価値観の違う国に行き
生まれ育った国の
常識が通らない場所に
しばらく過ごす
それは 私にとっては
「メガネの曇りを取る」感覚と
似ている
例えば空港で
ぼんやり列にならんで
それぞれの人々の体型とエネルギーフィールドを
観察したり
飛行機の中から
その国のエネルギーフィールド感じたり
どれもが
結局は
「自分を知る」ことにつながるだけ
「自分を知れば 知るほどに」
その内なる葛藤に気づき
そして
さらに奥にある 神聖さと対峙して行く
そういう地道な作業を行ううちに
気がつけば
目の前の景色が 変化して行く
これを
私の場合は
旅する事で行なっている
けれども
この旅の多くは 切符も買わない
乗り物にも乗らない
ただただ 内側に向かって行く旅である事も多い
時には
向かいに共がいることもあれば
誰もいないこともある
寒かったり暑かったり
痛かったり嬉しかったり
静かだったり賑やかだったり
歳を追うごとに
旅が楽になって来た