クラブ職人の徒然草~2 -49ページ目

ODAパター 新シリーズ発表

完全削り出しパターの第一人者、布施製作所が作る


ODA(オダ)パター


以前はFUSE(フセ)セレクション、ODAコレクションの2ブランドで軟鉄鍛造ブロックからの削り出しヘッドでした。


在庫の終了に伴い、しばらくお休み期間がありましたが、


やっと再起動してくれました。


「ODAセレクション」

ジャーマンステンレスと同じSUS303高品位ステンレスからの完全削り出し。

写真奥から
S01M:クランクネックのマレット
S01P:クランクネックのピン型
S01MC:センターシャフトのマレット
の3モデルで各々にノーマルウエイト(350g)とヘビーウエイト(365g)の設定。

ヘッドの仕上げは
奥:DLC(ダイヤモンドライクコーティング)•••レクサスのエンジンと同じコーティング
中:素地ブラスト
手前:クロムナイトライドPVDコーティング
の3種類。
DLCとPVDは一般的な黒染めやテフロンとは異なり、経年使用の擦り切れによる素地露出が起きにくい堅牢なコーティングです。


フェイスには同社の高いCNC技術を物語るメッシュフェイス加工。

インパクトのソフト感と力感のバランスが抜群で、距離感の安定を得やすい打球感です。

更にシャフトは国産メーカーのノンステップタイプで130gと150gの2種類。

市販ブランド品の多くは100gくらいのシャフトなので軽い方でも十分な重量としっかり感があります。

当店では以前のシリーズでも男性にはヘビーウエイトヘッド+ヘビーウエイトシャフトの組み合わせが圧倒的に人気でした。

この組み合わせのパターはほとんどの方が手にした事がないわけで、そのストロークの安定感に驚かれる方が多いです。

標準グリップはGOLF PRIDEのプロオンリー72cc。
いわゆるスタンダードとミッドの中間くらいでしょうか。

ヘッド3モデル×2ウエイト×シャフト2タイプ=12通り。
この標準仕様で
素地ブラスト:54,000円+税
DLCとPVD:59,000円+税
ヘッドカバー別売:4,000円+税
です。

当店ではシャフトトリミングを特別に指定し、グリップを装着しない状態で送ってもらい、試打室で長さとライ角のフィッティングを行って調整した上で納品致します。調整料は無料です。

今日、布施さんまで出向きピン型(ヘビー+ヘビー)、マレットセンター(ヘビー+ヘビー)、マレット(ヘビー+ヘビーとノーマル+ライト)の4本の試打用を発注してきました。

入荷次第あらためてアナウンスさせて頂きます。

乞うご期待!

一番期待してるのは僕も自身かも!?


吉川カントリー倶楽部

ピアノ発表会でプロ声楽家の伴奏をするカミさん、


アタマがいっぱいいっぱいでゴルフどころやないの!


と、毎週恒例になっていた月曜ゴルフも予約入れてなかったんですが


なんやら目途が立って余裕が出来たから行こ!


と昨日の夜7時のこと。


急遽、吉川カントリー倶楽部にエントリーしました。



スタート前の練習グリーンでエアレーションが始まってました。


お初やと思てたら、Koちゃんと佐久間センセとの4人会で一度訪れてました。

ちったぁ成長の跡を見せられるのか!?

クラブDIYは楽しいけれど・・・

先日、チューンナップでお預かりした市販ブランドのアイアンセット。

事前計測してみると・・・
各番手の長さが異常に長かったり普通だったりでピッチはバラバラ、
スイングバランスが異常に大きかったり小さかったりでバラバラ、
ライ角も全然カタログ値に合ってない(これはいつもの事やけど)、

伺うところによればお知り合いの方がクラブDIYがご趣味で、作って下さった物だとのこと。

分解してみて理由が分かりました。

元々販売されていた商品の時点でネックの中(正確には空洞になっているシャフト先端の中)に長さ(重量)がバラバラの真鍮棒が詰められています。
(これはどのメーカーによらず市販ブランド品のアイアンセットはほぼ100%です。)

で、シャフトを抜くとその真鍮棒がネック穴の底にくっついたまま残ることが多いんです。
シャフトと一緒に抜けることもあります。

従って本来29mm~30mmシャフト先端が挿し込まれるはずのネック穴の深さはその真鍮棒の長さの分バラバラに浅くなっていたり、通常通り30mmの深さが合ったり。
ということはヘッドの重さも真鍮で調整された状態の物があったり真鍮が取れて軽い状態の物があったり。

このMr.DIYはこの真鍮棒を除去せずにどっかのアイアンセットから抜いたシャフトをそのまま挿したという訳です。

おそらく、ほとんどまともな工具も持たないためにネック内に残った真鍮棒を取り出す術が無かったのでしょう。

どっかから抜かれたシャフトはまあまあ長さのピッチは揃っているでしょうから、挿し込むネック穴の深さがバラバラに底上げされた状態に挿したら接着長は危険水域まで浅くなり、長さは長くなり、重くなってるヘッドに長くシャフトを挿すからその番手はとんでもないバランスになり、普通の深さになってるヘッドにシャフトを挿した番手は普通の長さでヘッドが軽い分バランスも軽い。

かくして長さとバランスがとんでもなくバラバラなセットが出来たわけです。

よくぞ今までヘッドが抜けて飛んで行かなかったものです。

シロウト仕事、と笑っていられません。怪我でもさせたら誰が責任を負うのでしょう。

このMr.DIYは真鍮が残っていて接着長が浅くなってもそれが危険だとは思わなかったのでしょうか。
長さを測るルーラーもバランスを測る簡易なバランス計さえも持たずにただ接着するだけでクラブの姿になりさえすればそれで良いと考えたのでしょうか。

クラブDIYは楽しい趣味だと思います。

でも、最低でも組み立てに関することだけでも良いから正しい知識と常識を持たないと取り返しのつかないことになりかねません。

書店に行けばクラブDIYについて書かれた雑誌や本があると思います。
ネットでググればそれに関する内容が閲覧できるはずです。

正しく趣味を楽しんでください。