稔る田

各地で稲刈りが行われていると思いますけど

機械化されても
お米の収穫と言うのは日本の風物詩ですね

子供のころ育った三浦では
水田は見なかったと思いますけど

周りは大根畑かキャベツ畑
もっとも多いのがスイカ畑　(^^ゞ

はじめて水田を見たのは
中学に入った頃で

東京の日野市に転居した時だった

家の近くに三反
通りを挟んで奥に入ると五～六反あったんですね

３８年前に
はじめて新潟へ行った時は壮観でしたね

行けども行けども
田んぼだらけ　(;^_^A

当時の友人が長岡の山の中
蓬平（よもぎひら）が実家とのことで

何度か遊びに行きましたけど
日本の原風景と感動しました

あの風景を・・・

そう思っても
関東では中々見ないだろうと思ったのですが

巾着田のすぐそばを過ぎて
飯能市の山の中を進みます

これでも国道で
横には ”高麗川（こまがわ）” が流れています

この辺りまでくると高麗川も渓流なので
水の流れも清々としている

秋の花に目を奪われながら
正丸駅を越える

帰りは正丸駅でそばでも・・・

なんて考えていると
正丸トンネルが見えてくる

昭和５７年（１９８２年）トンネルが開通する前には
よくこの峠に遊びに来たんですけど

トンネル開通と同時に開通した現国道２９９は
トンネルの手前から現在は市道になった旧Ｒ２９９の正丸峠への入口がある

実は最近も時々ですけど
正丸峠には遊びに来ていますが

トンネルの手前の飯能市側までで
トンネルの向こうの横瀬町にはほとんど行ったことがない

国道横の川は飯能側の高麗川に変わって
横瀬川が流れます

そばの祠は
山の神様でしょうか

芦ヶ久保の駅を越えた辺りから
山道に入る

名も知らぬ花に心を奪われ

この時期にあじさいかと思い
近づくとまったく違う花でした　(^^ゞ

山肌の削られた山は ”武甲山” ですね

北側斜面は、石灰岩の採掘が行われているんですね

なんて思ってたら・・・　Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！

こんなのも
ありましたよ　( ´艸｀)

山道を下っていくと
急に目の前がひらけてくる

最初に歓迎してくれたのはアゲハチョウ

いや、ただのお食事中ですね　(;^_^A

駐車場で
歓迎してくれるのが案山子ですね　(￣ー￣；

ここは埼玉県内最大級の棚田のある ”寺坂棚田” です

この棚田は鎌倉時代の棚田を再現された
比較的新しい棚田なんですね

あえて山道から入ってきましたけど
最寄りの ”横瀬駅” から徒歩でも訪れることができますよ

今は彼岸花も見頃で
駐車場付近には白い彼岸花も咲いていました

棚田の中に東屋も有り
この日は絵を描く方もいらっしゃいましたよ

あぁぁぁ
これこれ、これこそ日本の原風景だなぁ～

棚田の東側の山は丸山
この山を越えてきたんですね　(^^ゞ

今どき ”稲架掛け（はさかけ）” なんて
めったに見られませんよ　ヽ((◎д◎　))ゝ

下側から見ると
棚田の段々がハッキリしますね

寺坂の棚田は、鎌倉時代に作られ
稲作が行われてきたんだそうです

最近まで休耕田が多かったそうですけど

４団体が合同で、自然や農業の重要性から
歴史と伝統ある寺坂棚田の将来に向けた保全をはじめ

再現されたんですね

寺坂棚田を紹介するＨＰなどもたくさんありますし
寺坂棚田の四季　（別窓で開きます）

田植えなどの体験学校なども行われています
寺坂棚田学校　（別窓で開きます）

棚田とは言っても
観光施設ではないんですよね

農家の方々の生活の場でもあり
収入を得る大切な水田ですから

無料で公開されていますが
ルールとマナーを守ってくださいね

ほら
今年の稲穂がズッシリと稔っていますよ　(＝⌒▽⌒＝)

もうじきすべて刈り取りが終わり
木枯らしが吹けば大地も眠りの季節に

さぁ、そろそろ・・・

あ！　このレンズも持ってきてたっけ　(;^_^A　MINOLTAね

さぁ～
帰ろっと

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