伊勢参宮道で伊勢詣り Day3の12 | らんまるの街道歩き・暗渠散歩ブログ

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10月3日(火)~6日(金)に四日市近郊の日永の追分から伊勢神宮まで続く 伊勢参宮道を歩いた旅の模様、三日目の旅のその12をお送りします。

 

この日の歩行ルートは↓。当初まばらでしたが、記事で触れているところについては記事を書く都度、街道遺構などのポイントを追記しています。

この日は松阪の中心街から、伊勢神宮の外宮(げくう)の門前町、伊勢市駅前まで歩き、寄り道含めてざっと23~24㎞ほどの行程でした。

 

その11では、いよいよ伊勢神宮の外宮も近くなってきたところで、筋向橋(すじかいばし)の遺構を見た後、擬タイル風のブリキ製看板の渋さが光る「くすり ふじわら」を激写して狂喜乱舞したところまでをご紹介しました(↓再掲)。

 

その先に伸びる伊勢参宮道。

 

こちらの旅館「紅葉軒」は幅広妻入りで「厨子三階」的な屋根裏もあるのかな?

 

剥がれかけたジューキミシンの看板と錆びた側面の渋い看板建築をさらりと激写。

敷地の奥行きからして右隣もかつては何か店舗などがあったのが、空地になったんでしょう。

 

楼門の立派さに惹かれて常照寺に立ち寄ります。

 

今日のゴールまであと少し、引き続きよろしくお願いしますっ!

 

むっ!あの見るからに老舗っぽい商家は!?

急いでガイドブックを見ると「創業延宝四年(1849)の、霊薬「萬金丹」の老舗、「小西萬金丹薬舗」だそうです。お腹の万能薬(買っときゃよかった。。)で伊勢の代表的な土産、萬金丹を商っていた商家で、こちらもこの旅の後半で頻出だった幅広妻入り物件ですね。屋根のむくり具合と立派な懸魚+鬼瓦にオーラすら感じます。

 

望遠を利かせると、「まんきんたん」と書かれたものをはじめ、かつて使われていたであろう看板などが残っていました。これ自体文化遺産ですねえ。

 

↓の地点で道路の右折しますが、その前に、この左側にあるものを、、

 

「月よみの宮 さんけい道」とありますね。ここを進むと月夜見宮といって天照大神の弟神、月夜見尊が祀られている社に行くことができますが、疲労にてパス!

 

二枚上の写真のところを右折するともう外宮の敷地が見えてきます。

外宮にくるのは10年半ぶり。娘の小学校卒業&中学合格お祝いの旅に来て以来です。

 

うん、本当に四日市から伊勢神宮エリアまで徒歩でたどり着きましたねえ。

 

外宮の前の道。電柱にはこの地方の名物「赤福」の縦看板が。

 

ああ、10年前もあそこからお参りに行ったのをハッキリと覚えています。

お参りは明日にするとして、今日はこのまま宿に向かいましょう。

 

伊勢市駅方向に続く、外宮の参道。

あっ、旅館「山田館」懐かしいなあ。

 

当然激写します!

 

前回来たときは気づかなかったけど、こんなすんばらしい建物あったんだ!「菊一文字」!

刃物の老舗です。開店していれば爪切りの一つも買ったのですが、休業で残念!しかしこんな素晴らしい建物を見られてよかった(≧∇≦)。

 

さらに進んでいくと、、

 

伊勢市駅前に到着!

 

駅の向こう側に見えるのは10年前の旅行に家族3人で泊った宿!なつかしー!!

 

で、この日止まったのが三交イン伊勢市駅前。

駅前で食事に出たり買い物をするのに超便利で、大浴場も快適そのものでした(≧∇≦)。

 

さて、この日の夜はこの旅で最後の夜ですから、昨夜松阪で松阪牛を食べられなかったリベンジをせねばなりません。

 

ひとっ風呂浴びて、タイマーかけて20分ほど仮眠した後(それ以上寝ると夜寝れないので)、先ほど歩いた外宮の参道にあったよさげな海鮮系の居酒屋に入って、

ウナギの白焼き(超ウマ)と、

 

松阪牛の串ものと(激ウマ!)

 

刺身定食(超絶ウマ)を頂きました。

神都(しんと)ビールという伊勢の地ビールを飲んだんですが写真撮り忘れちゃいました。

 

満ち足りた想いで夕食を終え、夜10時前には眠りに落ち、最終日の旅に備えたのでした。

 

Day4につづく!