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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

 

白雲抱幽石

 

書かれたのは,梶浦逸外老師

妙心寺二十五代管長、

鵬雲斉大宗匠の参禅の師とのことです・

立派な字!

 

 

 

白い雲、大きな岩、、山霧が岩山を包み込むような、、

東山魁夷さんの絵のような感じを持たせてくれることばですが、、

 

禅語としてみると、

 

「白雲が幽寂な石を抱いているのみ、、」

そんな侘び住まいの風情とのことでした。

幽石は岩山ではなかったんですね。

 

さらに世俗との交渉を断って幽居する隠棲者、寒山の心境が忍ばれる,,とのことです。

うーーん、難しい。

東山魁夷でもないし,山の霧でもないんですね、、山好きな私には

ちょっと外れて残念。

 

 

 

茶室はこんな感じ。

 

 

 

花入は、宗全籠

 


 

 

いつもの灰型、手前の炭は,、、

今日は,炭手前をやらない,,と言うことで

(いつもは炭手前をやるのですが)切り落としの

炭を置いてセットするところでした。

 

 

 

花をアップで見ると、、

 

 

夏のシュウメイギク、ホタルブクロ、ビヨウヤナギです。

 

 

この黄色いのがビヨウヤナギです。

 

 

 

床の間の右が佳辰棚(かしんだな)、坐忘斉のお好みとか。

左が、、桑小卓(くわこじょく)です。

 

 

 

 

 

 

さて、梅雨入りした当地。

曇りや雨の日が続きます。

 

 

田植えのすんだ田んぼ、麦畑などのパッチワーク。

 

 

見かけたイチヤクソウ

 

同じくイチヤクソウ。

 

 

これはギンリョウソウ。

別名、ユウレイ花。

葉緑素こそ無いですが,キノコではありません。

種子をつけるようです。どんな種なんでしょう、

もしかして透明?

 

 

 

 

これはクモキリソウ。ランの仲間。

 

 

 

これは,,なんとかショウマ。

トリアシとかいろいろあって,,難しいです。

 

と言うことで、うっとうしい季節ではありますが、

ニュースも,,暗くさせるものが多すぎますけど、、

 

まあ、足元を見て、、行きましょう(生きましょう)ね。