2月、大炉、畳を入れ替えました。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

あっという間に2月ですね。

 

早い!この前、正月が来たばっかりなのに、です。

 

茶室の軸は、

 

 

春,来たりて草自ずから生ず

 

 

 

花はまだ稽古はないので前のままです。

ところで散歩途中のたんぼ道で,イヌノフグリ(オオイヌノフグリ)、

ホトケノザを見かけました。

 

まずはイヌノフグリ、,まだまだ少ししか咲いていません。

 

師匠は昔、インク花と言ったそうです。

 

 

 

ホトケノザです。葉っぱが蓮華座ににてるからでしょうか。

 

 

 

そして茶室は、畳の入れ替え、、、

 

まずはこれまでの普通の炉の畳を外して、、

 

 

手前が大炉です。

 

そして、大炉の畳を入れて

 

これが大炉の畳

 

 

 

そして畳を敷いて

色が違いますね。これは茶室を作ってから一度も

畳表を替えていません。まわりは1年ほど前、畳表を替えました。

 

そして灰を入れて、、

 

 

完成した大炉の茶室。

 

 

風炉先屏風の位置が変わりました。

 

 

通常ですとこの左から茶室に入りますが、

大炉は右奥、逆勝手、という変わった作法があるそうです。

 

 

右手にある釜付近から入る。

ここが茶道口。

 

160年前、玄々斎さまの作られたものとか。

 

まさに逆ですから,混乱しそうですね。

これから先,釣釜、透木釜と3月4月と

季節の変化に合わせて,変わっていきます。道具の入れ替え、忙しいですね。

 

さて花入のみでなく、

花にも真と行があるそうで、

 

これが行。曲がっていて、。

花の位置が少し左によるとのこと。

 

これは真。

 

すっきりまっすぐの真。

 

牡丹、スイセン、シャクヤクなどまっすぐなものだそうです。

初めて知りました。

 

奥深いですね。

 

予防接種の日時も決まりました。3度目です。

私はこの前、年甲斐もなく副反応が出ました。

 

今度は,平穏に終わりますように、、

皆さんもコロナに負けませんように!

気をつけていきましょう。

 

最後に,遠くに見える富士山と、

最近飾られた我が家のおひな様です。

 

 

 

元気にいきましょう。