捻転の特訓をしていたときに、身体を捻じるというのは、やっぱり体幹が強くないといけないよね?という話になりまして。ゴルフスイング話しのあるある、体幹なのですが、実際のところ体幹というのはどこを意味してるのか?というのが不明確だったりもします。

腹筋?
腹斜筋?

とりあえず身体の表側(前面)の筋肉を連想します。が、表側(前面)の筋肉だけではなく、裏側(背面)の筋肉である背筋群も強くしてないと意味がありません。だけど、体幹だけを強くしても・・・という感じです。

で、いろいろと話しながら登場したのが、マキロイの肉体美です。

 

 

 

 

この写真、海外の Men,s Health というメディアに登場した時の写真です。
ゴルファーというよりは、もう格闘家のような肉体美。

ヤバくないですか

もっとも凄いのが、お臍近くの、腹筋のところの窪みです。
大腰筋、小腰筋、腸骨筋が相当に発達してます。


この筋肉のつきかた、格闘家の魔裟斗氏と同じような肉体です。

魔裟斗の筋肉

大腰筋と小腰筋は、腰の背面から骨盤の前面につながってます。腸骨筋は、骨盤の内側から大腰筋とつながって、大腿骨にもつながってます。大腰筋、小腰筋、腸骨筋が発達していれば、日本語で言うところの腰を入れる という動作を強くすることができます。上半身と下半身の連動もうまくできます。下半身のパワーを上半身の伝えやすくもなります。


大腰筋、小腰筋、腸骨筋が発達してると、走るのが速かったり、ジャンプ力があったり、股関節を回旋するパワーにも影響を及ぼすらしいです。ボクシングのメイウェザーとか、黒人のアスリートの身体能力が高いのは、もともと大腰筋、小腰筋、腸骨筋が多くて強いからとも言われてます。タイガー・ウッズも、もともと大腰筋、小腰筋、腸骨筋が強いのではないかという解剖学的な見解もあるそうです。なので、走ったり、跳んだり、驚異的な瞬発力をうみだせるらしいです。腰の入りが強いみたいです。腰の入りが強い=股関節周りを強く、思い通りに動かせるということになります。

 

上半身と下半身の接続部分でもあるので、大腰筋、小腰筋、腸骨筋が発達してると、脚力を上半身に伝えやすくなるそうです。マキロイとか、小柄だけど飛ぶとか、捻転が深いから飛ぶというのは、この大腰筋、小腰筋、腸骨筋が発達してることが大きな理由になってるそうです。

ゴルフスイングでも、ボクシングとかバスケットのようなサイドステップのように股関節間で瞬間的な重心移動をするには、大腰筋、小腰筋、腸骨筋が発達してる方が有利だそうです。

今以上に飛ばすには、格闘家と同じようなトレーニングをするってこと?
無理やで~

 

がんばります