心伴わなければ技は生きない | 豊島区『大塚・池袋』のカイロプラクティック

豊島区『大塚・池袋』のカイロプラクティック

カイロプラクティックとは、自然の法則に基づいた哲学、科学、芸術である。それは、手のみによるアジャストメントという方式で、dis-easeの原因となる椎骨の変位を正すことである。

さて、超ハイレベルな大会に参戦。

今回は車ではなく、電車だったからか向かってる途中が眠くて眠くて…🥱

曇り空の下、東京武道館に到着🚃

ここが全少の聖地かぁ!!


とりあえず準備体操をし、息子の前で動き始めます。今日は長男がコーチですw

すると、『…え?本気でやってる?』

何度やっても『本当に本気?どうしたん?ダメだこりゃ🙅‍♂️』という返し。。

そんなやばいかぁ驚き?と思いつつ、まぁさっきまで電車でうつらうつらしてたからかな?と思うことに。


入館し、アップ会場に長男だけ連れて行ってそこからはガチで打ち始めます。するとまたさっきのやりとりの繰り返し🙅‍♂️最初は私にもっと気合い入れさせるためにわざと言ってるのかと思いましたが、どうやら本当にダメなよう…


さて、アップは微妙な出来栄えのままあっという間に競技スタート。まぁ本番始まればなんとかなるだろう、そう思っていたら全然ダメガーン

黒歴史としてあえてUP😓

試合中、形を打っててこれほど違和感、うまく体が動かない感、軸が安定しない感、下半身がフワフワと安定せず地に着いてない感を感じたことはかつてない。一番回数を打ってきた形であるバッサイダイですらこの一致しない感!!打ってる最中に「やばい😨悲惨な出来だ💦」本気でそう思いました。こうなると焦っちゃって余計に崩れていく・・・

結果、私のいたブロック10人中2位でとりあえず1ラウンドは通過💦(4位までが2ラウンドへ)

恐る恐る観客席を見上げると家族の『おいおいおいガーンガーンゲッソリアセアセどうした⁉️💦』という顔😭


長男がジェスチャーを送ってきます。解読すると、『今日のお父さんはまじでダメ❗️2ラウンドにチャタン使って決勝に五十四歩残すつもりだったろうけどそんな余裕はない‼️次のラウンドで五十四歩をもう使うしかないよ物申す』です。

了解🫡💦




そして2ラウンド

さっきのは初戦だから体がうまく動かなかったんだろうと自分に言い聞かせます。

4人中2番目でしたが・・・

本当にもうまったくダメ…最初の入りから『あーダメだ💦いつもと違う💦』という心の声。バッサイと同じく体が別人になったようにバラッバラ

心技体の一致性が壊れてゆく爆弾

自分の中身が空っぽで、カタチだけなぞって動いてるだけ…もしくは自分の肉体から少し離れた位置に意識があって、うまく動いてくれない体を動かそうと四苦八苦している…そんな感覚絶望

終わって長男を見上げると…アセアセ←こんな顔

しばし絶望感に時が止まってる感覚でした。


結果、4人中2位で3ラウンドである決勝にいけず。。私は3位ということに🥉(3位決定戦はないので3位は2人)

絶対決勝にいきたい理由がこの大会にはあったというのに・・・




「なんで今日の俺はこんなにダメだったんだ…」疑問が頭を駆け巡ります。

この大会で銅メダルを取れたという結果だけ見たら光栄なことで、落ち込むのは失礼なことかもしれません。それでも自分の実力をあまりにも出せなかったことに絶望。

上に述べたダメポイントだけでなく、「え?初心者??」ってくらい落ち着きのない形。

今日のためにあれほど練習してきて出せたものがこれ?なんのために練習してきたん?

もう自分に腹が立って、そして情けなくて。。


観客席に戻ると家族からのダメ出しの嵐。『過去一酷い魂が抜けるなんもないネガティブ』と。たしかになんもないな…

長男からは『お父さんのカタチをした紙風船が狭い殻の中でやってるのかと思った』

兄弟子からは『どうしたの?スピードもない、キレもない、止めもない、パワーもない、別人だよ💦』

姉弟子からは『とにかくこういう場数を踏むしかないっす!』



ほんとその通りでして、自分でもどうしちゃったんだろうと、その時は混乱中。今まで練習を重ねて積み上げてきた空手の技術が、自分の体から消えてしまったんじゃなかろうか?そのくらいに思いました。果たして本来のレベルに戻るのだろうか?と、このブログを書いてても恐怖感に駆られながら怯えてます不安魔女の宅急便でキキが魔力を失って箒で飛べなくなったみたいと長男が言いましたが…例えうまいな🧹💦なんか今も頭や体にぼんやりとしたモヤが纏わりついているような感覚です🌀


過去に何度か試合を経験してきて思うのは、優勝とか準優勝とか銅メダルとか…そういったわかりやすい結果が本当の意味で嬉しいんじゃないんです。

自分の持てる力の全てを出しきれたと思った時は、負けたとしても最高の喜びを感じれます。(自分も納得の負けなら)

息子の試合を見てる側の時でもそう。

そう考えると今日は銅メダルには至っても、本当に自分的には落ち込みました。


ただ、「落ち込んでます」で終わってられないので、どうして今日これほどまともな形を打てなかったのか考えなければなりません。

じっくりと考えた結果、3つの理由がありまして、これをしっかり教訓&糧にしなければなりません。


何より大切なのはやはり心。

心技体のうち、どれだけ技や体を磨いたり鍛えたりしても、心の部分をそれ以上に練り上げてこなければ技も体もまったくもって発揮できません。

今回も練習だけは限界までしてきました。が、行きの電車の中で眠くなってるような時点で心が研ぎ澄まされてなかったのです。


先月の三日連続で開催された県大会は初日は二男、二日目は長男で彼らの試合後に慌てて仕事まで行って、三日目に自分の試合というハードスケジュールでした。それに息子達の試合の前は眠れなくなるので今回とは比較にならないほど肉体的には疲れていたはずですが、試合に向かう時に眠いなんてことは皆無、熱い想いが溢れまくって会場に向かってました。



それに比べて今日はまるで病み上がり?と思われるような芯のない形を打ってしまいました。心技体が一致せずに実力を発揮できるわけがないのです。


今回のことを絶対に無駄にすることなく、人は負けや失敗からの方が大きな学びと成長があると信じて、来月の関東マスターズに向けて日々を過ごそうと思います!!


あー!!もう既に練習したい🔥それなのに明日は武道館が休み😭💔





《おまけ》

ちなみにこんな時に限ってカイロプラクティック仲間の永田先生が応援?に来てくれました。5年前の狛江市大会以来かな💦

試合が終わってダメ出しをもらって呆けている時に突然現れたもんで、『え?いつからいたの!?まさか見ちゃったアセアセ?今日のなし😭』みたいな絶望

お土産ありがとうお願い