湿灰作り、、。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

連休は後半に雨があったものの、

 

3,4,5日好天。

 

湿灰作りも順調でした。

 

まとめてみると、まず最初に炉の灰を

ふるいにかけ、、。

炭のかすを取り除き、バケツの中でさらに

洗う、、というか水の中でかき回し、また細かなごみを除去。

 

 

それから、どろどろの灰を乾かすため、

 

水はけのいい、カゴ(我が家は園芸店で使うような、もの)と

風呂敷を使います。

 

 

 

 

ここで伝統的やり方と違うのは

まずは時期(夏の暑い盛りにやるのが伝統的なやり方)

我が師匠は、5月のからっとした晴天の日に実施。

 

それと、風呂敷の利用。

昔は、伝統的なゴザを使いましたが、

灰がわらの隙間に入ってもったいない!

 

 

そしてそれが乾いたら、、

5月に実施したときは、夕方には乾きました。

 

その乾いた灰に、丁子、紅茶、番茶などの液で

色付け、、殺菌を行います。

 

 

 

程よく丁子などで湿らせ翌日それを乾かし、

程よく湿らせたままで、ビニール袋に密閉してバケツで保管。

 

 

以上です。

 

夏の盛りに行うと、暑さで倒れそうだったそうです。

それに湿度もあり、意外と乾かない、、。

 

ということでぜひこの湿灰つくり、

お勧めですよ。

 

ということで。