ひたすら下道の予定が…⁉
今度の日本周遊の旅は、いよいよ待望の北海道です。
交通手段は、今年の1月に納車されたダイハツ・アトレー(アト君)です。
宿泊は、車中泊を基本にします。
車中泊についていろいろネットに詳しい情報を提供している方のHP↓を参考にして、車中泊用の装備を準備しました。
車内で寝るための最低限の装備として、寝袋、エアーマット、目隠し用に車の窓に貼る布。
夜でも車内で活動できるように充電式のLEDランタン。
そして、贅沢装備のレベルですが、ポータブル電源(100V用の家電が使える充電池)、車載用冷蔵庫。
車内で簡単に食事の準備ができるよう、小型炊飯器、カセットコンロ(主に湯沸かし用)。
車中泊のリハーサルもしないまま、昨日の朝、少し早めに自宅を出発しました。
青森港から函館港へフェリーで渡ることを目的に、ひたすら東北地方を北上しました。
経費削減のため有料道路の高速道路は利用しないで、グーグルマップのナビ機能(なぜかグーグル先生と呼んでいる)で青森港を目的地にセットすると、760kmほどを16時間で到着となります。
ということで、昨日はその半分、8時間程度走って進むところまで行き、道の駅で車中泊することにしました。
日曜日の朝で空いている都内を抜けて、R4(宇都宮市まではバイパス↓)を北上しました。
そろそろ昼食をと思ったときに、頭に浮かんだのが、北陸旅の帰りにガストで食べて美味しかった冷麺です。(そのときの食レポはこちらのブログにあります。↓)
夏のメニューなので、今後はなくなってしまうのではと思い、まだメニューにあるうちに食べようと思いました。
グーグル先生に宇都宮市郊外でR4から少し外れたところにあるガストを教えてもらい、食べまいした。↓
舌がんサバイバーで味覚障害に悩まされていますが、なぜかこの冷麺の味はしっかり認識できて
美味しいのです。
その後、栃木県大田原市からR4をはずれ。グーグル先生お得意のショートカットで県道185号を走りました。↓
那須塩原市からR400(湯の香ライン)を通りました。↓
北海道を目指しているのに、なぜ日光近くの観光道路を通るのか、グーグル先生の選択はまったくわかりませんん。
そして、R121(会津西街道)を北上しましたが、途中3本の国道の供用区間になっていて、おにぎり三個が串刺しになったレア標識がありました。↓
その後もR121を北上して、大峠トンネルを越えて山形県米沢市に入りました。↓
ほほ8時間ほど走ったので、近くにあった道の駅「米沢」で仮眠を取ろうと思い、近くのスーパーで夕食や朝食を買ってから道の駅に着きました。
ところが、気温が29℃近くあり、暑くて車内に居られません。
しかたがないので、少しでも標高が高くて涼しい道の駅に変更しようと思い、来た道を25分ほど引き返して、米沢市郊外の山中にある道の駅「田沢」まで戻りました。
こちらは25℃と少し涼しかったので、車内で晩酌しながら夕食を食べ、そのまま仮眠しました。
昨日の走行距離は、387kmでした。
今朝は、5時半にあたりが明るくなり、目が覚めました。
簡単な朝食を取り、7時ちょっとすぎに道の駅↓を出発。
(昨日、道の駅に到着したときは真っ暗だったので、朝撮影しました。)
今日中に青森港に着いて、フェリーに乗るのが目標でした。
最終のフェリー(20時55分までに乗船手続きを済ませる必要)に乗って、真夜中(2時5分)に函館につけばいいやと思っていましたが、それでは夜中に活動することになり、アラカンの身にはつらいものがあるだろうと、不安になってしまいました。
もう1本早いフェリーは運休中で、その前の便は15時35分までに乗船手続きを済ませなければなりません。
グーグル先生に、その時間までに下道だけで行けるか相談してみると、15時に到着するとのお答えでした。
一応、35分間の余裕があることになりますが、これは休憩なしで走り続けての時間です。
しかもグーグル先生の設定は、各道路の制限速度というよりは、実際に車が流れている速度から導いた到着時間のようで、これまでの経験では、到着予定時刻より少しでも早く到着するためには、めちゃめちゃスピード違反をする必要があります。
やはり、夜は早く飲んで、早く寝たいのでイチかバチか賭けてみることにしました。
米沢市内まで行き、そこからR287を北上しました。↓
下道といっても、信号はめったになく、車の流れは制限速度+アルファです。(速度取り締まりがあれば、みんな捕まってしまいます。)
途中からR13を通りましたが、東根市から並行して走る東北中央自動車道の無料区間を新庄市まで利用しました。↓
それからR13を通り、雄勝トンネルを抜けて秋田県湯沢市に入りました。
とにかく休憩は必要最小限で、昼食もコンビニでサンドイッチとおにぎりを買って、運転しながら食べました。
昔はよくやったことなのですが、舌がんサバイバーになってからは、運転しながら食べるのはかなり大変です。
湯沢市からは、ショートカットで県道13号↓を通りました。
道の両側は一面の田んぼで、間もなく収穫のようでした。
そして、大仙市内からR105をひたすら走りました。↓
まるで、納品時間に追われるトラック運転手か、設定時間に少しでも遅れないようゴールを目指すラリードライバーの気分でした。
途中までは、トイレ休憩でロスした時間を、飛ばして取り戻すことができたのですが、軽自動車のアト君では山道や高速ではスピードが出ません。
結局、道の駅「あに(阿仁)」↓でトイレに寄ったころには、到着予定時刻がついにリミットの15時35分を越えてしまいました。
しかたがないので、大館市内から秋田自動車道の無料区間を利用してに東北自動車道小坂JCTに行き、そこから断腸の思いで有料の高速を使って青森ICまで行きました。
そして、青森港フェリーターミナルに着いたのは、15時10分でした。
余裕で乗船手続きを済ませ、近所のコンビニで早めの夕食用に軽食を買い、乗船待ちの間に食べました。
16時半ごろに乗船↓して、17時5分に青森港を出港し、Wi-Fiがあるフェリー内でブログを仕上げています。
この後、函館港に20時45分到着の予定で、その後は市内の道の駅で車中泊するつもりです。