3週間も前の3月18日のマクロス界隈のビッグニュース……ついに……
【マクロスシリーズ】全18タイトルがディズニープラスで2024年配信決定! 全タイトルが観られるのはディズニープラスだけ!さらに、ファン待望のシリーズ世界配信が決定!
やっとですよ……
昨年新作計画発表直後にまたもやハーモニーが公式Xで噛みついてどうなるかとハラハラしたけど……ちょっと安心した……
残念ながら初代TV版『超時空要塞マクロス』と劇場版超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は世界配信対象外……まぁこれはロボテックとの関係で予想できたことだけど……
それ以上に……特に今後の新作にとって重要なことは……世界配信される作品に『超時空要塞マクロス Flash Back2012』が含まれること
こちらの作品にはリンミンメイ・一条輝・早瀬未沙が出演しているということ……
おそらくこの3人はハーモニーが権利関係で海外展開拒否プロテクトをかけてたキャラ・メカに含まれる存在のはず……
つまり世界展開可能作品になったということは……おそらく今後制作される新作においてこのお三人が出演可能と言うこと……
ホントに良かった……リン・ミンメイ様が居ないなんてマクロスじゃないからね
神話上も超重要な役割を予想・期待している私としては、絶対欠かせない初代メンバー……これで“黄泉比良坂”の三つの桃はなんとかなるはず
妄想爆発なので神話バレ注意
新作マクロスということで……
新シリーズならもちろん新キャラ・新歌姫が出てくるだろうけど……
新作が劇場版の可能性もあるよね
例えばFやΔの続きなんかは十分あり得るかも
だとすると私の推しキャラ“星の子”ちゃんの名前がついに決まるはず
いろいろ想像したくなるけど……
ここは既出のマクロス歌姫の名前について考察してみたいかも
私はこんな風に予想している
マクロス歌姫ネーミング原則
「金星・黄金」+「女帝・女王・女性支配者」
上記要素を意味・示唆する言葉の組み合わせ
まずはシェリル・サラ・ランカから……
【シェリル・ノーム】
Sheryl Nome
“Sheryl”は女性の名前としては珍しくないけど……
その語源はローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの名前カエサル(Caesaria)に由来するものらしい……欧州古言語間ではC⇔X⇔Sはよく入れ替わるよね……
その意味は……
シェリル・Sheryl=女帝
ノームは過去記事にも書いたけど……その由来は15世紀に活躍したスイスの錬金術師パラケルススが提唱した四大精霊のうちのひとつ……
黄金を作り出す能力を持った妖精
錬金術妖精ノーム
……つまり……
シェリル・ノーム
錬金術妖精の偉大なる女帝
まだマクロスでやっていないけど、絶対やるだろうと予想している北欧神話エピソード「ブリージンガルの首飾り物語」……
四人の邪悪な妖精が造る魔法ネックレスに女神フレイヤが一目ぼれして、それがあの世とこの世に大戦争を引き起こすお話……プロトカルチャーとサブユニバースの歴史を語るマクロスサーガに相応しいストーリー……
わざわざブリージンガル球状星団なんて名前を付けたのだから、この神話をやらない手はない
この物語には“4人の邪悪な妖精”が出てくるんだけど……その妖精の一人が“恋に破れたシェリル・ノーム”だったりするかも
それに“魔法のネックレス”を創るのに錬金術妖精は欠かせないよね……もちろんサラ・マオの可能性もあるけどね……
【サラ・ノーム】
Sara Nome
サラは旧約聖書「創世記」の登場人物の名前……
古代イスラエルの礎となった三人の祖父のひとりアブラハムの正妻で、後に「我等の母サラ」と呼ばれるようになる女性……
元々はサライと言う名前だったらしい……
でも神が彼女を祝福しアブラハムの息子イサクが授けられて“イスラエルの母”という地位を得たときからサラ(古ヘブライ語で女主人・王妃)と言う名前を与えられたとされる……
サラは元々不妊症でイサクを産んだ時は90歳だったらしい……
サラ・ノーム
錬金術妖精の約束された王妃
サラって錬金術妖精のイメージよりも“掟の女神”の印象の方が強いんだよね……
あとシンを巡るサラ・マオ姉妹の骨肉の略奪愛未遂展開……マクロス・ゼロでなぜ「鳥の人」がシン・マオの海中キスをサラに告げ口通信したり……イチイチ三人の恋模様に干渉しようとしたのか……何かの神話の伏線かも🍎
思い当たる節は……無い訳ではない……かも……
例えばギリシャ神話のゼウス正妻の座を巡る姪ヘーラーとの争いに敗れて離縁された2番目の正妻テーミスも確か“掟の女神”……
ギリシャ神話テーミスに相当するローマ神話の“掟の女神” Lady Justice ユースティティアやテーミスの娘説もある星乙女アストライアー……絶対LIVE!!!!!!に出てきたヘイムダル側旗艦の新マクロス級バトル・アストレアの語源……あたりはマヤン島に伝わる伝説のローイワカの物語と非常によく似ているかも……🍎
“掟の女神・正義の女神”の象徴である“天秤”がイプシロン財団旗のシンボルだったりするのも関係してきそう……🤔
“イプシロンが正義”なら……どんでん返しがありそうだよね
【ランカ・リー】
Ranka Lee・蘭花 李
ランカの漢字表記“蘭花”……
花の種類としては「胡蝶蘭」のこと……
胡蝶蘭=ギリシャ神話の女神アプロディーテー
なんせ胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis aphrodite」……「アプロディーテーの蝶(蛾)」という意味なんだよね
そもそも「金星」の英語表記“Venus”はアプロディーテーのローマ神話名称「ヴィーナス(Venus)」に由来する訳だから……
金星女神=アプロディーテー・ヴィーナス
ギリシャ神話では美の女神として有名なアプロディーテーは生殖と豊穣と春の金星女神……「パリスの審判」では最も美しい女神に選ばれた彼女は、ギリシャ神話においてはヘーラー・アテーナーと並ぶ美女神筆頭
どちらかと言うと古代メソポタミア神話の万能系金星女神イシュタル・イナンナから春の女神・美の女神成分だけを切り出したような女神だよね……
厳密には天上の純愛を表徴するアプロディーテー・ウーラニアーと性愛肉欲を象徴するアプロディーテー・パンデーモスの二つの属性があるとホメロスは記していたりする……もしかするとランカ様には強力な二面性があるのかも……
そしてリー(李)は中華圏ではメジャー姓だけど……
“桃李”……桃とスモモ🍑
古代中国神話で最高位にある女神仙・西王母……
西方にある崑崙山上の天界を統べる母なる女王
彼女が支配する崑崙の果樹園・蟠桃園で栽培される不老不死の魔法桃李「蟠桃」はまさに西王母の神秘力の象徴果実なんだよね
『史記』にも「桃李モノ言わざれども下自ずから蹊をなす」なんて有名な詩句があるけど……優れた者……さらには女帝や女王の力を意味する言葉が“桃李”
しかもそれを補強するのが中華飯店「娘娘」
西王母の俗称「王母娘娘・正宮娘娘」に由来を示しているはず……
ランカ様が中華飯店「娘娘」でアルバイトをしていたのは、彼女が蟠桃李女神である西王母の属性を持っていることを示しているのかも
……つまり……
ランカ・リー
不老不死の桃を司る美しき金星女神
洋の東西にある不老不死の果実伝説🍎🍑……古代インドは不老不死の酒ソーマやアムリタが有名だけど……
でも英雄・悪党がそれを強奪したり勝手に飲んだり食べちゃったりする神話物語……インド神話のラーフやギリシャ神話のヘーラクレース、中国の孫悟空など世界各地の神話にあるんだよね
ヘーラクレースが黄金林檎を盗み出すお話はバサラ様を中心にマクロスサーガでもやりそうな雰囲気があるけど孫悟空の蟠桃李を食べ尽くす物語は果たして……
バサラ様が黄金林檎を奪取して、ハヤテが蟠桃を奪取する物語とかあったら胸アツかもね
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