4月からは透木(すきぎ)釜、そして5月の節句、人形 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

4月からは透木釜の出番です。


冬の間使った炉に、灰がいっぱいになり、そのままでは釜につかえてしまうし、

さらに気候的にも暖かくなるので、炭の熱気が感じられぬようにとので、

こんな感じのUFOみたいな釜を使います。





透木はこの時、炉の縁のところに置く小さな木のことです。




この左右の小さな木が透木。





桐(宗旦好み)、朴(利休好み)、桜、梅の4つがあるようで、この写真は、梅の木を素材にしているとのことです。


4月が炉の最後の月、5月からはまた、風炉の季節になります。




5月は節句。


季節の流れを大切にするタカポン先生は、茶室にも武者人形、玄関先にも節句飾りを置き、季節の感覚を大切にしています。



茶室の置かれた5月人形、そして今の茶室の様子。



軸は「一花開天下春」


花一輪咲いて世界は春!!  でしょうか。今はむしろ春爛漫、、花花花、ですけど。





これが茶室の5月人形




これは玄関先の飾り付け。右奥は私の趣味の春蘭。



それにしても、この前正月が来たと思ったら、、、もう4月になってしまいそう。


1年の4分の1が過ぎてしまいました。早いですね。