プロっぽい写真の撮り方Ⅱ | ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

2009/11/02 慢性膵炎および仮性膵嚢胞で入院&手術をしました。
退院後は膵炎での脂質を抑えた食事などを紹介していますが内容は、
マンネリ化しやすい制限食のバリエーションの積りです
独身の男性にも作りやすいよう心がけています

さて
今回で四部構成のデジカメのお話しは最後になります

前回はストロボのお話しで終わりましたけど

内臓ストロボだけではなくて
外部ストロボをつないで使用したりしますけど

なぜかって言うと
内臓ストロボでは光量が足りないからなんですね

えっ!
内臓ストロボで明るすぎるからギラつくんじゃないのかって? (。´・ω・)?

そうとも言えますけど
それだけではないんですね

内臓ストロボはレンズと近い位置にありますから
ほぼ真っすぐに反射した光を写していることになります

反射した光が強くて
白くぼやける現象を ”ハレーション” と言いますけど

ファンデーションを塗った
女性の顔が真っ白に浮いてしまう ”白飛び” もハレーションになりますけど

埃っぽい場所でストロボを使うと
埃がハレーションで白い星のような点々が写ってしまう事があります

ハレーションは光の当たる角度や
距離を変えることで防止することができます

バウンス撮影なんて言うのが
その代表的なテクニックですけど

結婚式などをプロカメラマンに依頼すると
大きなストロボで天井に向けて使っている事があると思います

バウンス撮影ができない場合には
複数のストロボで正面からでなく
同時に光らせる場合もあるんですね

内臓ストロボでは角度や距離を変えることが出来ない事と
離れた距離では光が分散して光量が足りないので外部ストロボを使うんですね

α6000の仕様を見てみると
下の方にフラッシュとう言う項目が出てきます


フラッシュはストロボの事ですけど
方式は内臓と書かれていますね

下には ”ガイドナンバー(GN)” と言う
なんかわからない数字とかが書かれていますけど

その下に
照射角で16mmをカバーって書いてあります

まずは照射角ですけど
ストロボ光は平行光線ではないので

広がっていきますけど
その広がりが16mmのワイドレンズまで使えます

って言うことになりますから
照射している角度は107°ですから

それ以上の広がりの15mmや14mm
それ以上に広い10mmとか9mmでは
光っていない部分が写ってしまうんですね


まてよ
光が広がるって言うことは

遠くなれば光の量は少なくなる
って言うことじゃないですか? (。´・ω・)?

実はそうなんですね

そこで必要になってくる数値が
”ガイドナンバー” と言うことになりますけど

”GN” と略される事もあります

このガイドナンバーは
どのくらいの絞りが適正露出になるかの目安なんですけど

ISO感度は100,距離は1mと
決められているんですね

なので、ガイドナンバー(GN)
6(ISO100/m)

と言うのはISO感度は100に設定して
絞りF6はありませんのでF5.6に合わせて
1mの距離の被写体が適正露出に近いとなるんですね

近い
なので完璧ではありませんけど
1mを測って厳密に距離を取っていませんし

色や質、周囲の明るさによって微妙に違いますから
露出補正と言う機能で微調整することもできるんですね

で、
距離が2mだったらどうなるのか?

って言うと
半分のF3が適正露出になりますから

近い数値のF2.8に
設定すれば良い事になります

えっ!
シャッター速度は関係なのかって?

関係ありますけど
事情があってカメラの方で固定されてしまいます

通常は光は光り続けて
辺りを照らしていますけど

ストロボ光は一瞬の光ですから
シャッター速度が速すぎると

シャッター幕が写りこんで光が切れてしまう
”ケラレ” と言う現象が起きてしまうんですね


上はお借りしてきた写真ですけど
ストロボの光が下半分が切れて切れていますね

周囲は自然光で
照らし続いていますので写っていますけど
ストロボ光の下半分がなくなっています

外部ストロボの場合も
カメラとストロボが連絡し合って
シャッター速度を決めています

そう言う事情があるので
対応機種が決められていたりするんですね

α6000の場合は
シャッター速度優先モードで
シャッター速度を調整できますけど

ストロボをポップアップしていなければ
シャッター速度は1/4000秒まで使えますけど

ポップアップした途端に
1/160秒までしか使えなくなります

外部ストロボの場合は
内臓ストロボより多機能で細かな設定もできますけど

まずは内臓ストロボに
コピー用紙フィルターやティッシュフィルターに
チャレンジしてみてください

ちなみに
ポップアップストロボ用減光フィルターも買ったことがあります

 


こちらはポップアップの形状から
使えなかったんですよね (´;ω;`)

こちらは使っていませんけど
レンズにはめて使うタイプです

 

 

 


これならポップアップ式でなくて
レンズの胴にはめ込まれるタイプでも使えそうですね

より多機能なストロボや
アクセサリー類が使いたくなれば
外部ストロボも考えてみるもの良いと思います

σ(・_・)愛用で気に入っているのは

こちらのニッシンI40の
Sony用

 

 

 

 


ムービーライトの機能もありますから
メチャ多機能ですよ


さてさて
ストロボのお話しは終わりにして

そろそろ構図のお話しにしましょうか

これはミラーレスやデジイチに限らず
スマフォのカメラでも使えます

元々は絵画での手法で
”Rule Of Thirds(ルール オブ サーズ)”

日本語では ”三分割法” って言います

画面を縦横に三分割して
縦または横の線か、交点を目安に構図を決める方法なんですね


そうなんです
最初にマリリンちゃんの登場した画像も

実は三分割法で撮っています

18世紀終盤に
風景画の構図として配置を考えるために用いられたんですね

250年ものあいだ
絵画や写真だけでなく動画にも用いられてきたテクニックですけど

難しくないんですけど
ちょっとコツがあるんですね

やみくもに1/3の位置に配置するのではなくて
被写体の前に当たる方向に空白が来るようにします

どう言うことかって言うと
反対に前を詰めた配置にすると

いかがです?
なんか間の抜けた絵になっちゃいますね (;^_^A


マリリンちゃんの向いている方を
広く取ると

どうです


マリリンちゃんの向いている方に
何かがあるのか? 誰かがいるのか?

みたいにストーリーが生まれてきませんか?

これはお借りしてきた画像ですけど
三分割法のお手本のような画像ですね


縦の配置(横線)は
水平線が下側の横線くらいに

左側の上の交点に
二人の顔が位置するようになっていますね

こちらもお手本のようですね


水平線を下側の横線に合わせ
空を広く取った絵です

慣れない人がカメラを使うと
特に人物などは顔を真ん中に写そうとしますね

俗に言う ”日の丸構図” ですけど

あえて三分割法で前を詰めることで
ストーリーが成立する場合もありますし

日の丸構図でも
充分にバランスが取れる場合もあります

言ってみれば
その場合は三分割法より難しい構図と言えますが

正面から人の顔を写しても
目の高さを上側の横線に合わせるだけでバランスが良くなりますよ

これなんて日の丸構図の典型ですけど
波打ち際と水平線が上下の横線に近いのでバランスが良いですよね


三分割法でバランスの良い
写真を撮ってみましょう

あ!
Instagramなどでは

画像が真四角になりますから

縦方向(横線)だけでも
バランスが良くなりますよ

それに
カメラによっては ”グリッド機能” があって

グリッドって言うのは格子の事で
三分割法のグリッドがモニターやファインダーに表示される機能もあるんですね

あと、気を付けたいのは
”首切り構図” や ”腹切り構図” とか

”串刺し構図” や ”目刺し構図” はNG
って言われますけど

首やお腹の辺りに背景の線が入った構図とか
頭から何か生えたように背景が入ったり、目に線があると

目に何か刺さって見えて見苦しいって言うことです

首切り構図には
もうひとつあって

人物の顔が首のラインまでしか
写っていないものですね

正面から日の丸で人物の顔を大きく写すなら

胸の辺りで切って、頭も少し上が切れるくらいだと
目の高さが

上側の横線に合いますからバランスが良いんですね α(・_・)


さて、構図とはちょっと外れる感じもありますけど

べた踏み坂ってご存じですか?
全力坂とも呼ばれていますけど


まるで垂直に切り立ったような坂に見えますよね Σ(・ω・ノ)ノ!

軽自動車のCMで使われた坂で
この急な坂をパワフルにビュンビュン登っていく

そんなイメージのCMだったと思います

でも、ちょっと角度を変えて
この坂を写すとこんな感じになります


あれ?

なんかさっきより
坂の傾斜がきつくないですね

川(?)のそばの道で
コンビニのすぐ先から坂があるように見えますけど

GoogleMapで位置関係を見てみると
コンビニの看板は丸印、坂の上りはじめは星印で坂の頂上は三角です


実はここは島根県にある ”江島” と言う島で
坂は鳥取県とつないでいる ”江島大橋” なんですね

江島から対岸の鳥取県までは
500mほど離れていて

下を大型船舶が通行できるように
高さは45mもあるんですね

川と思ったのは海岸だったんですね Σ(・ω・ノ)ノ!

実際に距離を測ってみると

岸から坂の始まりまで290m
坂の始まりから頂上まで780m
岸から頂上までは1,070mあります

で、どうやって撮ったのかって言うと
江島の南側にある大根島からなんですね Σ(・ω・ノ)ノ!


撮影ポイントから
江島大橋頂上まで3.2kmありますから

撮影ポイントと思われる辺りから
GoogleMapのストリートビューで見てみると

こんな感じです


赤い矢印が江島大橋です (;^_^A

今度は江島大橋の上り口の
少し手前から写した写真です


なんか普通に長い坂
って言う感じですね

大根島から3km以上も離れた場所を写すことで
”圧縮効果” を使ってものすごい急坂に見せていたんですね

圧縮効果って言うのは

遠くのものを望遠レンズで拡大して見たときに
手前と奥の距離が圧縮され、近接して見える現象なんですね

江島大橋も構造物の距離感が詰まって見えるので
急な坂に見えるんですね

この現象を利用して
離れた位置から大勢の人を写すと人と人の間隔が詰まって見え

賑わいを演出することが出来るんですね


今年4月7日にCOVID-19(新型コロナウィルス)
感染拡大によって緊急事態宣言が発令しましたが

その前から三密を避けるようにと
指導がされていましたけど

緊急事態宣言発令後も都内
丸の内オフィス街では密集した出勤だと報道されました


これは望遠レンズを用いた
圧縮効果で撮影された画像なので事実ではなく捏造だ

などと色々と問題になりましたね (;^_^A

まぁ~
実際には間近で撮影できないとか

ある程度の演出も期待して

300mmくらいの望遠レンズで遠方を写したんでしょうね

 

誇大表現とは言われそうですけど

捏造とは言えないでしょうね

 

この報道の撮影場所は特定していませんけど

 

横断歩道があって

白い線が9本確認できます

 

実際には10本か

もしかしたら11本ですけど

 

横断歩道の白線は45cmで

線のない黒い部分も45cmですから

 

この横断歩道は

白が9本、黒が10本となり8.6mだろうと考えられます

 

足の位置から渡り切っただろう女性に赤い矢印

これから渡るのだろう女性に青い矢印を示してみました

 

すると、間に男性が1名いますので

それぞれは3m以上離れていると思えますね

 

そして

横方向ですけど目印が無いように見えますけど

 

人の肩幅は大体40cmくらいですね

 

ちょうど肩幅の確認できる男性がいましたので

その男性の肩幅に青い線を引き

 

線をコピーして黄色と交互に並べると

 

黄色が5本と青が4本と2/3になりましたから

線の数は9.6本が歩道幅になりますね

 

9.6×0.4=3.84ですから

約4mの歩道幅

 

横に一直線に並ぶ人がいませんけど

 

青い線を付けた男性の右のマスクをした男性は

70cmほど離れていると思えますが

 

前後の距離もありますので

1.5m~2mほど離れていると思えます

 

画像からは密に見えていても

意外と離れていることがわかると思います

 

圧縮効果は遠くのものを望遠レンズで拡大して見たときに

手前と奥の距離が圧縮され、近接して見える現象であって

レンズの焦点距離による特性ではないんですね

 

反対にワイドレンズで近くを写した場合は

遠近感が誇張される ”パース” と言います

 

パースは、英語のパースペクティブ(Perspective)の略で

遠近感とか遠近法と言う意味になります


広角や超広角レンズでは広範囲を写すことができるので
パース(遠近感)を強調させやすくなります α(・_・)

圧縮効果で人の賑わいを表現するのとは逆に
空間の広大さを表現できることになりますね

さて
長々とお付き合いくださり
ありがとうございました m(ーー)m

最後に今回のお話をまとめた写真を1枚


あ!
失礼 (;^ω^)

ストロボ忘れちゃいました (;^_^A

ポップアップストロボに
ティッシュフィルターも使って1枚


この夏も
COVID-19(新型コロナウィルス)の
感染拡大防止としてマスクが外せませんでしたけど

これから寒さも厳しくなります

とは言え
家の中で閉じこもっているわけにはいきません

健康な身体を維持するには
運動も必要になります

カメラを持って
お散歩なんて手ごろな運動だと思うんですよね


COVID-19
もうしばらく長引きそうですけど

健康維持に努めて
みなさん一緒に乗り切りましょうね (^O^)/


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