新年を迎え,初釜の準備です | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

昨年は,初釜の準備で,主に,蓬莱山飾りについて書きました。

 

 

今年は,いつもの蓬莱山飾りや,柳などとは別に、

視点を変えて,花びら餅を作るところを紹介します。

 

まずは,風炉先屏風と炉縁を変えました。

 

 

軸、花はまだ古いままです。少しずつ準備です。

 

これは屏風。

 

 

なかなか立派です。光の加減で良く写っていなくて,,すみません。

 

そして炉縁も,派手な感じ、と言うか豪華に決めます。

 

 

また、いつもの柳ですが、今年は少々品薄、貧弱でした。

まあそれでもそれなりに,なんとか飾って、、、

 

これまた軸はそのままです。

柳はこんな感じで下がっています。

 

 

その後ですけど、、

蓬莱山飾りは,まだ未完成です。

 

 

 

軸は変えました。

 

 

「松老雲閑」  松の古木、、雲は静かに流、、

なんともいいですね、、

 

 

ひろく、ひろく もっとひろく、、。

これが般若心経  空の心なり、、

という、高田好胤様の言葉を思いだしました。

 

昨年、家元様の初釜で見た感じに、

魔除けの,福を招く鈴も置いてあります

 

次が,やっと花びら餅

 

 

このゴボウは,花びら餅のシンにするもの。

最初は,甘い汁に一晩つけておいて、

その時ゴボウが曲がらないように、紐で縛って、

その後、その汁を濃く煮詰めて,改めてゴボウを煮ていました。

 

餡は,白あん、味噌を混ぜたもの。。

 

という感じでお手製の花びら餅を作ります。

 

ちなみにとなりには,日日是好日の森下典子さんの

    好日日記

これも私には,なかなか興味深かったです。

 

最後に,今年の初日の出、

割とよく見えました。

 

そしてやっぱり富士山。

北関東のこの地からはちょっと小さいですけど。

割合よく見えました。

正月の定番ですね。

 

長くなってしまったのでこの辺で。

また初釜の準備、初釜についてかきます。

 

そうそう家元様の初釜式に

今年も参加できるとのことで,師匠喜んでいました。

いろいろと学べるみたいですね。