取りあえずは…
先日、5が月ぶりに口腔外科に通院して、舌がん手術後の経過観察をしてもらいました。
そのときに、半月ぐらい前から胃の調子が悪くて気になっていたので、胃の検査を依頼しました。
食後や空腹時に胃がムカムカして、気持ちが悪いのです。
ネットで調べた情報では、初期の胃がんは自覚症状がほとんどなく、自覚症状が出た頃にはがんが進んでいるとのことで、それだけが心配でした。
そして、消化器内科の予約を取ってもらい、昨日受診しました。
9時の予約でしたが、受診する科が変わるから初診扱いになるそうで、その手続きのために早めに病院に到着しました。
大規模な大学病院で、総合受付で初診の手続きをするのに30分くらいかかりました。
その後、内科で受付をして、待合に入ったら、わりと早く診察室に呼ばれました。
若い女性のドクターで、言葉遣いがとても丁寧でした。
きっと、良家のお嬢様で、お育ちがよいのだろうと思いました。
簡単な問診後、それではとにかく内視鏡検査で診てみましょうということになりました。
そして、きょうの午前に内視鏡検査の予約が取れました。
いつもは混雑しているはずですが、たまたま空いていたようです。
内視鏡検査(胃カメラ)のため、きょうの朝食は抜きで、空腹をガマンしながら電車に乗って病院に行きました。
内視鏡検査は、30歳台に尿路結石になったときに、最初は何の病気か分からないまま取りあえず胃の検査をということで、受けたことがあります。
その頃は、現在の内視鏡より太いものを喉から入れて、喉にかけた麻酔があまり効かずに、嚥下反射でゲエゲエし、涙や鼻水が出て大変だった記憶があります。
その後、舌がんの手術後にも、念のため食道から十二指腸までを診る目的で、内視鏡検査を受けました。
医療技術は日進月歩のようで、そのときは鼻から入れる細い内視鏡になっていて、全然苦痛はありませんでした。
ということで、きょうは心配することもなく、内視鏡検査を受けました。
9時の予約でしたが、科の受付後にセルフで体温と血圧を測定し、それから30分以上待たされ、診察室に入ったのは9時40分を過ぎていました。
若い男性ドクターでしたが手際が良く、鼻の穴から麻酔薬を入れ、しばらくしてから内視鏡を入れました。
ほとんど痛いこともツラいこともなく、あっという間に内視鏡の先端は胃まで到達しました。
モニターが複数あり、患者からも見えるようになっていました。
胃のヒダの間までよく映るようにと、内視鏡から空気を入れて胃を膨らますとゲップが出そうになりましたが、それをガマンしてと言われて、こらえるのが大変だったぐらいでした。
モニターに映った画像は素人目にも変な様子はなく、我ながらキレイな胃壁だと思ってしまいました。(笑)
事前の説明では、ポリープなどが出来ている場合には、それを切り取って検査することがあるとの情報を伝えられていましたが、そんなこともなく終わったので、安心しました。
その後、検査をしたドクターから所見を伝えられました。
胃の下の十二指腸が軽い炎症を起こしているとのことでした。
そして、胃がムカムカするのは、胃液が食道の方に上がってきてしまう逆流性食道炎ではないかとのことで、その薬を処方してもらいました。
舌がんの手術をした身としては、がんが出来ていなければ恩の字です。
その後、念のためピロリ菌の検査をしておきましょうと言われ、そのための採血をしてから帰りました。
きょうの内視鏡検査の詳しい診断結果と血液検査の結果(ピロリ菌の有無)は、6月29日に消化器内科のドクターから伝えられます。
なぜか大学病院では、病状の原因や生活習慣についてあれこれ言われることはないのですが、院外薬局で薬をもらったときに渡された逆流性食道炎についてのパンフレットには、原因と日常生活での注意点が書いてありました。
自分があてはまる原因としては、
就寝前の食事、アルコール、脂肪の多い食品、コーヒーあたりがあてはまっていました。
夕食に、缶チューハイを数本飲みながら、脂っこいものを食べて、すぐ寝てしまうのがよくないようです。
味覚障害があり食べるのが不自由な自分が、お酒のおかげで楽しく食べることができている現在の夕食のパターンを変えたくないですが、とりあえず、アルコールと脂っこいものを減らして、食後すぐに寝ないようにしようかと思いました。
また、味覚障害で味もよくわからないのに朝食後と昼食後に飲んでいるコーヒーを減らそうと思いました。
取りあえずは、たいしたことがなくてよかったです。
きょうは、検査結果に一人で祝杯をあげようと思っています。
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