なかなか進まない…
9月30日、旅の21日目です。
きょうは、道東の厚岸町(赤←)から白糠町(青↑)に移動しました。
昨晩は、道の駅「厚岸グルメパーク」で車中泊でした。
夜明け前にトイレに起きて、2度寝をしたら、いつもより1時間くらい遅い起床になってしまいました。
道の駅からは厚岸湖を見下ろすことができました。↓
慌てて車内で朝食を済ませ、車内を片付けて出発したのは、9時を過ぎてしまいました。
近頃は起きてから行先を決めることもあり、どうしても出発が遅くなりがちです。
最初に、厚岸町役場を表敬訪問した後、アト君に給油をしてから、海岸沿いを走る道道123号「太平洋シーサイドライン」東に進み、霧多布(きりたっぷ)岬を目指しました。
本当は、昨日、岬に行ってから道の駅に行く予定でしたが、遅い時間になっていたため、パスしてしまったのです。
ということで、昨日通った方向に戻る形になりました。
途中、道路の脇に藻散布沼がありました。↓
すぐ隣には、日散布沼がありました。↓
どちらの沼もアイヌ語に漢字をあてたようで、読み方はわかりません。
マイナーな沼なので、観光客は皆、通り過ぎると思います。
そして、琵琶瀬展望台に寄り、霧多布湿原の南側にある琵琶瀬を眺めました。↓
南側を見ると、太平洋が見えました。↓
浜中町役場を訪問した後、やっとの霧多布岬に到着しました。
駐車場から岬の先端までは、こんな遊歩道を歩いて行きます。↓
途中、崖から海面を撮影している人がいたので、同じ方向を見るとラッコが海面に浮いていました。↓
高性能カメラではないため、ゴミが浮いているようにしか撮影できませんでした。
ほぼ岬の先端が見えてきて、この辺りで引き返そうかと思いました。↓
高所恐怖症の自分は崖のようなところ苦手ですが、この遊歩道は柵が高くしっかりしていて↓、あまり恐怖を感じなかったため先端を目指しました。
これが岬の先端の風景です。↓
どこの岬でも見られるような景色と言ってしまえばそれまでです。
それなのに、なぜ先端を目指したくなるようでしょう。
その後、昨日通ったR44を西に進んで、釧路市内に入ったころは昼食時間を過ぎていました。
どこで昼食を食べるか悩みましたが、グーグル先生と相談したら釧路は比較的都会で、お馴染みの外食チェーン店がいろいろありました。
きょうは、久しぶりの丸亀製麺にしました。
そのココロは、近頃、味覚障害の調子がよいので、舌がんの手術前から何度も食べている丸亀製麺のうどんで、味覚の具合を確認したかったからです。
ぶっかけうどん(温)に、野菜のかき揚げ、お稲荷さんです。↓
きょうの味わい具合と食べやすさは次の通りでした。
天ぷらの一部に「だしソース」つけて食べたら、このソースの味はやはり感じやすい。
お稲荷さんの甘辛味は、かなり昔の記憶通りに感じるようになった。
うどんの汁の塩味を以前より感じるようになったが、出汁味は相変わらずわからない。
うどんは冷たいより、温かい方が、柔らくなって食べやすい。
やはり、味覚が少し調子よくなっているようで、よかったです。
食べるのに時間がかかることもあって、食べ終えたときには2時近くになってしまいました。
もう遠くへの移動はあきらめて近くの道の駅で車中泊と思い、「阿寒丹頂の里」を調べたらトイレにウオッシュレットがなさそうなので却下しました。
なので、釧路市の隣の白糠町にある「しらぬか恋問」に泊まることしました。
入浴は釧路市郊外にある「山花温泉リフレ」に向かいましたが、プラス20分ほどで市の北側、鶴居村の温泉に行けることがわかりました。
鶴居村は、YouTubeの「りんの田舎暮らし」↓の舞台となった村です。
明日行こうかと思っていましたが、きょうのうちに行って温泉に入れるならと思い、行先を変更しました。
先に、市内のスーパーで夕食と朝食を購入してから道道53号を北進しました。
途中、タンチョウヅルが見られるスポットの鶴見台に寄ってみました。↓
ツルはいませんでしたが、近くネコがいました。↓
もう少し進んだところの牧草地では、ツルを見ることができました。
(車を停められず、撮影できませんでした。)
鶴居村に着き、村役場を訪れた後、すぐ近くにある「つるいむら湿原温泉ホテル」↓で入浴しました。
小ぢんまりとしたキレイなホテルでした。
泥水を薄めたような色の温泉で、少しぬるめでしたが体の芯から温まりました。
入浴後、速攻で道の駅「しらぬか恋問」に向かいましたが、到着したのはほぼ日没の時間でした。
最近の道の駅はシャレたつくりの建物が多いのですが、この道の駅は昭和の香りがしました。↓
今晩はここで、車中泊します。
本日の走行距離は、218kmでした。
明日はいよいよ10月になってしまいます。
きょうの積み残しの釧路湿原を訪れた後、阿寒湖方面に向かう予定す。