シャフトスリーブの付け替え作業について考えるべきこと
表題の件については以前にも当ブログに記事を上げましたが、
同様のお問い合わせは引きも切らず、少しでも多くの方に共有していただきたく、
再度UPしたいと思います。
「●●社のスリーブが付いていますが、▲▲社のスリーブに付け替えることは出来ますか?」
というお問い合わせです。
考えるべきことが最低でも2つ、出来れば3つ、あります。
①●●社のスリーブが付いているそのシャフトは新品シャフトで組み立てられたものである、ということが担保されていますか?
ゴルフシャフトは一度接着剤を付けて組み立てられたものを抜けば、それは中古シャフトになり、シャフトメーカーの保証を受けられなくなります。
特にカーボンシャフトは抜く時にヒートガンなどで強い熱を加え、固まっている接着剤を熱崩壊させて抜くんですが、カーボンシートを構成している樹脂成分がゴルフクラブ組み立て用の接着剤と近似しています。
つまり、接着債が崩壊するほどの熱を加えればシャフト先端部分にも相応のダメージが加わっている、ということです。
こうして抜き取られた中古シャフトで組み立てられたクラブが折れた、ヘッドが飛んだ、物を壊した、人を傷つけた、という事故が起きた時その賠償責任をだれが負うのかと言えば、使って事故を起こしたプレーヤーではなく中古シャフトと分かっていて組み立てた者(製造者)に掛かります。
PL法(Product Liability 法=製造物責任法)という法律に基づきます。
だから基本的には「その仕事は法律に基づきお請けできません」が答えなんですが、アルミ合金製のスリーブはごくわずかな加熱で短時間で抜けることがほとんどですので、新品から一度目の抜き取りであれば再利用できるケースも物理的にはあります。
②▲▲社のスリーブを付ける、ということは当然▲▲社のヘッドに取り付けてクラブにするわけですが、グリップも付いたままスリーブだけ付け替えて、使いたいそのヘッドに取り付けた時に、クラブ全長やスイングバランスが適切になる、と担保できますか?
同じメーカーでもモデルが違えばネックの長さが違いますから、同じシャフトを付け替えたとしても全長とスイングバランスは変わります。なおのこと。
しかもへっどの重量個体差はマチマチですから同じ、モデルのヘッド2つであってもAヘッドからBヘッドに付け替えればスイングバランスは変わります。
長さやスイングバランスなんかどうでも良くて、「ゴルフクラブの姿」 になりさえすれば、それで良いのですか?
それだけのお金をかけて作業させた結果が、快適に球を打てて●●社のときよりも良い結果が得られるクラブになる、という保証がどこにありますか?
つまり、まともな道具たりえるクラブに調整する必要が発生する可能性がある、ということであり、どれだけの作業が必要になるか(=いくら工賃が掛かるのか)は現物を見ないと分かりません、ということです。
まさか、何万円もの法外な作業工賃を請求することはありませんけどね(笑)
③当店を含めてシャフトのスパイン調整を施す技術を提供している工房の立場からすれば、シャフトのどの向きにスリーブポジションを合わせて装着するんですか?
という問題があります。
スリーブに対してはシャフトはほとんどガタツキなく真っ直ぐに装着されますが、上述のようにヘッドには重量のほかにフェイス向き、リアルロフトについても個体差があります。
同じNEWTRALポジションにスリーブを合わせても、同じヘッドモデルで同じロフト表示であってもフェイス向きとリアルロフトは異なります。
どのポジションにスリーブを付けた時にそのヘッド個体としてはフェイス角、リアルロフト、(さらに言えばアドレスでの見え方)が最適になるのかを探す必要があります。
そうしてスリーブポジションが決まったら、そこにシャフトをどの向きに挿せばスパイン的に最適になるのかを考える、という手順になります。
あらためて申します。
ゴルフクラブはゴルフクラブの姿になりさえすれば快適なゴルフプレーに具することができる「道具」になりえるのでは無いんです。
考えるべきこと、やるべきことは沢山あります。
こんなことを一切説明もせず、考えもせず、
お客様が付け替えろと言ったからシャフトロゴとニュートラルポジションを合わせて付け替えて納品して代金を受け取る、のが技術を売る工房として誠実な行動でしょうか。
そういう店にあなたはあなたの大切なクラブを預けてお金を支払いたいですか?
同様のお問い合わせは引きも切らず、少しでも多くの方に共有していただきたく、
再度UPしたいと思います。
「●●社のスリーブが付いていますが、▲▲社のスリーブに付け替えることは出来ますか?」
というお問い合わせです。
考えるべきことが最低でも2つ、出来れば3つ、あります。
①●●社のスリーブが付いているそのシャフトは新品シャフトで組み立てられたものである、ということが担保されていますか?
ゴルフシャフトは一度接着剤を付けて組み立てられたものを抜けば、それは中古シャフトになり、シャフトメーカーの保証を受けられなくなります。
特にカーボンシャフトは抜く時にヒートガンなどで強い熱を加え、固まっている接着剤を熱崩壊させて抜くんですが、カーボンシートを構成している樹脂成分がゴルフクラブ組み立て用の接着剤と近似しています。
つまり、接着債が崩壊するほどの熱を加えればシャフト先端部分にも相応のダメージが加わっている、ということです。
こうして抜き取られた中古シャフトで組み立てられたクラブが折れた、ヘッドが飛んだ、物を壊した、人を傷つけた、という事故が起きた時その賠償責任をだれが負うのかと言えば、使って事故を起こしたプレーヤーではなく中古シャフトと分かっていて組み立てた者(製造者)に掛かります。
PL法(Product Liability 法=製造物責任法)という法律に基づきます。
だから基本的には「その仕事は法律に基づきお請けできません」が答えなんですが、アルミ合金製のスリーブはごくわずかな加熱で短時間で抜けることがほとんどですので、新品から一度目の抜き取りであれば再利用できるケースも物理的にはあります。
②▲▲社のスリーブを付ける、ということは当然▲▲社のヘッドに取り付けてクラブにするわけですが、グリップも付いたままスリーブだけ付け替えて、使いたいそのヘッドに取り付けた時に、クラブ全長やスイングバランスが適切になる、と担保できますか?
同じメーカーでもモデルが違えばネックの長さが違いますから、同じシャフトを付け替えたとしても全長とスイングバランスは変わります。なおのこと。
しかもへっどの重量個体差はマチマチですから同じ、モデルのヘッド2つであってもAヘッドからBヘッドに付け替えればスイングバランスは変わります。
長さやスイングバランスなんかどうでも良くて、「ゴルフクラブの姿」 になりさえすれば、それで良いのですか?
それだけのお金をかけて作業させた結果が、快適に球を打てて●●社のときよりも良い結果が得られるクラブになる、という保証がどこにありますか?
つまり、まともな道具たりえるクラブに調整する必要が発生する可能性がある、ということであり、どれだけの作業が必要になるか(=いくら工賃が掛かるのか)は現物を見ないと分かりません、ということです。
まさか、何万円もの法外な作業工賃を請求することはありませんけどね(笑)
③当店を含めてシャフトのスパイン調整を施す技術を提供している工房の立場からすれば、シャフトのどの向きにスリーブポジションを合わせて装着するんですか?
という問題があります。
スリーブに対してはシャフトはほとんどガタツキなく真っ直ぐに装着されますが、上述のようにヘッドには重量のほかにフェイス向き、リアルロフトについても個体差があります。
同じNEWTRALポジションにスリーブを合わせても、同じヘッドモデルで同じロフト表示であってもフェイス向きとリアルロフトは異なります。
どのポジションにスリーブを付けた時にそのヘッド個体としてはフェイス角、リアルロフト、(さらに言えばアドレスでの見え方)が最適になるのかを探す必要があります。
そうしてスリーブポジションが決まったら、そこにシャフトをどの向きに挿せばスパイン的に最適になるのかを考える、という手順になります。
あらためて申します。
ゴルフクラブはゴルフクラブの姿になりさえすれば快適なゴルフプレーに具することができる「道具」になりえるのでは無いんです。
考えるべきこと、やるべきことは沢山あります。
こんなことを一切説明もせず、考えもせず、
お客様が付け替えろと言ったからシャフトロゴとニュートラルポジションを合わせて付け替えて納品して代金を受け取る、のが技術を売る工房として誠実な行動でしょうか。
そういう店にあなたはあなたの大切なクラブを預けてお金を支払いたいですか?
三浦技研のトルクレスパター予約受付



三浦技研社から
ついに?やっぱり?出ました。
トルクレスパターMGP-TL1
ヘッド重量は370gと重い目ですが、トルクレスパターの最大の特徴でストローク中のストレス要素がゼロなのでとてもスムースなストローク感です。
フェイスに高品位303ステンレス5mm厚の精密CNCインサート。
心地よい打球感と打球音です。こういう感覚に直接訴える要素ってゴルフクラブには本当に大切で、妥協出来ないクラブの性能の一要素と言えます。
ボディ素材は軽量金属のアルミ、ソールの四隅にウエイトビス。
この5つの重量パーツを軽量ボディと組み合わせる事でペリメータ効果を最大限大きくし、トルクレス重心設計との相乗効果でストロークの安定感は最大限と言っても良いと思います。
そしてその重さとバランスが生みだす転がりの球質が滑らか!綺麗!
手に重さの負荷を感じないので距離感も出やすい!
2枚目の写真のようにグリップに対してシャフトが1.5度後方に傾斜して装着される構造なのでパター全体としてはトゥが上を向く(フェイスが目標方向を向く)バランスです。
シャフトはこのパター専用に日本シャフト社で開発されたカーボンシャフト。
カット前143gという重量級でトルクはほぼゼロの0.8deg。
グリップも専用設計でパターの特性を邪魔せずオートマチックなストロークを助けてくれます。
商品は組付けのみでバットノンカット、グリップ添付のキット状態で納品されますので、工房内にて長さのフィッティングを行い、シャフトカット•グリップ装着をして納品させて頂きます。
ヘッドカバー付で定価125000円(税別)。
8/7(金)発売開始です。
300本限定で、取り敢えず販売店割当保証の1本は確保しました。
ご予約を受け付けさせて頂きます。
当工房のHPの「お問い合わせ」フォームよりお申込み下さい。
もし、2本以上のご予約があった場合は7/24から追加発注を受け付けて貰えるんですが、早いもの勝ちなので確保出来ない可能性もあります事、ご了承下さいませ。
店内試打クラブが無いので、この良さを直接体験して頂けないのがもどかしいですが、僕が試打して得た感動を信用して頂ければ幸いです。
MIURA FORGED CUP のご案内

三浦技研社が主催するダブルスのゴルフコンペのご案内です。
2名1組のフォアボール(2人のスコアの良い方をそのホールのスコアとする)形式でWペリアハンディキャップ。
関東会場
2026年10月13日(火)
水海道ゴルフクラブ(茨城県)
プレー費24000円(税込)/1人
※キャディ付、昼食別
関西会場
2026年10月20日(火)
六甲国際ゴルフ倶楽部 東コース(兵庫県)
プレー費22500円/1人
※キャディ付、昼食別
エントリー費は1組22000円(税込)。
優勝ペアには三浦技研社製アイアンセット(フィッティングして組み上げ)など、三浦技研社製品が賞品になります。
エントリーやお問い合わせは写真右下のQRコードまたは03-6555-4756(大会運営事務局)まで。
当店店内にもポスター貼ってます。