菩提寺の研修旅行であの悲惨な津波被災にあった、
石巻大川小学校と南三陸町に出かけました。
慰霊の旅です。
コロナの関係でしばらくできなかった旅行ですが、
住職の発案での旅です。
初めに読経、大悲心陀羅尼??
続いて皆さんで礼拝。
津波被害が生々しい校舎。
体育館とつながる通路。折れてます。
体育館は流されて、、
高台から見るとこんな感じ。
ここまでみんなが上がれば全員救われた、、、。はず。
土砂崩れ防止のテラスが横のライン。
その下1mくらいに白の看板、、ここまで津波が来たという印。
ちなみにそこまで行くには、左手の道を、5分ほど歩くだけ。
なぜ、点呼、安全確認で30分以上もグランドに並んでいたのか。。
子どもたちや地域の方も山に上がろう、上がれ!と言っていたとのことですが、
その言葉は、届かなかったようです。
校長さんの判断が、重かったのでしょうかね。
当時出張で現場にはいなかったとか。
悔やまれる話で、お話を語った方(奥さんと娘さんをなくしています)が、
涙ながらにかったっていました。
この方の息子さんは助かりました、貴重な証言を残していますが。
今度は南三陸町。
中央のビルの屋上で多くの命が救われました。
こちらは例の放送を続けて亡くなった方が出た防災ビル。
ただ、最後は上司が「あとは私がやるから逃げなさい」と言って
最後はこの男性上司の方の放送でした。
この方も亡くなり遺体はまだ見つかっていません。
鉄骨がこんなに曲がるなんて、、、
実際に見ると津波の怖さが実感されました。
南三陸町もホテル観洋の方が説明してくれました(この方も被災者)。
ちなみにこのホテルは、被災者のために風呂や部屋などを長く提供しました。
いろいろ勉強になりました。皆さんも是非、行ってみてください。