炉の準備着々と。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

風炉から炉へ

少しずつ準備が進んでいます。

 

 

まずは灰が入りました。

 

 

そして炉縁も。

遠山とか言う模様。

 

そもそも湿灰(しめしばい)を作り、それを乾かしたものが炉用の灰になります。

 

湿灰を作るには、まず、使った炉の灰をふるって

水で洗って炭のカスを取り除き、

番茶、チョウジで色つけ殺菌をして、それを何度か繰り返し

作ったものです。

ですからきれいな灰になっています。

 

 

 

軸が、炉開き用に変わって、、

 

 

 

 

瑞気満高堂

瑞気高堂に満つ  です。

めでたい気配がここの部屋に満ちている、、と言うような意味でしょうかね。

お茶のお正月とも言う炉開き用の軸です。

 

 

ただし11月の最初は、

花月、、炉の花月だそうです。

 

また、茶壺も飾られ、この紐の結び方なども

希望者には、教えるとのことでした。

 

 


 

立冬のころ炉開きで、そのためのお菓子作りも

着々と進めています。

 

お汁粉やら酒粕の羊羹、猪子餅などです。

 

何はともあれ準備は大変、、。お疲れ様です。