風炉から炉へ、準備は大変、そして名残の庭の花。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

10月から11月。

まずは普通の稽古やら、

行台子を使っての奥秘などの稽古。

 

まずは台子なしでの稽古。

 

 

 

 

 

花は、ミカエリソウ、ジョウロウホトトギス、、2つとも九州に

転勤、栄転。社中を離れた方からの、置き土産。

大切に育てています。

 

それから行台子。

 

 

 

 

花がなくて、ハナミョウガの実を飾りました。

「そろり」と言う花入。台は、「そろり盆」、と言うそうです。

 

 

終わってすぐに、炉の準備です。

 

畳の入れ替え、重い畳を入れ替えます。

 

これまではフルサイズの畳、

 

古い写真ですが参考までに。これを持ち上げて、、、重い!!

 

今度は、炉の切ってある畳に入れ替えます。

ちなみに2月大炉用の畳もあります。

日に焼けた感じが微妙に違いますね。

 

 

 

炉用の灰をいれます。

5月の風爽やかな時に作っておいたものです。

 

 

そして今度は風炉の灰を取り出し

 

五徳を洗い熱湯をかけ乾かしてしまいます。

 

 

いやはや写真にすると簡単に見えますが、、

これが一つ一つ大変なのですね。

 

まだまだ準備はかかります。

全部師匠が自らやっていますが、、、。

疲労で倒れないかと心配しています。

 

さて、名残の花の紹介をして終わります。

 

ツワブキ。元気です。

 

ピンク、キクザキのシュウメイギク。

 

 

白のシュウメイギク。もう終わりかけています。

 

今年はたくさん実をつけたウメモドキ。

 

こんな感じ。

 

ちなみに今年はどんぐりが豊作みたいですね。

ブナの実も豊作、、、すると栄養つけて熊が元気で

子だくさんになるそうです。

ただし暖冬で冬眠しない熊もいるそうです。

 

なぜかもう満開、、終わりそうな、気の早い西王母(椿)

 

 

ハナミョウガの実、中に細かな種がいっぱい!

増えます、やたらに。

 

 

 

 

使えないけど、大文字草。昔、東京の方で茶席を持ったとき

風情を出すために飾ったとか、。

 

 

これは白のフジバカマ、、多分ヒヨドリソウ、、と言うのかな。

調べたら、ヒヨドリバナでした。葉の感じは、フジバカマっぽいですけど。

 

寒くなりましたね、まるで冬。

コロナが減少しつつあります。

 

このまま、収まるといいですね。それでは。