東北の旅を振り返って マイバイクの旅への適性は?
東北周遊の旅を振り返っています。
今後の旅のために、かかった費用、バイク旅のメリット・デメリット、愛車CB400SBを長距離ツーリングに使った感想、旅での見聞で思ったこと感じたことなどを記録しておきたいと思います。
きょうのブログでは、愛車のホンダCB400 SUPER BOL D'OR↓ を長距離ツーリングに使用した感想をまとめてみました。
①荷物の積載
自分が今年の1月に中古で購入したCB400SBには、純正のリアキャリアが装着されていました。
そして、前のオーナーがGIVIのリアボックス(モノロックタイプ)を使用していたようで、それを装着するためのベースがリアキャリアにねじ止めされていました。
自分も荷物を積むために、少し大きめのリアボックス↓を購入して、ベースはもとから着いていたものを利用しました。
そして、これまでの1~2泊のツーリングでは、このリアボックスに雨具や貴重品を入れ、その他に、衣類を入れた一般のキャスターバックをゴムネットを使ってリアシートに積載していました。
しかし、今回の東北周遊の旅では、これまでの積載方法では荷物が入りきらないため、大きめのシートバックを購入しました。
リアキャリアがないバイクならリアシートにベルトで固定することになりますが、リアキャリアに固定して使っています。
しかし、前述のリアボックス用のベースがあり、リアボックス固定用の凸凹が邪魔となります。
しかたがないので、床に敷くための厚手のウレタンマットを購入して、ベースに合わせた形にカットし、それをベースとシートバックの間に挟むようにしました。
このため、シートバックの取り外しに、そのマットの取り外しが加わり、面倒になっています。
シートバックは、宿泊先に到着後にバイクから外し、翌朝出発前に再び装着することになり、結構面倒でした。
また、かなりの重量になり、キャリアの上という高い位置に積載するので、重心が高くなり、バイクが不安定になるとういデメリットが生じています。
ユーチューバーで、CBR250RRで全国をツーリングしているこつぶさんのように、サイドバックを利用する方がいいかもと思っています。↓
しかし、大型のサイドバックだとマフラーが邪魔になりそうで、なかなか購入に踏み切れていません。
しばらくは、現状の積載方法でがんばるしかないと思っています。
②加速性能
CB400SBのエンジンスペックは、最高出力が41kW[56ps]/11,000rpm、最大トルクが39N・m[4.0kgf・m]/9,500rpmです。
400ccクラスのバイクでは、トップクラスの値だと思います。
ということで、回転さえ上げれば、乗用車の加速に負けることはありません。
HYPER VTEC Revo といって、6,300回転以上になると、1気筒あたりのバルブ数が2から4に切り替わり、劇的にパワーアップします。
しかし、信号で停まって再発進する際に、いちいちこの回転まで回すかというと、自分はそこまで回さずに、シフトアップしてしまいます。
そんなに回さなくても車の流れに乗れるし、燃費が悪くなるためです。
ということで、必要十分の加速性能はあると思います。
③高速走行
中型免許しか所持していない自分が旅に出るバイクとして、CB400SBを選んだ理由は、高速道路を走るのに適していると思ったからです。
高速道路を100km/h程度で巡航しても、4気筒エンジンなら振動が少なく、また、小さいながらもカウリングがついているため、身体が受ける風圧をかわるすことができるだろうと思ったからです。
確かに思った通りで、6速で100km/hのスピードでは、エンジンが6,600回転程度も回るのですが、振動で困ることは全くありません。
エンジンの出力的には、これより高回転でもっと出力があがるため、アクセルを回せばどんどん加速します。
ちなみに、①で書いた VTEC は6速だと6,750回転でバルブ数が切り替わるようになっており、
100km/h巡航での燃費の悪化を考慮しています。
一説によるとCB400SBの最高速度は180km/hぐらいということなので、燃費さえ気にしなければ120km/h程度で巡航することも可能です。
また、カウリングは、ある程度の風をかわしてくれ、あってよかったです。
しかし、自分は身長が高く、ちゃんとしたポジションでバイクに乗ると、頭の位置はかなり高くなってしまいます。
そのため、80km/h以上スピードを出すと、胸から上がかなりの風圧を受け、かなりつらくなります。
そんなこともあり、今回の旅では、節約もあって有料の高速道路は使いませんでしたが、無料の高速や自動車専用道路のようになっている幹線国道でも、80km/h以上のスピードを出すことは、ほとんどありませんでした。
現在あるスクリーン(カウリング上部の透明部分)に付け足して、防風効果を高めるスクリーンを装着しているバイクを見かけたことがあり、自分も欲しいと思いました。↓
しかし、その効果が疑問なのと、現在のスクリーンに傷がついてしまうのではと思い、実現には至っていません。
③ワインディング走行
路面の状況がよければ、峠道を快適に走ることができるバイクだと思います。
ただ、自分の運転技術が高くないので、バイクの大きさや重さを持て余すことが多いです。
また、高回転型エンジンなため、カーブの前後で絶えずギアチェンジを繰り返し、その操作が楽しくもあり、時には面倒であり、という感じです。
しかし、ちょっと道が荒れていたりすると、やはりスポーツ走行用の足回りのためか、サスペンションが凸凹のショックを吸収しきれず、ガタガタして怖いです。
自分は、どうしても酷道や険道に行ってしまうことが多く、そこではバイクを持て余すことが多いです。
ワインディングや酷道・険道をもっと快適に走りたいなら、HONDAのバイクだったら400Xというクロスオーバモデルとか、SUZUKIのVストローム250というアドベンチャーツアラーモデルにした方がいいのではと思います。
しかし、これらのバイクは、高速走行が多少苦手なのではと思ってしまいます。
④疲労感
以前は、日帰りや1~2泊のツーリングで1日中バイクに乗っていると、手や腕が痛くなったり、お尻が痛くなったり、いろいろ大変でした。
しかし、それらを繰り返してきたことで、バイクの運転にだいぶ慣れたのか、今回の長旅では運転による疲労感で大変だったことは、あまりありませんでした。
もっと小さいバイクだと、やはり疲れるのだろうと思います。
そうかといって、大型バイクだと(免許を所持していませんが)、乗りこなす自身が無いし、燃費が悪くなるのではと思ってしまいます。
総合的に考えると、自分が旅する際にベストなバイクはCB400SBなのかと思いますが、高速道路をほとんど使わないことや、高回転型の高出力エンジンをもてあましていることを考慮すると、Vストローム250↓に純正のトップケースやサイドケースを装着して、荷物が積めるようにしたものがいいのかとも思います。(SUZUKIのHPより)
とはいえ、買い換えまでは考えていないので、CB400SBともっと仲良くなれるように、技量を磨きながら、いろいろ工夫していきたいです。
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