はんぺんレシピ6品 前半 | ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

2009/11/02 慢性膵炎および仮性膵嚢胞で入院&手術をしました。
退院後は膵炎での脂質を抑えた食事などを紹介していますが内容は、
マンネリ化しやすい制限食のバリエーションの積りです
独身の男性にも作りやすいよう心がけています

膵炎に限らず
消化器系の内臓疾患には

はんぺんってオススメなんですよね

とは言え
普段は仕事で体力を使うので

少々重めな食事が多いんですよね σ(・_・)

旧ブログでは
はんぺんの特集のような記事をご紹介したことがあるんですけど
はんぺんレシピ6品 2016-06-05 (別窓で開きます)

ごんのブログ(慢性膵炎日記)も
旧ブログから数えて10年目

ちょっと
はんぺんレシピをリメイクしたり新作も加えて

再びのはんぺん特集にしてみました (^^ゞ

今日は3品づつ
前半と後半の2記事になりますよ о(ж>▽<)y ☆


まずは
”グリーンピースのはんぺんバーグ” ですけど

以前ご紹介したときは
低脂肪タイプのシュレッドチーズをのせて焼いて

チーズの塩分でいただきましたけど

今年元日にご紹介した
柚の香のみぞれ雑煮をベースにしたソースを作ってみました
柚の香のみぞれ雑煮 2019-01-01 (別窓で開きます)

今回はチーズもなしにして
焼き方もノンオイルでクッキングペーパーを使って焼き

さらに低脂質に仕上げてみました

こんな感じ ↓


使った材料(2食分)は
はんぺん 大判1枚(100g)・グルーンピース缶 1缶(55g)・鶏胸挽肉 50g・
大根 1/4・顆粒コンブだし 1/4スティック・しょうゆ 小さじ1・塩 適量・片栗粉 小さじ1・
フリーズドライ柚皮 1カケ


グリーンピースを固形分だけすり鉢にあけます


柔らかく仕上げるなら
中火で10分ほど茹でて柔らかくしてもOK


大豆と違って
グリーンピースは脂質も低くて


55gの1缶で0.4gの脂質なんですね

グリーンピースをすりつぶします


すりつぶしたら
鶏胸挽肉を加えます


少量だけなのでムダをなくすために
パラパラにほぐれている冷凍の挽肉も売っていますよ (;^_^A 西友で買った


冷凍品なら解凍してドリップを捨てて加えてくださいね

ビニールに入れたら
塩をひとつまみ加えます


全体をよく混ぜます


言ってみれば
挽肉がつなぎの役目なんですね

ビニールにはんぺんをちぎって加えます


ビニール越しにすりつぶすように
よく混ぜます


多少はムラになった感じで良いので
ラップ等に取って

形を整えたら
フライパンにクッキングシートを敷いてのせます


油は使わず
このまま中火を点けます


フタをして蒸し焼きにしますけど


水分がある程度逃げるように少しズラしておきます


片面に焼き目が付いたら返します


芯まで充分に火を通したいので
返した後もズラしてフタをのせて蒸し焼きにします



さて
ソースにかかりましょうか

大根をおろして軽く絞って
汁を小さめの鍋に入れます


本来なら生の柚を絞って
絞り汁を小さじ1ほど入れたいんですけど・・・

フリーズドライの
柚皮を使うことにしました (;^_^A


たくさんは使いません
皮の1かけを包丁の背で叩いて砕きます


細かく砕いた柚皮を大根の汁に加えます


ちょっぴり柚の風味を付けたいだけなので
柚子風味の味付きポン酢をしょうゆの代わりに加えても良いですよ


コンブだしを加えます


しょうゆも加えて


水を1/2カップ加えます


片栗粉を加えて


塩も小さじ1/2ほど加えます


よく混ぜたら
はじめて中火を点けます


マメに混ぜてとろみが付いてきたら
絞ったおろし大根を加えます


よく混ぜて


とろみが劣化しないように
弱火にしてしばらく煮ます (;^_^A 時々混ぜてね


ところどころから
ボコボコっと泡がたってきたら


混ぜながら1分ほど煮ます


はんぺんバーグも返した面にも焼き目が付いたら
お皿に盛って、ソースをかけたら出来上がりですよ (^O^)/

今回はボリューミーに仕上げたかったので
2人前を2個で焼きましたけど

1人前を3つくらいに分けて焼いてもOK


さてさて気になる脂質ですけど

はんぺんの脂質は0.4%


100gのはんぺんを使いましたので
脂質は0.4g

鶏胸挽肉ですけ胸肉だけなら1.9%ですが
皮がどのくらい入っているかが不明ですよね
皮付きでは12%近くなりますから
5%として50gの使用で
脂質は2.5g

グリーンピースの脂質は


本分で説明しましたけど
製品の成分表から55gの1缶で
脂質は0.4g

他の野菜類はまとめて1gの脂質として

合計では4.3gの脂質
2人前ですから
1人前では2.15g
繰り上げて1食分

2.5gですかね


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2品目は
”はんぺん雲丹焼き” ですけど

元々は母の好物だった
はんぺんのバター焼きに雲丹醤油を塗ったものなんですけど

バターを減らしたり
色々と工夫して旧ブログで何度かご紹介していたんですね
はんぺんのウニ焼き (アメモニに参加中) 2011-02-18 (別窓で開きます)

はんぺんの雲丹焼き 2015-07-28 (別窓で開きます)

実は先日ご紹介しました
雲丹のクリームパスタも
雲丹(ウニ)のクリームパスタ 2019-12-06 (別窓で開きます)

雲丹って意外と脂質が低い
って言うことに気がついてなんですけど

焼き方を工夫すれば
はんぺんの雲丹焼きもおすすめメニューにできるんじゃないかって思って

思いっきりリメイクしてみたんですね

こんな感じ ↓


使った材料は
はんぺん 大判1枚(100g)・
瓶雲丹(練雲丹など) 小さじ1/2(2.5g)・しょうゆ 小さじ1/2


はんぺんは半分に切ってから
はすに4つに切ります


フライパンにクッキングシートを敷いて
はんぺんを並べて弱めの中火を点けます


焼き目が付いたら返します


では雲丹醤油を作りましょうか

用意した瓶雲丹は
これ


そう
雲丹のクリームパスタで使ったものです (^^ゞ

結構塩っぱいので
なかなか減らないんですよね (;^_^A

小さじ1/2程を
スプーンの背ですくい取ります


スプーンの背で取るのは

瓶雲丹はとてもネットリしていますから
スプーンの背で取ると楽なんですね

すくうのに使ったスプーンで練りながら
しょうゆを少しづつ加えます


しょいゆと瓶雲丹はほど同量で練り溶きます


はんぺんの両面に焼き目が付いたら
片面に雲丹醤油を塗ってお皿に盛って出来上がりですよ (^O^)/


さてさて気になる脂質ですけど

まず Glico さんで確認してみると


はんぺんの脂質は1%で生ウニは4.8%なのに
粒ウニは5.8%で、練りウニは2.9%の脂質なんですね Σ(・ω・ノ)ノ!

なんでこんな事が起こるかって言うと

Glico さんのデータベースは
日本食品標準成分表2015年度版(七訂)で

追補2018年に改訂された成分値を使っているんですね

つまり
2015年度の前年の標準的な食品を抜粋して

平均的な栄養成分を網羅して
2018年に部分的な改定がされたものなんですね

はんぺんは元々が
原料はサメで種はネズミザメが主だったんですね

剥いた皮はヤスリやおろし金の材料にしますけど
身のお肉を擦って山芋と塩を加えて茹でたものです

サメの脂質は0.4%くらいですから
これはタラやグチなど他の魚を混ぜたか他の魚で作られたはんぺんでしょう

サメの種によっては20%近い脂質のサメもいますけど
練り物には脂質の低いものしか使えないんですね

言い換えると
揚げていない練り物は脂質はものすごく低くて膵炎には安心って言えるんですね


問題なのはウニですね

生ウニは漢字で  ”海栗” と書くのが本当で
栗のイガのような姿からですね

しかし、塩ウニとかに加工されると
”海胆” とか ”雲丹” と書きます

瓶ウニの原料は
塩ウニですけど塩をして日持ちさせるとともに

水分を抜いて
味を濃くするためなんですね

この塩ウニをアルコールなどで
練り伸ばしたのが瓶詰めの練ウニなんですけど

アルコールの量を減らしたものを
粒ウニなどと呼んでいるんですね

厳密な規格はありませんので
メーカーごとの規格でグレードの高い方を粒ウニ

普及版が練ウニと言うわけです

水分を抜いて味を濃くした塩ウニが原料ですから
生ウニより脂質の高いものはかなり高いグレードのもので

一般的な普及版は
元の生ウニよりも伸ばしたグレードの低いものがデータベースに使われていると言うわけですね


瓶雲丹は製品の成分表からは
55g当たり1.8gの脂質ですから約4%ですから

練ウニよりも少し高いグレードのものを使ったことになります

使った量は小さじ1/2ほどですから
3gとして脂質は0.12g

はんぺんの脂質は0.4%
100gのはんぺんを使いましたので
脂質は0.4g

合計では0.52gの脂質ですから
全部食べても繰り上げて
1gですかね (^^ゞ


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3品目は新作で
”はんぺんのネギとチーズのはさみ焼き” です

こんな感じ ↓


使った材料は
はんぺん 大判1枚(100g)・長ネギ 1/2・低脂肪スライスチーズ 1/2枚・
焼き鳥のタレ(蒲焼きのタレでも良い) 小さじ1


チーズは、オススメなのが
この脂肪分25%カットですね (≧∇≦)b


脂質は
製品の成分表示から


1枚の脂質は2.9gですから
脂質率では16.1%


スライスではなく、シュレッドチーズなら
これ


脂質は
製品の成分表から


16.5%

一般的なスライスチーズの重量は
1枚で、だいたい18gなんですけど

脂質は25%~28%って言うのが多いんですね

18gのスライスでは
脂質は4.5g~5.0gですね

シュレッドチーズなので
カレースプーン(ほぼ大さじ1)で取って計ってみると


7.5gですから
大さじ1で7.5gと考えて良いですね


大さじ1をスライスチーズ1/2枚と考えて良いですね


ネギは細めのものがオススメで
一般の白ネギでも良いんですけど

軟白ネギや九条ネギならベストかな

ネギを5mmくらいの薄めの小口に切ります


耐熱の器に入れてラップをかけ


30秒ほどレンチンします


チーズはスライスを使いましたけど
三角に半分に切って


さらに三角の半分に切ります


はんぺんは三角に半分に切って
切り口を切り開いて袋状にします


はんぺんの袋に1/4に切った
スライスチーズを1切れ入れます


レンチンしたネギも詰めます


フライパンにクッキングシートを敷いて
はんぺんをのせて弱めの中火を点けます


焼き目が付いたら返します (;^_^A ちと焼きすぎた


両面に焼き目が付いたら
詰めたネギに焼き鳥のタレを小さじ半分かけてお皿に盛って出来上がりですよ (^O^)/


さてさて気になる脂質ですけど

使ったチーズはスライスで
製品の成分表から
1枚の脂質は2.9gですけど
使った量は半分ですから
1.45gの脂質

はんぺんの脂質は製品の成分表から0.4%
100gのはんぺんを使いましたので
脂質は0.4g

ネギの脂質は0.1%
使った量は約50gですから0.05g

合計では1.9g
1枚分で全部を食べても
繰り上げて2gの脂質ですかね (^^ゞ


あ! この後ももう1記事
後半がありますから・・・

お嫌でなければ
お読みくださいね (;^_^A


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