初釜の準備、そして初詣、唐沢山神社、鑁阿寺などなど | タカポンの裏千家茶道教室入門

タカポンの裏千家茶道教室入門

~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

11日に社中の初釜があり

着々と準備をしている、、ようです。

私は、少しお手伝い、

 

そして、間近になったら、近くの山にウラジロを採りに行きます。

 

茶室はこんな感じです。

 

 

前も書きましたが、柳が少しさびしいです。

いつもの通り、魔除け、お祓いの鈴。

 

 

軸、松老雲閑   松老いて、雲のどかなりでしょうか。

 

左の字は 閑ですが、ものによっては、間、とか、閒とか書きます。

岩波文庫でみたら、閒を使っていました。

臨済録の冒頭のところにあります。

 

 

炉縁も正月らしく、きれいなもの。

高台寺蒔絵です。

 

棚もしつらえていて、

風炉先屏風は金砂(きんしゃ)です。これまた正月バージョンです。

 

 

皆具はこんな感じ。中村翠嵐作。

紺青交ち(足偏に止、コーチシナのコウチです。ワープロでは出てこない、)

棚の上には

 

 

ぶりぶり香合と羽箒。(鳳凰クジャク)

本来は香合に、立てかけるんだそうですが、

曲がってしまうので本番まで下においてあります。

またこの段階では、棗は出ていません。

 

次は、まだ完成していませんが。蓬莱山飾り。

お正月飾りですね。

 

 

これにウラジロとユズリハがのります。

今のっているウラジロは、プラスチックの模造品。

いつもの山のウラジロは、林道の工事で

斜面が削られ、絶滅!

どっかからまた探していただいてきます。

 

 

海老、やらなにやら、めでたいものをのせた感じです。

子孫繁栄の祈りが、込められていますね。

 

ところでお稽古は、既に始っていて、

こんな花が、数日前に飾られていました。

 

花入れは、朝鮮唐津、

井上東也さんという方の作とか、有名だそうです。

椿とロウバイの蕾です。

 

さてさて初詣、、

あちこち行きましたが、

 

お嫁さん(息子の)が行きたいと言っていた、足利学校と鑁阿寺

唐沢山神社に出かけました。

 

教科書に良くのってる足利学校の門

 

鑁阿寺境内。

 

唐沢山神社からはスカイツリーが見えました。

 

拡大して、、。

 

おわかりでしょうか、

横に伸びた枝の下に立っています。

 

これは史実ではないですが、

ここにお城があり(佐野氏のお城)

ここから江戸の大火が見えて、駆けつけると、

何とお叱りを、、。そんな高いところにいるとは不届き!と言う事で

廃城に。

 

実際は山城禁止令とかあったんですかね。

とにかく眺めのいい山です。車でも行けてしまいます。

 

さてさて、今年は、どんな年になりますやら

アメリカやらイランやら、きな臭い話もありますが、、

平穏であることを祈らずにはいられませんね。

それでは。