表層人間の半可通読書とゲームリプレイブログ(略称半読書リプレイw) -20ページ目

『SAKURA―六方面喪失課』 山田正紀 徳間ノベルズ


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正紀版「ワイルド7」 。


ではメンバーの特技を紹介しよう。


1アニメ

2ブルセラ

3セミ取り

4パチンコ

5電話無視

6足蹴

7無銭飲食(ちょっと違うw)。


自転車やパンティ泥棒を追いかけると


何故か迷宮入りの殺人事件が解決していく話と思わせて、


ラストは綾瀬市丸ごと消失する大トリックが炸裂!


ユーモアアクションミステリだが、


雰囲気だけに流れずに、


プロットやトリックが緻密なのが


さすが天才の山田正紀 である。

『狂人の部屋』 ポール・アルテ 早川ポケミス


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ツイスト博士シリーズ4作目。


ミステリに出て来る超能力者は


手品のトリックを利用している詐欺師でしか有得ないが、


本書の能力者は本人がマジに自分を能力者と信じているのが


捻りが効いていて良い。


凶器を使用せず幽霊を見せて心臓発作で殺す頭の良い犯人が出て来ます。


事件が始まる前のラブラブファイヤーは退屈だが、


解決篇の見事さには唸ります。


真犯人が途中で予測出来ても最後まで唸らされる見事な終盤です。


ラスト1ページのどんでん返しが無くても充分堪能できます。


真犯人が判っても最後まで面白く読めるこの手法を


発展させた更なる傑作がアルテには書けると期待出来ます。


いつもいつも事件現場の絨毯が濡れている謎の解決が、


同じでは無くて全て違う理由なのも芸が細かくて良かった。

『夢・出逢い・魔性』 森博嗣 講談社文庫


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Vシリーズ4作目。


本書のベストセリフ


「テレビとか新聞とか、マスゴミって、


本当に歴史が浅いわけ。


今はまだ、たまたま勝ち取った自由に酔っている。


意志や価値観まで量産できると思い込んでしまって、


知らず知らずに、それを押し売りしてしまう。


酔っ払いが自慢話をしようとしているだけ」



犯人の意外性は脱力系でそっちかよ!という感じだが


マスゴミ批判はグッジョブw

『リンカーン弁護士』 マイクル・コナリー 講談社文庫


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利益相反する敵との凌ぎ合いを面白く知的に書くだけで一流だが、


超一流のマイクル・コナリー なので味方が利益相反する破目に!


どう行動しても裏切り者と罵られる大ピンチ!!


こんな凄い状況に解決策はあるのか!?


下巻に入るとディーン・R・クーンツ の『ハズバンド』 並に猛加速!


ストイックなプロの魅力もギャビン・ライアル を超えた!


騙し騙された振りの壮絶のリーガルミステリー!


ジョン・グリシャム はもうイラネw。


映画版は『評決のとき』 の主役と同じ俳優だそうだがww

『氷雨』 山田正紀 ハルキ文庫


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ただのサスペンスと言いながらちゃんとミステリしてる正紀は偉い!


刑事課も交通課も生活安全課も警務課も腐敗している


所轄署の陰謀に立ち向かう男が主人公。


ホームレスややくざを味方にする過程が素晴しい!


続編で県警も腐敗していた!警察庁も政府も!


とエスカレートし、


警察と自衛隊に


ホームレスとやくざの革命軍が戦いを挑むという話になって欲しい。(無理ざんすw)

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この度はご利用いただき誠にありがとうございます。

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商品の出荷が完了いたしましたのでご連絡させて頂きます。

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注文番号 1302013640
出荷番号 101899486
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商品名:リンカーン弁護士 上 講談社文庫 こ59-11
数量:1
税込価格:830 円

商品名:リンカーン弁護士 下 講談社文庫 こ59-12
数量:1
税込価格:830 円



12日発売の「リンカーン弁護士」が


10日の7時台にもう発送されたとメールが来てびっくり!


バリバリの新刊買う事がほとんどないので経験ないが、


ネット書店で買ってもリアル書店より遅くなるとは限らないということか?


bk1のみが早いの?


他のネット書店で予約した経験のある人の体験聞かせて下さい。


アメブロはamazonのアフィに強制参加なので、


ネット書店はamazonを第一に利用していたが、


配達業者の佐川急便がムカツクので、


bk1も併用している状態です。


佐川の荷扱いの荒さは定評だそうです。


佐川便で届く本にいつもいつも足跡がついて汚れているので、


amazon利用は減らしている状態です。


どのネット書店がベストか皆様のご意見を伺いたい。

『タンゴステップ』 ヘニング・マンケル 創元推理文庫

タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)/ヘニング マンケル
¥1,029
Amazon.co.jp

タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)/ヘニング マンケル
¥1,029
Amazon.co.jp

本書のベストセリフ


「切手を集める人間がいる。


マッチ箱の絵を集める人間もいる。


古い、消滅した政治的理念を集める人間たちがいても


おかしくないではないか。


人間はいままでも無意味なことに時間を浪費してきた。


現代では、意味のない、人間を価値のないものにしてしまう


テレビ番組を見ながら死んでしまう人間も数多くいる」



"クルト・ヴァランダー"シリーズではないが、


『目くらましの道』 の被害者の兄が登場するので、


"クルト・ヴァランダー"シリーズと同じ世界です。


テーマもキャラも素晴しいが、


展開が遅くてワクワク感が乏しいのが欠点。


上品な良作だが地味過ぎる。


『目くらましの道』 よりは推理小説としても辛うじて読めます。


私は自分は平凡だと強調するエリックが真犯人だと推理しましたw


あれは偶然ではなく故意と推理しますぞww


これから買う本

リンカーン弁護士 上/マイクル コナリー
¥830
Amazon.co.jp

リンカーン弁護士 下/マイクル コナリー
¥830
Amazon.co.jp

太陽系最後の日 (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 1) (ハヤカワ文庫SF)/アーサー・C・クラーク
¥1,050
Amazon.co.jp

改造版 少年アリス/長野 まゆみ
¥1,260
Amazon.co.jp

怖い絵/中野京子
¥1,890
Amazon.co.jp

怖い絵2/中野京子
¥1,890
Amazon.co.jp

怖い絵3/中野京子
¥1,800
Amazon.co.jp

おとり捜査官 4 嗅覚 (朝日文庫 や 23-4)/山田 正紀
¥903
Amazon.co.jp


マイクル・コナリー の新刊が二年振りに出ますぞ諸君!


ハリー・ボッシュシリーズではなくて、


ボッシュの義弟の話だが、


ハリー・ボッシュ本編で敵味方になる筈なので、


必読だよな。

『最後のプルチネッラ』 小島てるみ 富士見書房

最後のプルチネッラ (Style‐F)/小島 てるみ
¥1,680
Amazon.co.jp

本書のベストセリフ


「父上が出るドラマは、どれもこれも似たような話らしいですね。


不倫と裏切りと不治の病と生き別れの親子の再会」



父も母も俳優の演劇の貴公子の少年が


幻の芝居「最後のプルチネッラ」のオーディションに挑む!


ライバルは片親の貧乏な少年。


月影先生が紅天女の生まれ変わりであったという


二千年の歴史を背景にした、ナポリ版「ガラスの仮面」 。


参考文献の日本の演劇関係者は竹内敏晴 先生だけという、


作者の演劇観が素晴しい。


演劇は癒しであるべきざんす。


自分の死もギャグのネタにして


他人を笑わせて幸福にしようとする感動の道化役者達の物語。


ナポリファンの作者がナポリの素晴しさを訴えたくて書いた小説。


ヴェスヴィオ火山が大爆発したら死ぬしかないナポリ市民だが、


明るく生きる姿勢はたしかに魅力的。


椎名誠のエッセイみたいな愉快な擬音を駆使した文体も面白い。


耽美系と期待して読んだのだが、


トランスセクシャルの問題はあんまり前面に出て来なくて残念。


シビラの洞窟ネタはタニス・リー を想起しましたが、


耽美というよりは童話に近いファンタジーです。


セクースシーンがあるので、お子様に勧められないのが残念。


開いた文が多い童話みたいな文体だが、


失業者達のデモシーンもある社会的問題意識の高さは、


萩岩睦美 の「銀曜日のおとぎばなし」 も想起した。


蜷川幸雄 は「ガラスの仮面」 を舞台化するより、


この作品に挑戦して欲しかった。


ナポリ二千年の歴史を描写するのに、


舞台背景が何度も暗転する必要があるので、


舞台化するのは難しいが、


蜷川幸雄 の芸術的な舞台セットが


使い捨てでクルクル変わっていったら凄ぇよなw

『ダブル・デュースの対決』 ロバート・B・パーカー 菊池光 訳 早川ミステリ文庫

ダブル・デュースの対決―スペンサー・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)/ロバート・B. パーカー
¥588
Amazon.co.jp

スペンサーシリーズ19作目。


本書のベストセリフ


「愛の存在を信じるのは、あまり賢明なことではない、


愛の存在を信じない方が、自分の身を守りやすい」



恋人が被弾する可能性があるのに悪党に発砲するホークがサイコー!


もちろん恋人はホークの元を去ることになる。


今回はホークが主人公みたいな感じ。


結末はちょっと安易に流れすぎたと思ったが、


この巻で読者が期待した事はそのうちにやると思う。


美術ネタはクロード・モネがスラムと同義に扱われているのが素晴しい!


印象派なんて本読まない馬鹿が好きになるゴミ溜めみたいなもんであるw