クラブ職人の徒然草~2 -3ページ目

シロウトはゴルフ工房に来るな!?

ゴルフ工房=クラブを単に並べて売る店ではなくクラブを調整したりする店


一般ゴルファー達にはそのようなクラブの専門店だ、と認識頂いているようです。


そして、しばしばお客様の口から聞かれる言葉


僕らクラブはシロウトやから


シロウトがこんな質問したら笑われるかもしらんけど


ゴルファー(プロ、アマ競技者、一般ゴルファーを含めて)がプロ並みにクラブに詳しいはずもなく(そうやったら僕ら要らんし)、知らない、分からない事だらけで当たり前です。


ですが、そういう意識(一種の劣等感)をお持ちの結果、ブランド品はちゃんと作ってあるんやろ、

工房という店はプロでちゃんとした知識を持ちちゃんとした仕事をするんやろ、


という希望的先入観をお持ちという側面もあるようです。


ドライバー1本オーダーすればおそらくは10万円シゴト、アイアンセットをオーダーすれば今は部材が高騰しているのですぐに20万円シゴト。


20万円のパソコン、10万円の家電を購入する時、パナソニックやから、NECやから安心、でろくに調べもせず比較もせずに買います?


あんまり根掘り葉掘り聞いたら怒られる、こわいから店員にあんまり聞かないで買います?


なんでゴルフクラブだけは特別なんですか?


なんでゴルフ工房の店主は客である自分より上なんですか?


家電でもパソコンでもシロウトで分からんなりに、分からんからこそ、店員に聞くやないですか。

頼りなかったら詳しい人呼んで、て言うやないですか。


聞いて納得して初めて購入を決めるやないですか。


工房の敷居は高くないです。

貴方がお客様なんですから。

お金を出す側なんですから。


先日、某工房で調整と称して作業を加えられたUTとFW、なんとかならんか、とのご依頼がありました。


P社のクラブで、ヘッドが利き過ぎてて重いから調整してくれ、と依頼されたそうです。


重さ違いが入手できるウエイトビスが付いているヘッドなので、現状より軽いウエイトビスを用意する、ヘッド内部の充填物を抜くことで調整する、軽すぎれば鉛を貼る、等いくらでも調整する方法はあるんですが、


この工房が取った方法は現状のウエイトを外し(約12g!)、ホームセンターで買ってきた穴埋め材(丁度寸法が合う数gのもの)を接着してしまう、という暴挙でした。


そしてその方に言ったそうです。

軽すぎたら自分で鉛貼って下さい。と。


10g以上軽くされてしまっている(結果的に2g以内の軽量化調整で済んだのに)ので少々鉛貼っても追い付かず、という結果に。


幸い、ヒートガンでの加熱と最外層の穴開けで取り除く事が出来ましたが、1本だけはピッチの合わないビスをねじ込んでねじ切れたらしいビスの脚がビス穴に残っており、それは壊すしかありませんでした。


有名なショップでマネージャーまで務められた方のショップだそうです。


現状のスイングバランスを測る事もせず、穴埋め材を詰めたらどんなバランスになるかも確認せず、再調整が不可能な状態にしてしまって納品したわけです。


弁償もんでしょ。


こんな馬鹿げた事をする奴に言いくるめられるような知性の方ではないはずなのにクラブの事になるとなんで思考停止するんでしょう。


他人事ではないのでは?


しばしば書きますが、ショップ選んで下さい。


ちょっと気を付けて話を聞けばどの程度か分かると思います。


信頼できる知識量、仕事内容、技術レベルだ、と判断してからの正式依頼で良いはずですよね。


工房店主の言いなりになる必要はないはずです。


依頼する側と請ける側の十分な納得があって成立する対等な契約関係のはずです。

HYOGO NEXT OPENを観戦して

9月18〜19日の2日間


「兵庫から次のスターへ」

を標語にして兵庫県プロゴルフ会主催で


中国道吉川インターからすぐの吉川インターゴルフMechaで第一回大会が開催されました。


当工房でクラブを触らせて頂いたプロがお二人出場されており、


今回は寺澤宜紘プロに2日間付かせて頂きました。


今年43歳になるプロですがレッスンプロとして2013年にPGA入会、40歳になる2023年にツアープロテスト合格、という経歴も「なるほどなぁ!」と思わせてくれるプレー振り!


若手2人とのプレーでセカンドショットが最後、もしばしば。


素晴らしい人格と闘志を併せ持つ魅力溢れる選手です。


今回、久しぶりにレギュラー男子のトーナメントを観戦して感じた事は、15年前くらいに見てた当時の男子プロよりショット力や球質のレベルは上がってるんじゃないかということです。


出場選手の現在の戦績を見ればレギュラーツアーに上がってプレー出来ている人はほとんどいなくてACNツアーを転戦している選手やそれ以下の選手なんですが


その球筋を間近に見て出る言葉は


すげぇ〜!

切れっ切れ〜!

え!?着弾そこまで行く!?


ばっかし!


特に、何度もラウンドしたことのあるコースなので尚更で、

フルバックのティーからでなんでここまで飛ぶの!?ありえへん!

の連発でした。


そして、今回のトーナメントはローピングもなくて選手との距離感がとても近い観戦だったので尚更なんですが、


選手の皆さん、かつての男子プロのイメージだったピリピリ感はほとんど無し。


立場や年齢など、人としてのわきまえのしっかりした好青年ばかり、というのが66歳のジジィの印象ですし、ユーモアある対応で応援のしがいのある一体感を感じながらの観戦でした。


YouTube等で好感度を上げてくれているプロも沢山おられるのもイメージアップに大きく貢献していると思いますが


男子ツアー、ホントに現場で観戦する価値すごく高いです!


一筆書きのカート道をひたすら歩くのは、謂わば山道ですからかなりシンドいですが(笑)


観戦楽しいですよ!


男子プロ達、カッコ良いです!

応援したくなります!


次の機会が楽しみです。



9/17~19の3日間お休みいたします。

9/18(金)~19(土)の2日間、

兵庫県プロゴルフ会主催でHYOGO NEXT OPENというプロトーナメントが開催されます。

当工房で応援している寺澤宣紘プロのフォローで会場入りいたしますので

9/17(木):定休日
9/18(金)、19(土):臨時休業

とさせていただきます。

9/20(日)より通常営業いたします。
なお、シルバーウィーク中も月曜日と木曜日が定休日です。

お天気が芳しくない連休になりそうですが、皆様楽しいゴルフになりますように。