昨年6月に新作マクロス制作発表があったけど、もうそれから10カ月で続報なし…えーん
……でもよく考えたら……もやもや
先に進んでいるはずの『想星のアクエリオン Myth of Emotions』さえ放送予定が発表されていない……早くても来年かも…汗うさぎ
 
監督も大阪万博で忙しいはずだし、結局マクロス45周年の2027年あたりになってしまうのかも……そもそも新作と言うだけでTVシリーズなのか劇場版なのかOVAなのかもわかんないしね……ガーン

 

 

下矢印妄想爆発なので神話バレ注意下矢印

 

今回も引き続いて名前解析……マクロス歌姫筆頭のミンメイ様の名前について考察してみたいかもりんご

 

前回記事で書いたように私はこんな風に予想しているニコニコキラキラルンルン

 

マクロス歌姫ネーミング原則

「金星・黄金」+「女帝・女王・女性支配者」

上記要素を意味・示唆する言葉の組み合わせ

 

 

ディズニープラスでの「超時空要塞マクロス Flash Back2012 」全世界配信決定で新作登場期待が俄然高まって来た我らがリン・ミンメイ様🍑

 

【リン・ミンメイ】

Lynn Minmay

鈴明美

 

 

リン・ミンメイ様もポイントは漢字表記かな……鈴明美

やっぱり気になるのは「明」の文字……

日本語でも「明けの明星」「宵の明星」と呼んでるけど……星

中国の古代書物での金星を表す言葉が……

「后明星」

なんと“后(きさき)”の文字……中国でも金星を表現するのは最高位女神!!

 

「后」と言う文字は「人(静止している人の形)」と「口」という要素で構成された会意文字キラキラ

なんでも“ジッとしているけど口は出す人”という意味から“命令を出す人”と言う意味になって“君主”や“王様”を意味する文字として作られたとか……

ただ「午前と午后」でも使われるように“二番目に偉い人”みたいな意味もあって「王様の配偶者=后(きさき)」と使われるようになったらしい…びっくり

 

そもそも「金星」の名称そのものが中国戦国時代の五行思想「万物は火・水・木・金・土の五元素からなる」から生まれた七曜星(五要素・火水木金土に太陽と月の要素を加えた星の分類)から名付けられたもの…星

 

五行思想における「金」は“秋の実り”“女性”を象徴しながら“冷徹”や“堅硬”の性質も併せ持つ基本要素……

 

さらに五行「金」は干支の“酉(とり)”=“西方”を意味する言葉……どちらかと言うと夕刻の西方に見える“宵の明星”を重視しているのかも星

 

つまり中国でも金星は「西方の最上位女神様」の象徴なんだね星びっくり

 

 

 

 

次は「鈴」の文字……

 

実は世界中にある鈴の起源はまだよく分かっていないらしい……

木製の鈴なら石器時代から……もしかするとそれ以前やネアンデルタール人さえ使っていたかもしれないんだって……びっくり

銅鐸のような現在の鐘に近いものも「鈴」扱いで、今風の金属製鈴の原型は今から3000年ほど前、中国商王朝の時代には既に存在していたらしい……

鈴は日常生活における楽器や道具としてよりも、宗教祭事に使われる神具・神楽器として制作された説が有力……確かに昔は金属は非常に高価なものだったので、それなりの富裕層じゃないと作れないはず……

 

そしてお馴染みの丸い鈴の起源とは……

 

鈴=植物種子の生命力を音で表現する神具

 

鈴のデザインは植物の種を形どったもので、単独で小さな種から大木にまで育つ種子の生命力の神秘を音で表現したものという説が有力らしい……ナルホドって感じびっくり

 

 

古代中国において植物の種の最高位と言えば……

前回のランカ様の解説で触れた“不老不死の魔法の桃・蟠桃”の種……🍑

 

古代中国神話で最高位にある女神仙・西王母……

西方にある崑崙山上の天界を統べる母なる女王

彼女が支配する崑崙の果樹園・蟠桃園で栽培されている“不老不死の蟠桃”

 
宗教儀礼に使われる金属製鈴が表現している可能性が最も高いのがこの“蟠桃の種子”
 
さらに前段で五行思想「金」が干支「酉(とり)」に相当すると書いたけど……
中国後漢時代の歴史書『漢書』によると「酉」の元々の象形文字は「果実が成熟の極限に達した状態」を模した絵だったらしい……
 
金=酉(とり・西方)=完熟した果実🍑
 
以上のことから「鈴」と「明」という二文字だけでこんな意味になるかも🍎
 
不老不死の桃の音を司る美しき西の金星后神🍑
 
それと……またまた前回記事のランカ様のところでも書いた中華飯店「娘娘」……
ミンメイ様はまだチェーン化される前の中華飯店「娘娘」1号店の看板娘!!

西王母の俗称「王母娘娘・正宮娘娘」に合わせたネーミングとしか思えない……

ミンメイ様も正真正銘の桃の女神・西王母様だね!!

 

実は西王母もその正体は巨大な蛇神だという伝説があって、そのあたりも金星女神イシュタルや金星天使ルシフェルとも繋がるところ……同源なのかもねびっくりキラキラ

もしかするとマクロス歌姫はみんな偉大な世界蛇🐍なのかも!?

 

 

 

ちなみにミンメイ様の企画初期段階の名前は「斉 明美(サイ・ミンメイ)」だったらしいけど、「斉」と言う字は“物忌み(斎戒・宗教儀礼に合わせて日常生活におけると特定行為を避けて穢れを避けること)”なので、前に早瀬未沙様の記事で書いた穢れを水で洗い清める祓戸の儀式に通じる名前だったのかも……

「斉」→「鈴」の変更でより蟠桃の関係が強調された感じかな🤔

早瀬未沙様とリン・ミンメイで役割を分けたのかも!?

 

 

 

最後に「美」の文字について……
「美」と言う文字の語源は「羊」+「大」という説が最有力らしい……
なぜそれが「うつくしい」という意味を持ったかと言うと……諸説あって……
 
    ①祭祀で捧げる生贄の羊が大きくて立派なこと
    ②古代中国の王様が羊の角を付けた王冠をかぶる容姿

 

上記二説が有力らしい……生贄というはちょっと不気味もやもや

 

 

 

 

 

 

私がTVアニメ版『超時空要塞マクロス』を初めて見たのは5年ぐらい前……

 

不老不死の蟠桃と関係が深いリン・ミンメイ様のお名前……

大祓詞の瀬織津姫に合わせたような早瀬未沙様のお名前……

女神に仕えて祭事儀式を行う武人である一条輝様のお名前 →アメンバー限定過去記事参照

早瀬未沙様の誕生日は“桃の節句”=“古代中国の蟠桃の祝祭日”……

西王母の愛称「娘娘」の名を冠した中華料理店……

日本神話において黄泉軍を退散させる三つの桃の実オオカムヅミは“桃の節句”にて魔を祓う桃の実・西王母の蟠桃と同じもの……

あとは「超時空要塞マクロス Flash Back2012 」で3人が移民船メガロード-01で旅立って謎の歌声を追ってダークホールに侵入したまま行方不明になったお話……

 

以上の事からこの3人は日本神話「イザナギ・イザナミの黄泉比良坂の戦い」の登場人物で、ダークホールにあるサブユニバースとの境界・黄泉比良坂で黄泉大神イザナミが率いる黄泉軍(サブユニバース勢力)と対峙している可能性が高いと思ったんだよね🤔キラキラ!!びっくり

 


そして“黄泉比良坂の戦い”を演出するためには“火の神カグツチを産んだ直後に死ぬ女神イザナミ”の役を演じるヒロインが必ず出てくるはずと予想していたんだけど……

 

……星の子誕生直後に風に召された我らがフレイアちゃんがイザナミ役かも!?えーん

 

 

 

今後の展開を例えば妄想してみると……

星の子のダイビング魔法でサブユニバースに行ったハヤテ(イザナギ)がフレイア(イザナミ)と再会……冥蛇王黄泉大神と化したフレイアの正体に気づいたハヤテが“ずっと一緒だ”の約束を翻して脱走をはかりフレイア率いる黄泉軍が追跡……南座公演のMCであった安珍清姫伝説(恋の約束を破った安珍を嫉妬のあまり龍と化した清姫が追跡して焼き殺す説話)はこの伏線だと予想……

 

現宇宙とサブユニバースを繋ぐ回廊付近(黄泉比良坂)で追いつかれそうになったハヤテはオオカムヅミ……おそらくミンメイ様を含む3人の桃の歌姫……の支援でサブユニバース脱出に成功→メガロード-01の面々との合流を果たす……なんて展開だったりするかも🍎

もちろん他の神話要素も加えて複雑な予想不能なストーリーになるだろうけど……

 

私は初マクロスからの5年ほど待っただけだけど……

RT世代なら1982年『超時空要塞マクロス』放送開始から2021年『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』まで約40年を経て神話伏線の回収物語が始まったことに……汗うさぎ

 

改めてマクロス作品の歴史と遠大な神話学劇ストーリーが構築されていることに驚いてしまうね!?