クラブ職人の徒然草~2 -4ページ目

使用シャフトの重さ

どのクラブの話にせよ

どのくらいの重さ、どのくらいの硬度のシャフトを使えばよいのか

これは、その方のゴルフスタイルやスイングタイプ

平たく言えばレジャー志向か競技志向か

もっと言えばプロレベル(もしくはトップアマレベル)かそうでないか

それによってスイングタイプが違ってくるでしょうしプレー日数も違ってきます

2~4日間続けてプレーしなければならない競技者は

ーその方の体力・パワーレベルに比して:以下同意ー

軽い目のシャフトでぱわーに応じた硬い目のフレックスを選ぶ傾向にあるようです

しかし、そういう事情を外して純粋に体力・パワーレベルに対して折り合いの良い

シャフトというのはやはりもう少し重いものが本当は良いようです

これは月一~週一の頻度でプレーする一般的なアマチュア層(スキルレベルは関係なく)にとっても当然当てはまることで、

自分の筋力、パワーを効率よく(タイミング良く)発揮できるシャフトというのは実は割に重くて

そして割に軟らかいのが本来だと考えています。


私は間もなく66歳になるれっきとしたジジィで、50歳代に比べれば飛距離も落ちたし頃合いに感じるシャフトの重さも軽くなりました。

それでも今、使いやすいタイミング良く打ちやすい、と感じるアイアンシャフトは118~120gですし、ドライバーは55g以下だと軽すぎてタイミングが取りにくい感覚です(しなり方のキャラクターによっては一概には言えないですけど)

そして、やはり表示がSフレックスだとしてもしなり量の多いタイプの方が振りやすいです。

ひとつだけ、いつもお客様に申し上げるのは
「軽さにメリットは無い」です。

(インパクトエネルギー)=(質量)×(速度の2乗)という単純な物理法則があり

いくら速く当たっても質量が小さいと大きなエネルギーは生まれません

そして最も肝心なこと、それは人間のスイング動作は加速運動である、ということです

トップの位置からインパクトまでヘッドは加速されて行ってインパクトを迎えるのであり、つまりインパクトは切り返しからトップスピードでフォワードスイングになってそのまま当たる等速運動(例えばモーターでクラブをぶん回す機械)ではなく

インパクト当たりで最大速度に達するように振るタイミング運動だということ

だとすれば、その方の筋力で保持出来て、スイング中に発生する遠心力やねじれ力に対応できる範囲で重さのある方がクラブのあり場所や動きを感じやすくタイミングが安定して取りやすいはずです

軽いからヘッドスピードが上がって飛びますよ

こんなえーかげんなセールストークにだまされちゃだめですよ。

明日(11/1)は臨時休業いたします

明日11/1(土)は大学後援会の会合出席のため臨時休業いたします。

ご不便をお掛けするかもしれませんがよろしく尾根が申し上げます。

11/2(日)からは通常の営業カレンダー通り営業いたします。

モーダス3ハイブリッドGOST-HL試打



日本シャフト モーダス3ハイブリッド GOST

スチールシャフトにグラファイトをオーバーラップでラミネートという製法
(Graphite On Steel Technology)
で、当初モデルはカット前90g台前半ながら非常に硬く、

当工房でも振れる、曲がらなくて良い、というプレーヤーは極少数でした。

アイアンシャフトに120g以上の物がフィットする方にはハイブリッドシャフトは90g台〜100g台がそぐわしく、

然しながらスチールシャフトでは粘りのある振り心地は好ましいが左巻き問題がついてまわり、
90g台のハイブリッド用カーボンでは曲がらないけど硬くて使えない、という方が多いのが現状です。

今回のGOST追加フレックスは「HL(ハイローンチ)」と銘打つ通り、同じく91gながら当初モデルよりしなり感が出ており、上述の問題に対応出来る打ちやすいシャフトです。

試打クラブは#3UTでシャフト先端はマニュアルカット(0.5")
40.0inch、D-2.2、振動数302cpm
という仕上がりです。

実際のスイング感は振動数の数値ほどの硬度感はなく、スムースに振り抜きやすいです。

ハイブリッドシャフトにお悩みの方、是非一度試打してみてください!