初釜が終わってホッとしたのでしょうか、師匠こと妻殿が風邪をひきました。ゴホンゴホンやっています。本人は「良くなってきた心配ない」というのですが、さあどうなんでしょう。
とにかくこの道具の準備が大変でした。それほどご立派な道具ではないし(むしろ私はなんか妙に高価そうな道具を並べる大寄せの茶会は、爺さん的に引いてしまっているのですが)、そこはそれなりに好ましい道具ですが、しまうやら、だすのやらが大変です。
いくつかの押入れは道具がいっぱい。季節の道具や、部屋の仕立てで、それぞれの季節の感じを出せるように、そんなおもてなしの心を大切にしているようです。
季節的にはこれから、2月が大炉、3月釣釜。そして4月に透木釜などと続き、炉から風炉(風呂)に写ります。もう少ししたらお花の季節、爺さんは格式ばったお茶席より茶花、野の花が大好きです。そんなお写真も紹介したいですね。
この北関東の地も寒いですが、やっとフクジュソウが開きかけています。セツブンソウやら、有名な三毳山(みかもやま)のカタクリ(茶花には難しいですが)、春の息吹ももう少しですね。今は朝が一番日の出が遅い時期(やっと、少し朝も日の出が早まってきましたが)。妻殿のように風邪をひかぬように、ご自愛くださいね。私、芝刈り爺さんは暇を見て山も歩いています。ということで道具のぎっしり詰まった押入れを、パチリです。内弟子がいないと大変ですね、私が内弟子とのことです。
実際はこんなもんじゃなくあっちもこっちも道具だらけ。
静まった、通常の茶室。それでは。