伊勢参宮道で伊勢詣り Day4の1 | らんまるの街道歩きブログ

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10月3日(火)~6日(金)に四日市近郊の日永の追分から伊勢神宮まで続く 伊勢参宮道を歩いた旅の模様、今回から四日目=最終日の旅の模様をご紹介します。

 

歩行ルートは↓。寄り道などを含めて歩いた距離は10㎞ちょっとだと思います。

 

前日のDay3では、串ものと言えどDay2の夜に松阪で食べられなかった松阪牛や、刺身定食などを食べてゴキゲンだったところまでをご紹介しました(↓再掲)。

 

前日の夜に「明日でこの旅も終わりかぁ」と思ったせいかどうか分かりませんが、妙に早く目が覚めてしまったので、そのまま早い時間に外宮にお参りしようと思いざざっと身支度をして7時前にはホテルをチェックアウトし、伊勢市駅前から真直ぐに外宮(豊受大神宮)に向かいます。

せっかくなので後方を振り返って一の鳥居と伊勢市駅のコラボで激写。

 

そのまま参道を歩き進むと、上の方で再掲した、前日の晩御飯を食べた店も記念に激写しておきます。

ありがとう、鈴木水産!とっても美味しかったよ(^^)。

 

コンデジなんであんまりボケてくれませんが、まあいいや。

 

さて、10年半ぶりの外宮です。

 

前回は娘も小学校卒業した直後で「大きくなったなぁ」なんて感慨深かったですが、もう4月には就職ですから、月並みな感想しか出ませんが、月日の経つのは早いもんです(´-`) 。

 

外宮の祭神、豊受大神宮は雄略天皇二十二年(478)に鎮座とあるので、もう1500年以上もの歴史がある訳だ。

リンク先にも記載がありますが雄略天皇は、神武天皇などとは違って実在したことがほぼ確実な天皇ですね。

 

さ、それでは火除橋を渡って神域に入りましょう。

内宮や外宮は如実に「あっ、これ神様の領域に入った」感があってちょっと身が引き締まります。

朝早い時間帯なので、清浄な空気みたいなものもより強く感じられる気がしました。

 

ずんずん進んで行くと、右側に外宮が見えてきます。歴史の古い、規模の大きい神社は社殿も弥生時代風で趣がありますよね。

 

鳥居の向こうでは撮影禁止なので、鳥居正面から記念激写!

まだ7時前後なので空いています。トクした気分。格式高い神社の早朝はいいなあ!

 

前の方が参拝を終えたら自分もお参り。ここでは比較的長い時間祈る方が多く、自分もこの休暇が終了後は職場のでのポジションやらが大幅に変わる事もあり、かなり念入りにいろいろお参りしました。

 

外宮でのお参りが終わったら、同じ境内にある別宮(べつぐう)にお参りに行きます。

 

こちらが別宮の土宮。規模は小さめながら何やら厳かさがあるんですよね、やっぱり。

 

ひとしきり石段を登って、別宮の第一宮である多賀宮に向かいます。朝から体力消費大きめですが、今日は歩く距離もたかが知れているしまあ大丈夫でしょう。

10年前に来たときは朝9時過ぎだったので、他の人が誰も映らない写真なぞ絶対撮ることができなかったのですが、「シーン」とした感じで良かったです(^^)。

 

それ自体が神のような大木の向こうに多賀宮はありました。

 

周りには1人か2人しか参拝者も居なかったので、割と切実なものや比較的チャラいものまで色々お願いをします。

 

多賀宮が境内では一番奥に当たるので、帰り道でもう一つの別宮、風宮に立ち寄ります。

 

風宮でお参りを終えたら火除橋に向かって戻りますが、途中にある池が深く神秘的なものを感じたので丁重に激写させて頂きました。

 

さらにその先で何とも言えない古木を見つけたので何かに惹かれてそちらに向かいます。何やら真っ二つになってる感じですね。

実はこの木、「清盛楠」という有名な古木なんですね。幹周/9m、樹高/10mの巨木で、なんでも平清盛が勅使として外宮に参詣した折、この木の枝が冠に触れたことにキレた清盛が、西側の枝を切らせたことに由来する名前と言われているそうです。エピソードの真偽は分かりませんが、そういうイメージを持たれていたってことですね、清盛さん。

 

別々の木のようにも見えますが、実は伊勢湾台風の被害で真っ二つになったそうです。

「伊勢湾」台風というくらいで、この辺りは被害の中心地のひとつだったのでしょうが、木が二つに割れるというのもすごい話ですが、それでもこうして木は生き続けてるのもすごい!!

 

さて、それでは外宮詣りを終えて内宮に向かうプチ旅に行きましょう!!外宮の真ん前のこの信号交差点で道路(県道32号)を左側に渡っておきます。

 

進んで行くと、新祭具を扱う商店の店先にほんの数株の稲と説明板がありました。

伊勢地方で育成される「伊勢錦」という品種のイネで、伊勢神宮での祭祀のお供えに使われる米なんだそうで、藁も長期保存ができるので特大のしめ縄を作る時にも使われるんだそうです。

 

その先、↓の地点に出たら県道から左斜め前に伸びる道に入ります。

 

ほとんど外宮参りだけで終わってしまいましたが、続きはその2でご紹介します。

 

つづく!