軸が変わって「本来無一物」 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

 

有名な言葉ですが、

なかなかそうなりきれないのが我々、、

 

もともとは、慧能の言葉。

 

 

 

  菩提本樹無

 

  明鏡亦非台

 

  本来無一物

 

  何処惹塵埃

 

ほんらいもとじゅなし

めいきょうまただいにあらず

ほんらいむいちもつ

いずれのところにかじんあいをひかん

 

松原泰道「禅語百選」からの引用です。

 

慧能が、弘忍(ぐにん)門下の神秀の偈に対して出したもの。

慧能も同門、しかも学的には神秀が上と考えられていました。

慧能は米つき小屋で米をつく、作業をしていた人物。

 

そういう点ではすごいカウンターパンチですね。

 

 

茶室はこんな感じ

 

 

今日も奥秘、大円の真。

 

 

立花大亀師  なかなかダイナミックですね。

 

生まれたときは何も持ってきてはいないけれど

いろいろなものを手にして捨てられないで

断捨離も思うに任せぬ私ですが、、。

 

悟りの道は尚遠いですね。

 

 

すっかり寒くなり、真冬の様相。

 

風邪やコロナ、インフルなどにかかりませんように!