玉川上水原宿村分水を歩く 3/2(おまけ) | らんまるの街道歩き・暗渠散歩ブログ

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先週末歩いた玉川上水原宿村分水について、おまけとして、

カシミール3Dで流路の地形確認をしてみました。

 

まずは源流辺りの地形から。

やや左寄りの短いピンクの線が、玉川上水から分岐して、元々の

川の流れまでを結んでいた水路です。左上に見えている道路が

国道20号=甲州街道です。オレンジの線が東側流路、水色が

西側流路です(東側流路はたぶんもう少ぅし西=左の方から

始まっていたかと思います(描く時に少し失敗しました)。

 

東側・西側流路はかなりハッキリとした窪地から始まり、そのまま

谷底を平行して通っているのが分かりますね。

 

流路全体を見てみます。右下に少しだけ見えている紫のラインが

本流たる渋谷川です。

今はビルやその他の建物で分かりづらくなってしまっていますが、

こうしてみると原宿村分水も渋谷川もしっかりと谷間地形を作って

流れていたんだなあ、と改めてよく分かりますね。

 

ここ半年くらいで、渋谷川の支流はそこそこ歩きましたが、それらを

まとめるとこんな感じでした☟。

左の方から宇田川、宇田川初台支流(短い紫の線も)河骨川、

今回の原宿村分水、そして一番右が渋谷川となります。

 

もう何といいますか、明治神宮の丘以外、川だらけ=谷間だらけ

だったんですね。神田川や目黒川も支流だらけですから、まさしく

かつてのお江戸が「水の都」だったというのも、めっちゃリアルに

分かります。

 

地図ばっかりだと硬い感じがするので、本記事で載せてなかった

写真をちょっとだけ。

こちらは西側流路の開始からすぐ下流の辺りで、上流方向を

振り返っている写真です。奥の方の右側に石森プロがありますが

はるか後方の妙~に近代的な建造物と、日陰になっていかにも

『埋められる前は僕けっこうドブ川だったんですよ』的な感じが

対照的だなぁ、という印象でした。

 

こちらは1/2でもちょっと写っていた井戸ですが、

白黒にしてちょっとザラザラにしてみました。私は井戸を見ると、

なぜだかモノクロにしたくなる癖があるみたいです。

 

明日は雨になる(しかもけっこう寒い)予報の様ですが、明後日は

いい天気になりそうなので、頑張って早起きをして、街道を歩く

予定です。