裏千家独自の大炉の季節です | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

昨年もこの時期紹介してますけど、やっぱり2月は、大炉です。普通の炉が42センチちょっと、大炉は54センチチョイですから12センチ大きいんですね。


これは普通の炉の状態です。




畳を入れ替えます。

最初に畳を外して、それから大炉用の畳に入れ替えます。

以前は大炉用の畳はあまり使わないですから緑で、周りの畳が焼けて黄ばんでいるので、妙にちぐはぐでしたが、それなりにともに古びて目立たなくなりました。


下は大炉の畳にしたところです。





畳が京間タイプでないとちょっと、おかしな感じになります。この部屋は京間ですから、まあ何とかおさまります。




上は大炉用の炉縁と釜、大きいです。


そうして大炉の炉縁を入れ、、これも大きい!

灰を入れて完成。半日仕事でした。





裏千家、玄々斎宗匠(5代前、約150年前??)の作られたお点前とか。





逆勝手とか言って入口、茶道口も変わるので、風炉先屏風の位置も変えます。

いつも使う入口は、使いません。





と言うことで2月いっぱいはこの大炉でのお稽古です。


寒い時期だけにこの大きな、囲炉裏のような大炉、ぬくもる感じですよね。


それではまた。