クラブ職人の徒然草~2 -4ページ目

ベティナルディ アンチ•ドート 新型発売!

ベティナルディゴルフの2025年はノントルクパターのアンチドートが大好評でした。

トゥ•ヒール型のブレードと四角いマレット。


2026年モデルとして半円型マレットとツノ型マレットの2モデルが追加販売されます。



ブレードタイプのSB-1と同じく両モデルともボディはジャーマンステンレスと同じ組成の303SS。

ツノ型のみカラーリングがツートーンになっています。

フェイス面がシャフトより前に出るのがノートルクタイプの特徴ですが、大きなオンセットではなく、ごく自然に軽いハンドファーストのアドレスがとれます。

ヘッド重量も360gと重い目でストローク中のヘッドの安定感、インパクトの方向安定性(フェイスのブレの無さ)は抜群です。

価格は昨年のSB-1と同じ87000円(税別)。

34inchの商品に限り今週中のご用命で今月末の納品予定です。

当店の試打クラブとしては半円マレットが今月末頃の入荷予定です。

是非ご検討下さいませ。



スーパーストローク値上がりします

パター用グリップとして人気商品のスーパーストローク。

長尺用2ピースやロングタイプなど一部を除いて定価5000円(税別)でしたが、

2/1付け伝票分から大幅に値上がりします。

人気の高いTOUR(一面フラットの円筒形)、Flatso(5角形断面)、PISTOL(エンドが膨らんだピストル形)などは5000円から6300円に。

ロングタイプ(13.75inch)やリストロックは6800円に。

長尺用2ピースや超ロング(17inch)は7300円に、各々価格変更になります。

スーパーストロークへの交換を検討されている方は是非お早めにご用命ください。

2/1は日曜日ですので1/31出荷分が現行価格の最終便になります。

代理店さんによっては1/31(土)は休業のところもございますので1/30(金)を最終日と考えた方が安全だと思います。

よろしくご検討くださいませ。

年の初めはグリップ交換から

皆様、明けましておめでとうございます。


本年も引き続き下手なブログにお付き合い下さいませ。


昨年の暮れから新年に掛けてお預かりしていたグリップ交換から仕事の始まりです。


毎年暮れか新年か春に必ずグリップ交換をご依頼頂くお客様が数名いらっしゃいます。


遠方からバッグで送ってくださる方も。


グリップを替えるとなんか調子が違う、タイミングをつかみ直すまで一苦労、

そういう心配が一切無いから。

異口同音に頂くお言葉、お付き合いも長くなり当方の仕事内容を良く理解して下さっていればこそと有り難い限りです。


新規組立の時はもちろん、グリップ交換の時もグリップは何で何グラム、どの下巻きテープを何重巻きで、を全て記録します。


そして出来るだけそれを再現するようグリップ調達に最も神経を使います。


最もポピュラーなツアーベルベットラバーはラバーグリップの中では比較的重量のバラツキは少ない方ですが、それでもバックライン有りも無しも常時80〜100本は在庫し、コンマ数gのレンジに仕訳してあります。


エラストマ素材のグリップはバラツキが非常に少ないのでまだ安心ですが、MCCなどバラツキの激しい物は重量管理して出荷してくれる代理店さんに手数料払ってでも発注します。


グリップ重量が1g変わるとクラブのスイングバランスは0.2ポイント変わります。


打ちにくかったのが打ちやすくなった、またはその逆、を明確に感じるのは0.3ポイントの違いです。


つまり、グリップ重量1.5gで天国と地獄、なんです。



グリップ装着前のクラブのバランスを測り、下巻きテープ分相当のダミーウエイトを置いてグリップを乗せて測り、

実際に装着した時にグリップエンドキャップの厚み分コンマ何ポイントアップするかを算入して仕上がりバランスを予測します。


丁寧な重量管理と、0.1ポイントまで測れる精密なバランス計あればこそです。


データを入力する時、過去のグリップ交換記録が何行にもあるのを見ると、良く大切に使って貰ってるなぁ、と感慨深いと同時に、このスペックのクラブをまだ使い続けておられるんやなぁ!と感嘆するとこもしばしば。


僕なんか何回職権乱用したことか(笑)


クラブを作る1番最後の作業がグリップ装着。

そこまでどんなに精密丁寧に組み立ててもここを疎かにすると全ては水の泡です。


グリップ交換を依頼して、下巻きどのくらいの厚みにするか、を聞かれ無かったら


すぐにバッグ担いで踵を返すことをお勧めします。


グリップの重量管理という概念も持ち合わせていないでしょうから。