気ままなモロッコ通信 〜イードが来ます〜 | オハナファームのブログ

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オハナは、お花とハワイ語で家族を意味する”O'hana"をかけています
誰もが心に美しい花の種を持っていて
それを咲かすために生まれて来た
一人一人がそれぞれの花を咲かし
そして大きな家族みたいにつながったらいいな〜
それがオハナファームの願いです

気ままなモロッコ通信🇲🇦

イードが来ます。
モロッコは、国を挙げて
イスラム教の国です。
なので、休日もイスラム暦に従います。

ここモロッコでは、
日本のようには、祝祭日は多くないです。
その中で、2つ大切なお祭りがあります。

一つは
世界中でラマダンの終了を祝う「イード・アル=フィトル」
そして、
もう一つは、
「イード・アル=アドハー」日本語では、羊犠牲祭と言うふうにも言われます。
そして、この週末、このイード・アル=アドハーがあります。
モロッコでは、各家庭で、羊を捌き、そしてそれを食べる。

モロッコに通い出したのが、もう6年前、
在住し出して3年目です。
ラマダンとこの犠牲祭をモロッコで体験したい!
願っていました。

最初に、犠牲祭を体験したのは、2年前、コロナパンデミック真っ最中の真夏でした。

異様な、不穏な空気が、お祭り前の日に流れていました。
各家庭に繋がれている、明日は、お肉になってしまう、羊たち
あちこちから、悲しい苦しそうな鳴き声が、聞こえます。
本当に、文字通り、
不安や恐怖が、町を包み込む。
そんな眠れない夜を過ごした、次の日。。。。

あちこちから、煙が上り、香ばしい香りが漂います。
人も、犬も、猫も、なんだか嬉しそう。。。
昨日までの、不穏な空気は一変して、喜びに溢れた雰囲気

もうね、そのコントラストに
私は、思わず、大笑いしました!

元々、このお祭りの由来は、
イスラム教のコーランを書いた、預言者イブラヒームが、
息子を神に捧げるように神託をもらい、
イブラヒームは、神への信仰を大事に、息子に
「お前の命を、神に捧げる」
といい、
その息子も、
「お父さん、どうぞ。私は、アッラーを信じています。」
そこで、信仰を試された、彼ら親子を讃えられ、
放免されたのです。
そして、その代わりとして羊を捧げた。
が始まりとも言われています。

神への信仰を意識する行為でもあり、
また、この神への捧げ物の家畜を、家族だけでなく
近所や、また貧困者とも分かち合う。
そういうお祭りです。

今年は、7月10日です。
で、なんとなんと、このアガディール地方では、
今年初めての熱波が来ます。
イードの前日の不穏感、メチャクチャ高まるでしょうね〜

昨日、日本では、
とても悲しいショッキングな出来事がありましたね。
実はね、
先日の、射手座の満月以来、星回りが、とても緊張状態があり、
あちこちで、体調不良や、感情の大揺れによる不安感、不快感が、
かなり高まってきてました。
日本は、さらに、猛暑だそうで、
その不快感たるや!

ちょうど、昨日は、イスラム教では、
アラファの日と言って、最も大事な日だとされています。
イスラム教が始まった日だと言われています。
この日に断食をすると1年間断食をしたことと同じとみなされる。
ほど、神聖な日でした。

独特なエネルギーが流れていて、
猫たちも、落ち着かず、
私は、眠くて眠くて仕方がありませんでした。

そんな時に、安倍さんのニュース。
いろんなことを象徴してるように感じます。
なんとも言えない、悲しみとショック。

とにかく、
不安や恐怖が上がりやすいこの時期。
この不安や恐怖から逃げずに、
神(内なる神聖な力)と繋がり、
『信じる力』が、
試されてるようにも感じます。

ネガティブな感情も、大事に、感じてみる。

これが、
大事な時だと思います。

インシャーアッラー

新米ママの三毛ちゃん。
しっかり子供たちを護っています。
その親子を、私は、しっかり見守っています。
そんな風に、宇宙も、しっかり私たちを見守ってるですよ〜^^