みなさんそろそろ
お正月のごちそうには飽きちゃったんじゃないでしょうか (;^_^A
膵炎などで脂質制限のある方は
どうしてもお肉は鶏胸肉やササミが中心になると思いますけど
豚肉や牛肉にも
それぞれ栄養価ではメリットがあるんですよね
牛肉には鉄分が多いので
赤身肉を薦める医師の方も多いようですね
牛の脂身は特に消化(分解)しにくいので
膵炎には負担が大きくなってしまいますけど
赤身肉なら
と、言うことでしょうね
豚肉はヴィタミンB群が豊富ですので
膵炎で疲れやすと言う方にオススメしたいんですけど
やはり豚肉と言うと
脂身の問題があることと
ヴィタミンB群は
短時間にたくさん摂ってもすぐに排出されてしまいますので
少量を定期的にと言うのが良いみたいですね
ヴィタミンB群は ”代謝ヴィタミン” とも呼ばれ
生きるためのエネルギーを作るのに欠かせない栄養素なんですね
ヴィタミンB1は体や脳の疲労回復に役立ち
ヴィタミンB2、B6は皮膚・毛髪・粘膜・爪などの
細胞を再生させる働きを助けるんですね
実は今日は
豚丼なんですけど ( ̄ー ̄;
豚丼と言うと
もう20年近くになりますけど
”BSE(Bovine Spongiform Encephalopathy=牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう))” の
影響で日本中の牛丼チェーン店から牛丼が消えてしまった事があったんですね
各チェーン店からは代替えメニューとして ”豚丼” が提供されましたけど
豚丼は牛丼の代わりとして考案されたものじゃなくて
北海道開拓時代に
帯広で考案された料理なんですね Σ(・ω・ノ)ノ!
各チェーン店で色々とアレンジしたりしていましたけど
今では輸入牛も安定して供給されてきましたので
牛丼チェーン店でも牛肉が安定供給されてきて
牛丼は安定していて
今では廃れてしまった感がありますね
豚丼は旧ブログの頃から
何種類かご紹介していましたけど
現在は今回の作り方が
一番美味しいかな
もともとは ”ゴマサバの甘酢あん” を投稿した Cookpad へ
つくれぽ をくださった方がアレンジしたものなんですね
摂食障害を克服したご夫婦で
そちらのブログ(現在は閉鎖)にご紹介されていたものを
膵炎向けにアレンジしたものです
こんな感じ ↓
使った材料(2食分)は
ご飯 2人前・豚細切れ 150g・玉ネギ 1・万能ネギ 適量・
しょうゆ 大さじ1・みりん 大さじ1・酒 大さじ1・顆粒コンブだし 1/2スティック
買ってきた細切れは
これ
細切れ肉って言うのは
お肉屋さんでロースとか肩とか
部位ごとに正肉(しょうにく=部位に分けて整えたもの)を
スライスした時の切れ端などを量り売りにしたものですから
部位ごとにまとまっている場合が多いんですね
バラ肉の部分なら
ほとんどがバラ肉になっているんですね
買ってきたものは
ほとんど肩肉か肩ロースの部分です
輸入肉の場合
脂身はかたまっているものが多く
国産のものは
サシ(霜降り脂)のものが多かったりします
これは和牛から始まったものなんですけど
肉食の歴史の長い欧米と日本では
考え方が違うんですね
欧米では脂身ごと焼いて
脂身は外しながら食べる場合が多いんですね
極端に言えば
脂身は焼くときの脂で食べるものではない
って言う感じです
なので膵炎にとっては
脂身を外して使いやすいと思っているんですね σ(・_・)
食べやすい大きさに切りながら
脂身は切り取っちゃいます (;^_^A
ロース肉でしたら
皮下脂肪とバラ肉につながる部分にかたまっていますし
もも肉や肩ロースも
ほとんどが脂身がまとまっていますから切り取りやすいんですね
特にオススメしたいのは
赤身のもも肉なんですけどね ( ̄ー ̄; ヒレとか?
玉ネギは櫛切りに切ります
軽く手でほぐして
広げるようにフライパンに広げます
フライパンに玉ネギを広げて
豚肉をかぶせるようにしてフタをして弱めの中火を点けます
さて焼けるまでに
タレを作りましょうか
小さめな容器にコンブだしを入れます
酒を加えて
あ! 酒を手元に置きたくないなど
お持ちでない場合には水で代用してくださいね
みりんも加えます
しょうゆを加えて
よく混ぜて溶かしておきます
弱めの中火で2~3分蒸し焼きにすると
豚肉も少し色が変わってきますので
少し火を強く(中火)して
調味料を全部入れます
水をカップ1/2加え
時々混ぜて煮込みます
水分が1/3くらいになればOK
丼にご飯を盛って
半量をのせたら刻んだ万能ネギを散らして出来上がりですよ (^O^)/
玉ネギ多めがメチャウマです ( ̄~; ̄) むまっ
さてさて気になる脂質は
豚肉も部位によってずいぶんと脂質率が違います
今回使った部位は肩肉のようですけど
皮下脂肪なしのロース肉でも16%と言うのは
これがロース肉の写真ですけど
皮下脂肪は緑の枠内で
切り取っても赤丸の部分が残る
って言うことでしょうね
中間的な数値の肩ロース赤肉(大型種)を元に
考えてみましょうか
少し脂身が残ったとして
7.8%を10%として計算してみますね
使った量は150gですから
脂質は15g
玉ネギの脂質は0.1%
1個の重量の平均は188gなので
脂質は0.188g
合計では15.188g
2食分ですから
1食分では7.594g
ご飯は0.3%の脂質で
丼ご飯として300gですから
脂質は0.9g
1人前では
脂質8.494g
多めに繰り上げて9.5gですかね
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