「わざわざ言わなくても、察してくれたらいいのに…」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
この言わなくてもわかってほしいという気持ち。
実は、多くのパートナーシップをこじらせてしまう原因になるのです。
もちろん、そう願うのは自然なこと。
でも、叶わないときに怒りや悲しみが生まれて、
関係がギクシャクしてしまうことも…。
今回は、そんな「察してほしい願望」の正体と
癒しのヒントをお届けします。

「言わなくてもわかってほしい」の正体はインナーチャイルドの声かも
この願望のルーツは、実は
子ども時代の心の傷にあります。
たとえば、幼い頃に
「お母さん、私の気持ちに気づいて…」
と願ったけれど、満たされなかった経験。
自分の欲求をうまく言葉にできなかった
小さなあなたが、
察してもらうしかなかったという切なさを抱えたまま大人になると、
パートナーに対して
「言わなくても分かって」
という期待を抱きやすくなるのです。
私はこれを「インナープリンセス願望」と呼んでいます。

なぜパートナーにだけ
期待してしまうの?
この願望は、不思議と親密な関係にある人にだけ向かいます。
友達や同僚にはそこまで期待しないのに、
夫や恋人になると
「なんでわかってくれないの…?」
とイライラしたり、悲しくなったり…。
それは、子ども時代の
「お母さんに分かってほしかった」という思いが、
パートナーに投影されているからです。
つまり、パートナーを“お母さん役”として
求めてしまっているのですね。
“言わなくてもわかって”が
関係を壊すワケ
パートナーにとって
「何も言われてないのに察する」ことは、
ものすごく高いハードルです。
場合によっては
ほぼ不可能な期待です。
でもあなたがその期待を持ったままだと、
・察してくれない
不満になる
・不満をぶつける or 無言で拗ねる
パートナーは困惑
・「何が悪かったの?」とすれ違い…
という悪循環に陥ってしまうのです。

癒しのステップ
「察してほしい」という気持ちは
あなたの中の小さな子どもの声かもしれません。
・言えなかった
・でも分かってほしかった
・本当は愛されたかった
そんな切ない思いに気づいて
まずは大人のあなたが受け止めてあげることが、
癒しのはじまりです。
伝える努力は、あなたの心をラクにする
でもある日、パートナーからハッキリとこう言われたのです。
「言わなきゃ分からないよ」
最初はショックでしたが
勇気を出して伝えてみたら…
ちゃんと聞いてもらえたし、願いも叶いました。
それは、願いが叶わないという
思い込みが外れた瞬間でもありました。
「言わなくてもわかってほしい」
その気持ちを持つことは、悪いことではありません。
ただ、それをそのままパートナーに期待し続けると、
関係がすれ違ってしまいます。
あなたが本当に欲しかった優しさや愛情は、
“言葉にして伝える”ことで
今の関係の中でも受け取れるかもしれません。
このテーマについて、YouTube動画でさらに詳しくお話ししています。
「言わなくてもわかってほしい」が叶わない本当の理由とは?
心の奥にある願望と癒しの方法を
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