初釜の準備、ウラジロを採りに行きました | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

初釜を控えて、茶室はそれなりになってきました。

 

蓬莱山飾りなど、おめでたいものが飾られています。

 

こんな感じです。

 

 

軸は、

 

老松雲閑  老松(おいまつ),雲のどかなり。

 

けっこう由緒ある軸のようです。

大徳寺  509世  桂堂紹昌 の書かれたもの。

 

いつもの柳、そして鈴です。

 

 

 

 

そして定番中の定番、,蓬莱山飾り

 

 

そのほかの道具も並んでいます。ぶりぶり香合などです。

 

 

ところで,この蓬莱山飾りに欠かせない,ユズリハとウラジロ。

 

特に今回は、ウラジロを採りに行きましたので,その山に生えている様子を紹介します。

 

この北関東では,あまりに寒いのか,そこら中に生えているわけではありません。

日当たりよくて,霜の害を受けない所に生えています。

 

こんな感じの山の中、、。

 

 

こんな具合に自生していて,,ここから4枚いただきました。

 

これがウラジロ、普通のシダと微妙に違い、

ウラジロははが,3年もちます,,そしてなんと枝分かれしていきます。だからモサモサになるんですね。

 

これが普通のシダ、、。

 

これは通常来春には枯れてしまいます。

葉が枝分かれしないんですね。

1年限り。

 

ユズリハが新しい葉っぱの生育を見届けて散っていくように、、

 

ウラジロもしぶとく葉を伸ばすようです。

だから葉の裏に着いた胞子が子だくさん表すのに付け加えて,命の力強さを示す,,

と言うことで使われるんだと思います。

 

週末は初釜、私は不在で,細かく紹介できませんが、、

明日は,蹲なども掃除しようと思います。

 

それでは。