要だったので、志願変更期間初日に変更をすますご家庭が多かったが、インターネットになってボタン一つで変更ができるようになり、少し様子を見ながら変動が少ないので最終日に志願変更をしたご家庭が多かったのではないかと思います。ロールパンナの志願校も、前日までは一桁の志願者変更数だったのですが、最終日に一気に定員の10%を超える志願者数が変動しました。例年より大分倍率が高かったのですが、ふたを開ければ例年通りです。あいかわらずボーダーラインにいるのはかわりませんが、ロールパンナは状況が良くなった部類と思います。が、前日まで定員割れで最終日に+15%の志願者増とかの学校もあり、定員割れの状態を見て志願変更したチャレンジ組は、かなり厳しい状況になってしまったと思います。志願変更提出後の学校側の承認が最終日にまとめて行った事も考えられますが、今年度はインターネット出願初年ということもあり、難しい駆け引きになったと思います。
全体的な倍率は1.2倍程度ですが、1.5倍をこえる高校も多いですね。公立高校の1.5倍は、かなり高いと思います。中学受験、大学受験は何校も受けれますが(本命は1校ですが)、高校受験は私立公立の一校のみ。大学受験は浪人すればいいし、中学受験は余程熱望しなければ同じような学校を複数受けれるので、何気に高校受験の志願先検討が一番気を使うと思います。いずれにしても、外堀は埋まったので、のこりの1週間、出来る事をするまでですね。1週間、出来る事はいっぱいあります。1週間、1日13時間ひたすら暗記すれば、すごい量を覚えられます。と言うのは、また後日。
【主な登場人物】
パパ (私):
絵に描いた中年親父です。少しは勉強できたほうかと思いますが、中学受験はど素人、高校受験は塾講師&家庭教師経験有。
ももたろう (中高一貫生、一応成績優秀)
6年(5年3月)から中学受験勉強スタート。1年で偏差値を20~25上げ(元が低すぎただけ?)、中学入学後の成績も上昇中。今年大学受験生。
ロールパンナ (公立中学生、もうちょっと勉強がばろうレベル)
中学1年の成績は、クラスでも下から5番目以内というのが容易に想像できるレベル。今年高校受験生。
【ブログ初めての方及びコンサルティング(学習指導全般)に興味がある親御さんへ】
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