『マヂック・オペラ --二・二六殺人事件』 山田正紀 早川
- マヂック・オペラ --二・二六殺人事件 (ハヤカワ・ミステリワールド)/山田 正紀
- ¥2,100
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探偵役(小林少年役)は築地警察署で小林多喜二を拷問して殺した特高刑事!?
江戸川乱歩と面会した事もある本物の怪人二十面相は、
日本の黒幕に操られ暗躍する。
黙忌一郎(明智小五郎)は芸者殺人事件を解決する事が、
日本を救う事になると小林少年に捜査させる。
押絵と旅していた江戸川乱歩は
自殺して存在しない筈の芥川龍之介に出会い、
小林少年は萩原朔太郎や萩原恭二郎に出会う。
もちろん、二・二六事件の有名キャラもいっぱい出て来ます。
二・二六事件での影の戦車戦も描かれます。
本格歴史冒険推理!にしようとしてちょっと失敗した感じ。
詰め込み過ぎて無理無駄を感じた。
江戸川乱歩のコピペに徹した本格推理小説「N坂殺人事件」と、
歴史小説「真崎甚三郎の真実」、
冒険小説「謀殺の八九式中戦車甲」の
三作に分けて書いた方がすっきりして良かったと思う。
仮想戦記SF「秩父宮の野望」として裕仁軍と秩父宮軍が戦う話も読んでみたいがw
『カーテンの陰の死』 ポール・アルテ 早川ポケミス
- カーテンの陰の死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1773)/ポール・アルテ
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ツイスト博士シリーズ3作目。
山田正紀の世界最小の密室ネタにはもちろん負けているが、
玄関の扉とカーテンに仕切られたシンプル密室ものとして傑作。
物理トリック仕込むスペースがほとんどないので、
トリックの単純さにあっと驚く人もいるかもしれない。
めぞん一秒殺人事件という題にした方がもっと売れると思うw
四谷が犯人と思わせて物語は進むが、
すぐ職場を首になる朱美や、
おせっかいな二階堂のおばちゃんのエピソードも語られる。
本格推理だけどユーモアミステリでもある。
『月は幽咽のデバイス』 森博嗣 講談社文庫
- 月は幽咽のデバイス (講談社文庫)/森 博嗣
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Vシリーズ3作目。
メインの物理トリックはよくあるやつだが、
デフォルトとか10より12の方がキリの良い数字とかいう
小ネタが理系作家らしくて素晴しい。
本格推理としては煙幕の張り方が今回ちょっとヘタに感じた。
これの物理トリックが凄いと思う初心者は島田壮司先生の館ものを読むべし。
『晩秋』 ロバート・B・パーカー 菊池光 訳 早川ミステリ文庫
- 晩秋―スペンサー・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)/ロバート・B. パーカー
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スペンサーシリーズ18作目。
本書のベストセリフ
「人は、一人でいるのがつらいからと言って、
ギャングなんかと逃げたりはしないんだよ。
一人でいられなかったら、人間失格だ」
あのポールが、男に依存する母を説教するほどに成長して再登場!
辛いから寂しいからムカつくからと犯罪に走る甘えの構造を糾弾する傑作。
一人で自立して凛として生きられない、誰かに依存する生き方を批判する傑作。
太宰治は女と心中ごっこやりまくったので人間失格ざんす。
エンタメなのにヘタな文学より生きる力を与えてくれる素晴しい小説がスペンサーシリーズ。
重傷のスペンサーを励ます時貶しギャグを同時に言うホークがサイコー!
スペンサーとホークは死ぬ時でも漫才精神は忘れないだろうなw
この巻でポールは25歳で、スペンサーが教育することは残ってないと思われたが、
漫才の突っ込みを教えるシーンがあるのも素晴しい!
漫才に巻き込まれた悪党が「あんたらコメディアンか!」
と突っ込んでしまうのもデラ楽しい!
悲壮ぶって悲劇の主人公気取りで人生生きてもつまらんよ。
ユーモア精神を忘れずにね。
『オフェーリアの物語』 山田正紀 理論社
- オフェーリアの物語 (ミステリーYA!)/山田 正紀
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異世界ファンタジーミステリ時代小説という凄い話。
現実世界は明治時代だが、
タイムトラベルして江戸時代の殺人事件も人形探偵(!)が解決します。
人形佐七じゃないよw。
世界を認識する意識を作るのは言語。
言語が言葉として言の葉という植物生命が実体化している異世界に、
魂蟲という虫もいて、
この異次元の虫が脳に着床することで人間に心が生まれるというSFでもある。
人を錯乱させる錯蘭などが存在する異世界に悪霊崇徳天皇もいたが、
ルシファーも登場してとんでもないことに!w。
明治時代の悪魔狩りの物語でもある素晴しいファンタジー。
『夜更けのエントロピー』 ダン・シモンズ 河出書房新社
- 夜更けのエントロピー (奇想コレクション)/ダン・シモンズ
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①「黄泉の川が逆流する」
②「ベトナムランド優待券」
③「ドラキュラの子供たち」
④「夜更けのエントロピー」
⑤「ケリー・ダールを探して」
⑥「最後のクラス写真」
⑦「バンコクに死す」
③は『夜の子供たち』 の原型の短編で、
④と⑦は「愛死」 に収録されているので、
お値打ち感が低いかもとスルーしていたが、
我らのカナリヤ、じゃなかった大師匠の
jett さんが残りの四編も凄いと言っていたので、
見つけたので買った。
損はありません。
エンタメ思考でもプンガク思考でも思いつかない傑作群です。
こんなこと考え付いても、書く勇気のある作家は、
他にはクーンツ ぐらいでしょうな。
要塞化した学校でたった一人生き残った老女教師(体重88キロ)が、
大人のゾンビとは戦い破壊し、
子供のゾンビは捕獲し教室内に拘束し授業する
⑥が特に凄い!
ゾンビ化しているので教育しても反応はないが、
教師は人肉ナゲットを餌に子供ゾンビ相手の授業を続ける。
そして迎える大アクションの後の感動的結末!?
二十四の瞳を越える感動大作(ほんとかよw)
ゾンビものはギャグみたいになるが、
笑えて感動出来る見事な作品になってると思います。
②もダン・シモンズ 版「ベトナム観光公社」 として高評価すべきであろう。
[1年で何ページ読める?] 5月篇
1~5月累計 90作95冊31567P
2009年の月平均 18作19冊6313P
5月の内訳
『儀式』の続編。質の悪い売春組織に転職してしまったエイプリルを再び救い出す話。愚かな現実と悪い現実を素直に見つめて、ベストの選択が出来なければ、夢を見ずに少しでもマシな選択をするしかないというテーマは『儀式』と同じで蛇足な感じ。音楽学院に通う色男が女を食い物にする悪として描かれているのは、芸術関係者は野蛮で破廉恥なゴロツキが多いと言う自説と同じで共感したがw
読了日:05月01日 著者:ロバート・B・パーカー
『夢の中へ』
直木賞候補になった「少女と武者人形」を含む文学寄りの奇妙な味の短編集。ユーモアものもあるが、全体的にはホラー寄りか?エンタメとしての衝撃の結末を追求したものではなくて、文学寄りの曖昧な結末の話が多い。総合評価は並。
読了日:05月02日 著者:山田正紀
『愛その他の悪霊について』
ヒロインもヒロインの母もウンコ塗れになる至高の愛の物語。まえがきから大嘘爆裂!これがっ!!マジックリアリズムだっ!!!
読了日:05月03日 著者:ガブリエル・ガルシア=マルケス
『天狼星Ⅱ』
怪盗シリウスが美少年と大介様を狙って日本に帰って来た!大介様はまたもやシリウスに唇を奪われてしまう。ハァハァハァ…。
読了日:05月04日 著者:栗本薫
『サイモン・アークの事件簿〈1〉』
悪魔退治の使命を帯びたコピト教の僧侶サイモン・アーク。悪魔が起こしたような不思議な事件に鼻を突っ込むが、犯人は普通の人間ばかりw
読了日:05月05日 著者:エドワード・D・ホック
『イノセンス』
アニオタに媚びたライノベ文体ではなくて、普通のハードボイルド文体で、映画「イノセンス」の前日譚を自由にでっち上げた佳作。犬好きには評価が高くなるかもしれない。犬SFとして高評価するべきかもしれない。
読了日:05月06日 著者:山田正紀
『蒼ざめた王たち』
ボストンから車で4時間の人口2万人の小都市ホイートンの麻薬密売組織を叩き潰すスペンサーとホーク。今回はちゃんと依頼人はいます。って私立探偵なら依頼人がいるのが普通だが、依頼人裏切って金返しても正義を貫くのがスペンサーですからなw。スペンサーがホイートンに居る時にボストン美術館でルノワール展が始まるが、恋人が一緒に観たいので帰って来いと電話しても帰らずに、恋人がルノワールに汚染されるのを防ぐ為ホイートンに呼び寄せるスペンサーが素晴しい!否定的にモナリザが語られるのもさすがパーカーである。
読了日:05月07日 著者:ロバート・B・パーカー
『戦争と天皇と三島由紀夫』
本書のベストセリフ三島由紀夫「ぼくは、むしろ天皇個人に対して反感を持っているんです。本当は宮中で天皇を殺したい」
読了日:05月08日 著者:半藤一利
『麻薬密売人殺し』
女率高杉!ベタベタしてくる女を払い除けるのに、我らのサイモン・ケイは、蛸より多くの腕が欲しいと願うのであるが、攻勢に耐え切れず、なんと一晩で五発もセクースしてしまう。上品で無駄の無いヒラリー・ウォー 作品とは思えない異色作。これは読まなくていいでしょう。
読了日:05月09日 著者:ヒラリー・ウォー
女ばかりを殺すサイコパスの殺人鬼が敵と聞くと、またか!と脱力して読む気が無くなるが、一流のパーカーですので、殺されるのは40代のおばちゃんばかりである。正常性欲者でも若い女が好きなのに、変態の精神異常者が若い女を襲うのは、ハリウッドの都合だよねw。シリーズで初めて一人称と三人称が混在するが、ルール無視について合理的説明はないので、エンタメとしては失格。ルールを無視してテキトーに書いて賛美されるのは文学ですよw。一度だけなら許すが、エンタメ作家の誇りをパーカーが忘れるようなら、パーカーはポイします。
読了日:05月10日 著者:ロバート・B・パーカー
『黒猫の三角』
Vシリーズ一作目だが、シリーズ開幕では不可能なネタをやってしまった大傑作。あっと驚く真犯人の後に、シリーズを続ける為の大ドンデン返しが待ち構えています。SMシリーズは二作目を読む気が出なかったが、これの二作目を読めずにやめられる人はいないと断言する。探偵助手が女装趣味のある大学生であるというのも素晴しい!タイトルの本当の意味はクロネッカーΔであるという、本物の理系ミステリ。クロネッカーを知らない文系の可哀想な人は、岩波文庫の「不完全性定理」の中でクロ様にも触れられているので、読んでクロ様のファンに成れ!
読了日:05月11日 著者:森博嗣
『煙で描いた肖像画』
題名どうりの物理トリック(バラードの雲の彫刻師のような)が出るかと思ったが違ったw。題名は比喩表現です。というわけで、本格推理ではなくて、サスペンス寄りの文学である。
読了日:05月12日 著者:ビル・S・バリンジャー
『ミステリ・オペラ』
㊤㊦
戦場で死者が甦る!ホラーとしか思えない不思議な事件を語るのは、平行世界を移動する超能力者!?SFホラーにするしかないと思われるが…。本格ミステリとして結末付けます。この長さだと無駄な描写や薀蓄があるものだが、無駄は無く、全てが計算されつくした見事な本格ミステリ。ミステリの全てのガジェットが登場する、ミステリ版「ハイペリオン」 。童謡見立て殺人等の幼稚な推理小説が、人類史に存在しなければならない理由を訴える、文芸評論的歴史認識の究極のミステリ。
読了日:05月14日 著者:山田正紀
『影の護衛』
ライアル作品で唯一、三人称の物語だが、そのせいか主人公に感情移入しづらい。やっぱライアルは一人称で魅力的な主人公を描くべきだったな。
読了日:05月15日 著者:ギャビン・ライアル
『顔に降りかかる雨』
途中で恋愛小説ぽくなるが、結末はちゃんと本格推理しているので良かった。ドイツのネオナチも絡むスケールの大きさもグッジョブ!
読了日:05月16日 著者:桐野夏生
『死が招く』
ミステリに出てくる動物は、猫と犬が双璧で、猿とか蛇とか烏とか海豚が出てくるのもあるが、本書は珍しい鴨ミステリでもあるw。鴨フェチの人は必読w。カーのパスティーシュだが、カーより刈り込まれているので、カーにうんざりする人も本書は楽しく読めるであろう。解説の二階堂黎人が言ってるように、カーというよりクレイトン・ロースンに近いと私も思いますが…。
読了日:05月18日 著者:ポール・アルテ
40代の魅力的なおばさんが出てくるので、おばさんフェチは必読w
読了日:05月18日 著者:山田正紀
『ロスト・エコー』
敵も味方もオバカ過ぎる。実はコメディなのか?ご都合主義の嵐も吹捲るし1点(100点評価でw)。これよりクーンツの「オッド・トーマスの霊感」の方が100倍素晴しい!
読了日:05月19日 著者:ジョー・R・ランズデール
『パンドラの火花』
死刑囚が自分の犯行を防ぐ為にタイムトラベルする傑作。人殺しをする自分を幼いと認識する老人視点が素晴しい!
読了日:05月20日 著者:黒武洋
『宇宙創成』
㊤㊦
盤古ネタからかよ!科学以前の神話の宇宙論も網羅する気かよ!ペース配分に不安。
宇宙背景放射のゆらぎネタで終了。ネタが20年古い。M理論の本を読んだ事がある人には、ここで終りかよ!と拍子抜け。文系のど素人向けの本。科学界の最大のヒーローアインシュタインの暗黒面も糾弾しているのは良かった。「フェルマーの最終定理」にフリードマンが出て来ないと私は怒ったが、こっちに出てきたのは良かった。ド・シッターも出して欲しかったがw
読了日:05月21日 著者:サイモン・シン
『おとり捜査官 3 聴覚』
シリーズのど真ん中で「カーテン」ネタ炸裂!ここでやったら最終巻をどうするのか!? 超絶の新展開!!小ネタの物理トリックも現代的な魅力的なネタ満載!世界最小の密室殺人事件のネタはこれを超える作品は現れないだろうな。ポルノっぽいのがこのシリーズの欠点だが、今回は自慰・百合ネタのみで比較的上品で、いまんとこ、この3巻が一番好きです。
読了日:05月22日 著者:山田正紀
『プレイメイツ』
「教師という職業では、学生は必要悪なの。その点を除けば、かなり条件のいい職業だわ。一所懸命働く必要はないし、たくさん休みがもらえる」自己チュー教師達に無視された"ボーイ"をスペンサーが救い勉強させる感動作。美術や体育の成績が良ければ主要五教科の成績は低くても良いという個性尊重の理想教育にも限度がありますわな。筋肉馬鹿、芸術馬鹿を諌める傑作。何百万ドル稼ぐ身体能力があろうと、本読む能力が無いのはダメポと訴えた傑作。人間の人生の基本は読書ざんす。
読了日:05月23日 著者:ロバート・B・パーカー
『人形式モナリザ』
シリーズものの安定感が不安感に摩り替わり、とてつもない期待感に昇華する世界一のミステリシリーズ。シリーズものでなければならない必然性が素晴しい!この1作に限って言うなら、物理トリックと心理トリックの融合性にやや不満。これでも充分傑作だが、もっと面白くもっと感動を呼ぶ書き方も森先生には出来ると思う。小説の完成度とはあんまり関係ないが、本書の舞台芸術論は素晴しいです。薀蓄語るなら数学ネタをもっと明確に説明した方がいいかもとも思うが。式は方程式しかないと思ってる文系にはこの作品の素晴しさが完全には理解出来ないか
読了日:05月25日 著者:森博嗣
『目くらましの道』
㊤㊦
ワールドカップトトカルチョで敵国の勝利に賭け続ける愛国心のない主人公は魅力的だが、推理小説としては上巻で犯人のフルネームが語られてしまい脱力。
主人公の魅力と上品な文学的描写に価値がある、文学として浸る小説です。
読了日:05月28日 著者:ヘニング・マンケル
『贋作ゲーム』
ノワールもの短編集だがうっとおしい文学寄りには走らずに、ゲーム性溢れるエンタメの傑作。犯さず殺さずお宝を奪う粋な泥棒達のお洒落な物語。単純に奪うだけではない捻りも効いてる傑作群。
読了日:05月29日 著者:山田正紀
『スターダスト』
「テレビ番組の撮影を見ているのは頭垢がたまるのを眺めているようなものだ。見おわった時には何も残らない」顔と体しか取柄がないのでTVスターになるしかなかった女をスペンサーが救う話。女の父も夫も救えず、犬で救うのが犬ファンには感動的。セクースや人間の愛が全てだと思ってる奴は陳腐なTV業界に洗脳されているよなw犬セラピー中に取材しようとするマスゴミをスペンサーが撃つぞ!と脅すのも傑作。最終巻は全米マスゴミとの殺し合いになる事をキボーン!正義の戦士が悪を倒すのなら、マスゴミを退治する話も誰か書くべきざんす。
読了日:05月30日 著者:ロバート・B・パーカー
『フリーダ・カーロのざわめき』
「こういうパリの『芸術家』畜生どもと関わりを持つくらいなら、市場の床に坐ってトルティーヤを売るほうがまし」ピカソやカンディンスキーやデュシャンと知り合いになっても、芸術家畜生と罵り、魔都パリからさっさとメキシコに帰ってくるフリーダは本物の芸術家だよなw
読了日:05月31日 著者:森村泰昌
あれ、一日一冊ペースに帳尻あわせした筈だが、
一冊足らなかったか?
31日ある月でも30冊でなんとか年300冊に到達する予定なのでまあいいや。
スペンサーシリーズ消化すると
冊数稼ぐのが無くなるなw
スペンサーシリーズみたいに薄くてどれもが面白いシリーズ教えて!
『スターダスト』 ロバート・B・パーカー 菊池光 訳 早川ミステリ文庫
- スターダスト (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110-20))/ロバート・B・パーカー
- ¥798
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スペンサーシリーズ17作目。
本書のベストセリフ
「テレビ番組の撮影を見ているのは
頭垢がたまるのを眺めているようなものだ。
見おわった時には何も残らない」
顔と体しか取柄がないので
TVスターになるしかなかった女をスペンサーが救う話。
女の父も夫も救えず、犬で救うのが犬ファンには感動的。
セクースや人間の愛が全てだと思ってる奴は
陳腐なTV業界に洗脳されているよなw
犬セラピー中に取材しようとするマスゴミを
スペンサーが撃つぞ!と脅すのも傑作。
最終巻は全米マスゴミとの殺し合いになる事をキボーン!
正義の戦士が悪を倒す話が王道なら、
マスゴミを退治する話も誰か書くべきざんす。