軸が変わって「瀧」、そしてツバキの剪定。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

 

まさに猛暑続きでした。

今日は、、大雨の被害が出ていて、、、

涼しくなりましたが、、

激しい天気です。

 

と言うことで夏の定番、涼しさを求めて、、瀧の軸です。

 

 

太玄老師書

 

茶室は、

 

 

 

 

 

キキョウ、シュウカイドウ、キンシバイ、タデ、ハナミョウガ。

 

ところで、

ツバキの花芽がもうついていました。

 

意外に我が家のツバキは花付きがいい、とお弟子さんに

褒められました。

と言うことで、ツバキのお手入れあれこれです。

 

今のツバキはこんな感じ。

ちょっとボサボサ、

切りたくなりますね、思い切って、でもダメです。

 

 

 

 

ちょっとわかりにくいですね。花芽はこんなふうです。

 

 

これもわかりにくいですね。

 

この大きな芽が、花芽です。

 

比べると、、

 

 

上が花芽、下の小さいのが普通の葉となる芽です。

小太り気味で、丸っこいのが花芽。

 

葉になる芽は、細い。

 

今の時期、モサモサとした枝をどうしてもカットしたくなります。

 

でも気をつけてください。

 

春先に花が終わった段階で、強めに形を整える剪定をします。

重なる枝をすっきりさせて、毛虫や蜂の巣などができないくらいに

すっきりカット。

 

そして5月頃には新芽がすくすく伸びます。

伸びた芽のさきに、たいがい花芽があります。

 

だから、今枝先を切ってしまうと花が無くなってしまいます。

 

春先、、花が終わったら芽の伸びる前に

ちょっと強めにカット。

 

後は、、そのまま、、。

これがいいみたいですね。

 

何回か失敗して、やっと学習しました。

皆さん、ご存じかとは思いますが、今日花芽がついているのに気づいたもので、。

 

それとツバキの木は森の中の木の下。

霜のあたらないところに自生しています。

腐葉土いっぱい。

 

ですから庭でも根元を保護するといい、、と植木屋さんに教わりました。

ツバキの根は地表すれすれ、、横に広がって伸びています。

 

寒さに弱いですから落ち葉でカバーするといいそうです。

 

最後に、サギソウ、、2つ並んで咲いていました。

 

 

どうも日陰に置いたせいか、ひょろひょろ。

昨年はカンカン照りのところにおき、苗を傷めたのですが、

これまた難しいですね。

 

それでは。