亡くなられた樹木希林さんが、お茶の師匠を演じている映画、「日日是好日」。
表千家のお茶ですが、お茶の心、折々の季節感、そしてその季節の中に溶け込む人、。
黒木華さんの演技もよかったです。さすがですね、
お父さんとの一期一会、、。
親の心としても響くものがあり、若干、うるうるしました。
おすすめです。ただ師匠の目から見ると、アレーーと言うところもあったようですが、、。
目利きの目にはいろいろなことが目に入るんでしょうね。
あと大寄せの茶会の風景、、急いで小走りに茶室に入って、、正客を決めるあたり、、。笑えるものがありますが、あの雰囲気が私は苦手です。
いい道具に触れられる機会など滅多にないんでしょうけど、、。そういう意味では貴重な機会には違いありませんね。
さて、いよいよ炉の季節を迎えますが、どっちが楽?と聞いたら、炉です、とのこと。
なぜなら、灰型をその都度作る必要が無くなるからとのこと、、。
こんな風に今は灰型を作っています。
これがなかなか大変。そういえば炭も、ものすごく高価になっていて、、買うのも一苦労。
黒いダイヤモンド。。です。
ちなみに風呂の真ん中の灰には、「水」を表す、卦が刻んであります。
さて今の茶室やら何やらのご紹介。
これは23日の茶室。
軸は「清風萬里秋」。文字通りです。秋ですね.,まさに。
そして、花は、撮影が少し遅れてしおれてしまった芙蓉。
朝に取り替え、昼にまた新しくして、夕方には、しぼんで
でしまいました。
花入れは、どこかの酒屋の酒徳利。
そして今日現在は、
竹の掛け花入に変わっています。
花は
ノコンギク、ツワブキ、ホトトギス。
そして新しく作られた灰型で、お稽古に見える方をお待ちしています。
今日も、、好日、ですね。
よい日でありますように!