横浜市旭区に「モビラボ」オープン!オープニングセレモニーにお邪魔してきました。 | 自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

自動車ライターですが、最近はノリで買った積載車が忙しく、レッカー・搬送、搬入搬出、自動車何でも屋みたいになっております。自動車絡みだったりじゃなかったりの日々を綴ります。

昨日は、日本にバンライフを定着させるべくさまざまな取り組みをしているカーステイさんが、リアルでのコミュニケーション拠点にして、自分で車中泊できる盤を作ったり、メンテしてもらえたり、その他いろいろと相談できたりもするという拠点「Mobi Labo」をオープンさせたということで、そのオープニングセレモニーにお邪魔してきました。


https://carstay.jp/ja/news/63380ed6bae45ddcfddcd3da

その前から俄に人気急上昇だったアウトドア、キャンピングカー、車中泊というカテゴリー。コロナ禍はさらに後押し。個々で持てるパーソナルスペース。場所を選ばないモビリティとしての使い勝手。出勤=お勤めという常識の崩壊と共に、レジャーや遊び、趣味のアイテムを超えた、持ってると強いパーソナルウェポンのような雰囲気さえ出てきました。


もちろん完成車はよくできているし、種類も豊富になってきました。けれどその分高価だし、何よりクルマが来ない!それなら自分で作っちゃえ!という人も少なくないし、かと言って素人仕事だけでは不安ということもあるので、完成車供給と、もっと早く、個人的に足を突っ込んで行きたいという人たちの欲求の間に応えることができるようなスポットが横浜市旭区に誕生したことになります。


地元の政治家の方も駆けつけて、ご挨拶&テープカット。なかなか産業の醸成に苦戦している日本。この領域は個人個人の生き方を彩り、もっと自由にするばかりでなく、例えば観光産業などには心強い後押しにもなる領域。期待は大きいようです。


アメリカのスクールバスを改造したキャンピングカー。元々のサイズも大きいのでゆとりが違います。中の写真撮ればよかった🤳😭ウッディな香りで横方向にゆったり寝られて、既存の完成車キャンピングカーにはない魅力がたっぷり!








噂には聞いていたものの、キャンピングカーに住んでる女子大生メイさんのキャンピングカー!


こ、これは!オーテックジャパン謹製のリフト付きバスではないか!


右側の壁はホワイトボード!リモート会議もバッチリ👍この車椅子で乗る人にも閉塞感なくドライブ楽しんでもらえるようになってるこの天窓が欲しくて、このキャラバンをベースにしたそうな!


ちなみにスライドドア連動のステップは地味に便利とのこと。



というようなクルマ、作って僕も欲しいよ!という人が時間貸しで作業スペースとしても使えるのがこのモビラボ!


ベース車は結構安かったり。かなり目的的な車両は転用が難しいのでむしろ買い得な場合も。そういうの買ってきて自分で作る。工作感覚ですね。


このスペース奥行きもたっぷり、高さも3メートル以上あるからほぼキャンピングカーなら車種問わず入るとのこと。既存のキャンピングカー買って、アップデートしたり自分でメンテナンス、修理するとかもできそうですね!


現地には工具もたくさん🛠




おおお!これあれば車内をウッディにできますね!


完成車の場合、さまざまな基準、規制もあるのでなかなかなんでもありとはいかないもの。もちろん自己責任でしっかり対策しないとダメでしょうけれど、そういうのもビルダー出身のマネージャーもいて相談に乗ってくれるかもしれませんね。


ここ、結局、少し車中泊に寄ってるもののシェアピット。実は私の周りにも個人で活動しているメカニックさんとかもいて、こういうスペース、これからのカーライフでは結構アリなのではないか?とかねがね思っていました。もしかするとモビラボというキャンピングカー、車中泊車寄りでなく、ちょっといじりたいので貸してもらえる貸整備工場みたいのないかなあと思ってる人も多いかもしれませんね。


それで言うととても画期的だし、車との向き合い方も多様化するかもしれません。その意味でバンライフの方からの視点ではあるものの、かなりエッジの立った、さすがの高感度なスペースのように感じたのでした。





でもって今日から久しぶりにこちらで東北方面に向かっていますが、ベッドなしなのですよ!この後ろに「妙にリッチな足場(踊り場)」があるのですよ!


これの上にルーフトップテント付けられないかな?

あるいは天井にソーラー貼って、室内で快適に過ごせるようにできないかな?


バンじゃないがそこそこバンライフ的な積載車の人としては、二俣川(モビラボさんのことね🤣)に相談に行ってみようかしら?と思ったらしたものでした😊



何より、こんなことできるかな?こんなことしてみようかな?そう想像を掻き立てるのがクルマの楽しみの本質ではないでしょうか?クルマ自体をいじって走り回る。そういうクルマ好きとはものすごくかけ離れているようですが、実はこれが本質なんじゃなかろうか。そうなことを思いつつ会場を後にしました。


なかなか楽しそう。あまり自作は得意ではないのですが、ああいう道具が揃ってると何か「手いたずら」したくなりますよね😊


これからの展開が楽しみになるモビラボでした。