「幸せって何なのか」についてふと思ったことを書いてみたいと思います。
その時々で大変だなぁと感じることも、これは試練だと感じることも、たくさんあったように思います。
でもいつでも、
過去と比べると「今が1番幸せ」だと思っているのです。
もう少し具体的に言いましょう。
ご存知の方はご存知のように現在私には視覚障害があります。
もう少し具体的に言いましょう。
ご存知の方はご存知のように現在私には視覚障害があります。
先天性の緑内障がおそらく20代から発症していて、診断を受けたのは33歳の時です。
最初は先天性だということもわからず、かなり長いこと見過ごされ、
それがわかって手術が有効であると知ったのも診断から16年の歳月が流れた後でした。
その間に目は随分悪くなり、今は弱視と言われる状態です。
その間に目は随分悪くなり、今は弱視と言われる状態です。
幸いなことに、耳が聞こえて話ができれば、基本的には支障のない仕事についていますから、
そういった面でこの障害が私に致命的なダメージを与えているわけではありません。
人の顔がよく見えなかったり、知らない場所に出かけていくことがひとりでは難しかったり、書類の記入ができなかったり、大皿から料理を取るような作業が難しかったりと、なかなか不便なことも多いです。
10年前にはもっと普通にできたことが、今はできないわけです。
10年前にはもっと普通にできたことが、今はできないわけです。
が、しかし、です。
じゃあ10年前の方が幸せだったかと言われると決してそんな事はありません。
じゃあ10年前の方が幸せだったかと言われると決してそんな事はありません。
だから10年前に戻してあげると言われても、別に戻りたくはありません。
もちろん今の私のまま、視力だけ10年前に戻してくれるなら、大喜びで戻してほしいですが、もしタイムマシンがあったとしても、それに乗って単純に時を遡るだけなら、それはしたくはありません。
考えてみると私は、いつもそうなのです。
10年前だって、今と比較したら今の方が幸せですが、10年前の私はやはり「今が1番幸せ」だと思っていたはずです。
思い起こすと、私は「自分が不幸だ」と思った事は1度もないかもしれません。
それってどういうことなのだろう?
と、改めてよくよく考えてみると、あることに気が付きました。
私にとって、私という人間と私の経験はいつもセットなのです。
正確に言うと私という人間と出来事を通して私が獲得した経験値がいつもセットなのだということです。
経験した私が今の私なのだから、それはすでに私の地肉になっていて、私の一部なわけです。
だから過去を切り離してしまうということは、本当はできないのだけれど、もしそれをしようとするならば、私自身が私の一部を切り離したことにしてしまうということで、
それは即ち「今の私を丸ごとはみとめない」ということなのだと感じます。
だから過去を切り離してしまうということは、本当はできないのだけれど、もしそれをしようとするならば、私自身が私の一部を切り離したことにしてしまうということで、
それは即ち「今の私を丸ごとはみとめない」ということなのだと感じます。
私にとって経験とは、それ以上でもそれ以下でもありません。何か特別な意味付けをする必要もありません。
だから別に、「人生で起こる全てのことに意味がある」とか、「経験から学ぶ力が大切」とか、そういうことが言いたいわけでもないのです。
もちろん、人は意味づけしたい生き物だし、経験から学ぶこともできます。
私自身も人生の、日々の、経験の中で、様々なことに気づき、成長してくることができたし、これからもしていけると思っています。
でも今日言いたかった事は、経験から学ぶことが素晴らしいということを超えたもっと違う何かです。
今の私に至る全ての経験を、私の一部として受け取るということが、
でも今日言いたかった事は、経験から学ぶことが素晴らしいということを超えたもっと違う何かです。
今の私に至る全ての経験を、私の一部として受け取るということが、
「私を丸ごと生きる」ことであり、「今が1番幸せ」という感覚に繋がっているのだと思います。
これをいいと思うか思わないかは、人それぞれだと思いますが、私自身は結構気に入っています。
だっていつも今が最高に幸せで、そして生きている限り常に幸せになり続けると決まっているのだから、
だっていつも今が最高に幸せで、そして生きている限り常に幸せになり続けると決まっているのだから、
これはこれでなかなかいいんじゃないかなぁと思っているのです。
今日も最後までお読み下さってありがとうございました。
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今日も最後までお読みくださって
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