豚丼 | ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

2009/11/02 慢性膵炎および仮性膵嚢胞で入院&手術をしました。
退院後は膵炎での脂質を抑えた食事などを紹介していますが内容は、
マンネリ化しやすい制限食のバリエーションの積りです
独身の男性にも作りやすいよう心がけています

みなさんそろそろ
お正月のごちそうには飽きちゃったんじゃないでしょうか (;^_^A

膵炎などで脂質制限のある方は
どうしてもお肉は鶏胸肉やササミが中心になると思いますけど

豚肉や牛肉にも
それぞれ栄養価ではメリットがあるんですよね

牛肉には鉄分が多いので
赤身肉を薦める医師の方も多いようですね

牛の脂身は特に消化(分解)しにくいので
膵炎には負担が大きくなってしまいますけど

赤身肉なら
と、言うことでしょうね

豚肉はヴィタミンB群が豊富ですので
膵炎で疲れやすと言う方にオススメしたいんですけど

やはり豚肉と言うと
脂身の問題があることと

ヴィタミンB群は
短時間にたくさん摂ってもすぐに排出されてしまいますので

少量を定期的にと言うのが良いみたいですね

ヴィタミンB群は ”代謝ヴィタミン” とも呼ばれ
生きるためのエネルギーを作るのに欠かせない栄養素なんですね

ヴィタミンB1は体や脳の疲労回復に役立ち

ヴィタミンB2、B6は皮膚・毛髪・粘膜・爪などの
細胞を再生させる働きを助けるんですね

実は今日は
豚丼なんですけど ( ̄ー ̄;

豚丼と言うと
もう20年近くになりますけど

”BSE(Bovine Spongiform Encephalopathy=牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう))” の
影響で日本中の牛丼チェーン店から牛丼が消えてしまった事があったんですね

各チェーン店からは代替えメニューとして ”豚丼” が提供されましたけど
豚丼は牛丼の代わりとして考案されたものじゃなくて

北海道開拓時代に
帯広で考案された料理なんですね Σ(・ω・ノ)ノ!

各チェーン店で色々とアレンジしたりしていましたけど

今では輸入牛も安定して供給されてきましたので
牛丼チェーン店でも牛肉が安定供給されてきて

牛丼は安定していて
今では廃れてしまった感がありますね

豚丼は旧ブログの頃から
何種類かご紹介していましたけど

現在は今回の作り方が
一番美味しいかな

もともとは ”ゴマサバの甘酢あん” を投稿した Cookpad へ
つくれぽ をくださった方がアレンジしたものなんですね

摂食障害を克服したご夫婦で
そちらのブログ(現在は閉鎖)にご紹介されていたものを

膵炎向けにアレンジしたものです

こんな感じ ↓


使った材料(2食分)は
ご飯 2人前・豚細切れ 150g・玉ネギ 1・万能ネギ 適量・
しょうゆ 大さじ1・みりん 大さじ1・酒 大さじ1・顆粒コンブだし 1/2スティック

買ってきた細切れは
これ


細切れ肉って言うのは
お肉屋さんでロースとか肩とか

部位ごとに正肉(しょうにく=部位に分けて整えたもの)を
スライスした時の切れ端などを量り売りにしたものですから

部位ごとにまとまっている場合が多いんですね

バラ肉の部分なら
ほとんどがバラ肉になっているんですね

買ってきたものは
ほとんど肩肉か肩ロースの部分です

輸入肉の場合
脂身はかたまっているものが多く

国産のものは
サシ(霜降り脂)のものが多かったりします

これは和牛から始まったものなんですけど

肉食の歴史の長い欧米と日本では
考え方が違うんですね

欧米では脂身ごと焼いて
脂身は外しながら食べる場合が多いんですね

極端に言えば
脂身は焼くときの脂で食べるものではない

って言う感じです

なので膵炎にとっては
脂身を外して使いやすいと思っているんですね σ(・_・)


食べやすい大きさに切りながら


脂身は切り取っちゃいます (;^_^A


ロース肉でしたら
皮下脂肪とバラ肉につながる部分にかたまっていますし

もも肉や肩ロースも
ほとんどが脂身がまとまっていますから切り取りやすいんですね

特にオススメしたいのは
赤身のもも肉なんですけどね ( ̄ー ̄; ヒレとか?


玉ネギは櫛切りに切ります


軽く手でほぐして
広げるようにフライパンに広げます


フライパンに玉ネギを広げて
豚肉をかぶせるようにしてフタをして弱めの中火を点けます



さて焼けるまでに
タレを作りましょうか

小さめな容器にコンブだしを入れます


酒を加えて


あ! 酒を手元に置きたくないなど
お持ちでない場合には水で代用してくださいね

みりんも加えます


しょうゆを加えて


よく混ぜて溶かしておきます


弱めの中火で2~3分蒸し焼きにすると
豚肉も少し色が変わってきますので

少し火を強く(中火)して
調味料を全部入れます


水をカップ1/2加え
時々混ぜて煮込みます


水分が1/3くらいになればOK


丼にご飯を盛って
半量をのせたら刻んだ万能ネギを散らして出来上がりですよ (^O^)/

玉ネギ多めがメチャウマです ( ̄~; ̄) むまっ


さてさて気になる脂質は

豚肉も部位によってずいぶんと脂質率が違います


今回使った部位は肩肉のようですけど
皮下脂肪なしのロース肉でも16%と言うのは

これがロース肉の写真ですけど


皮下脂肪は緑の枠内で
切り取っても赤丸の部分が残る


って言うことでしょうね

中間的な数値の肩ロース赤肉(大型種)を元に
考えてみましょうか

少し脂身が残ったとして
7.8%を10%として計算してみますね

使った量は150gですから
脂質は15g

玉ネギの脂質は0.1%
1個の重量の平均は188gなので
脂質は0.188g

合計では15.188g
2食分ですから
1食分では7.594g

ご飯は0.3%の脂質で
丼ご飯として300gですから
脂質は0.9g

1人前では
脂質8.494g
多めに繰り上げて9.5gですかね


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