風炉から炉に。炉開きの準備で大忙しです。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

あっという間に11月。カレンダーも、もう少しでお終い。

この前、平成になったばかりと思っていましたが、あれから30年。

早いですね。そして季節を感じさせる,炉の季節です。

 

先月31日に,風炉の稽古が終わり,その日の夜から早速,片付け開始です。

これが仕舞う前の風炉のある茶室。

 

 

花は,ニセコバンソウ、シュウメイギク、ノコンギクです。

 

棚は、、五行棚。

 

そして風炉を仕舞います。

 

 

きれいに灰を出して,五徳も熱いお湯をかけて,,乾かして、、。

 

 

炉に炉用の灰を入れる、炭も入れ替える(風炉用と炉用の炭の総入れ替えです)。

 

それに伴いいろんな道具、、五徳やらなにやら大変だったようです,

,私は良く分からず,不在だったこともあり、お手伝いできませんでした。

これがまだ途中ですが,今の茶室です。

 

 

壺が飾られ、、炉の灰も入り、着々準備が進みます。

 

 

掛け軸は恒例の定番、、「瑞気満高堂」(ずいきこうどうにみつ)。

意味は、、。喜ばしい雰囲気が,茶室に充ち満ちています,,でしょうか。

 

炉の中も整い,棚も用意され。

 

そしていよいよ,8日に炉開き、、

お汁粉の準備、そのほかちょっとしたお料理、

イチジクの甘煮などを作っています。

 

大変ですね,,炭も何か手には入りにくくなり、、

炭代も高いし,,電気の窯になるんでしょうかね、、。

さびしいですけど。と言うことで,炉開き準備の,中間報告でした。