新ペラ制度は復活の運命


銀河の一番星が再び輝く



賞金王戦士、感動の復活へ





12R

優勝戦

◎井口佳典

○渡邉英児

△坪井康晴

-桐生順平

-峰竜太

×菊地孝平

1-23-236


心意気のレーサー、井口の逃げは鉄板

ただ、笹川賞といえば総理杯と並んで名立たる新たなSGウィナーを生んできたレース

かくいう井口もその一人

桐生にその可能性を見出すにはあまりに若い

SG初優出の時点で余りある拍手を送りたい

峰に関しては進入を1236/45と読むだけに、大外で展開はない

波乱があるとしたら、坪井の攻めで井口のターンに多少でもミスが生じたときの、回り足節一の渡邉の差し切り

坪井のアシストで菊地の差し切りという感動のストーリーも筋書きとしては魅力だが、菊地にその足はない

井口、坪井、菊池、新ペラ制度で完全復活したことによりその整備力とターン力をこれでもかと証明した実力者たち

この言葉が確信に変わった

「ボートレースが変わった」

ここからは本当の実力勝負


人気と実力の証明


笹川賞がボートレースの華


井口佳典のモンキーターンはまさに水上の華である

艇宴、開幕。



艇界のオールスター、笹川賞が2年ぶりに浜名湖に。



あの今垣が賞金王以上に獲りたいと渇望するそのタイトルは今年誰の手に。






1R

-永井聖美

◎秋山直之

○横澤剛治

△重成一人

-中野次郎

×原田幸哉

2=3-46

非常に難しいレース。


2R

◎寺田祥

×魚谷智之

△重野哲之

-日高逸子

-湯川浩司

○山口剛

1-6=235

山口に関しては優勝候補筆頭といってもいいくらいの気配。


3R

◎勝野竜司

△徳増秀樹

○峰竜太

-田村隆信

-濱野谷憲吾

×寺田千恵

1-236=236

好モーターは寺田のみ。

田村の濱野谷が前検さっぱり。


4R

◎太田和美

-平山智加

○石渡鉄兵

△服部幸男

-平石和男

×山崎智也

134BOX

服部も地元で久々にSGで結果が期待できそう。


5R

◎笠原亮

-桐生順平

○井口佳典

×横西奏恵

△篠崎元志

-辻栄蔵

1-3=456

ここも特に名前を聞かなかったメンバー。

まぁ笠原のイン戦だから絶対の信頼は置けない。

辻のエンジンは素性はよさそうだが果たして。


6R

◎西島義則

-渡邉英児

△馬袋義則

○赤岩善生

×中島孝平

-田口節子

1-4=235

ここが明日の勝負レース。

西島の逃げは絶対。

問題はむしろ赤岩。


7R

○白井英治

-日高逸子

-中澤和志

◎原田幸哉

△茅原悠紀

×田村隆信

1=4-5・4-5-16

ここは白井と原田でインとカドの一騎打ち。

裸のイン戦になりそうな白井がどこまで踏ん張れるか。


8R

◎秋山直之

○服部幸男

△松田祐季

×濱野谷憲吾

-山川美由紀

-湯川浩司

1=2-346

内枠両者の一騎打ち。


9R

×重成一人

◎井口佳典

△山崎智也

-大嶋一也

○山口剛

-佐々木康幸

235BOX

難しいレースだが、大嶋の前付けからの深インで注文通りの攻めのレースになるか。


10R

△横西奏恵

×赤岩善生

-西山貴浩

◎太田和美

○峰竜太

-中野次郎

4-125-125

本命不在の混戦。


11R

◎坪井康晴

○白井英治

-角谷健吾

△魚谷智之

-田口節子

×篠崎元志

1-2=46

坪井は軸不動。


12R

◎池田浩二

○瓜生正義

-今村豊

△松井繁

-今垣光太郎

×菊地孝平

1-2=4

池田、瓜生ともにまずまずの出来で非常に楽しみなDR戦になった。

ただ、いくら瓜生の2コース勝率が高いとはいっても池田の逃げ本命は揺るがない。

加えて松井が抜群気配とあってはいくら好気配の菊地でも6コースからでは届かないか。

2R

○出畑孝典

◎山口剛

-川崎智幸

△柳沢一

-濱崎直矢

×山田雄太

2=1-346

新ペラ制度で存在感がより増しそうな山口がこのレースの軸不動。

前節のFだけが気がかり。

インの出畑も去年の当地SGの優勝戦のトラウマがどれだけ影響するか。

ともにスタートさえしっかりいければ両立濃厚。


3R

-高沖健太

×前田将太

-三井所尊春

◎君島秀三

○吉田俊彦

△濱野谷憲吾

456BOX

穴党なら狙いたいのはここか。

君島のカド一撃が狙い目。

濱野谷は新ペラ制度が復活のきっかけとなりそうだが、果たして期待通りの走りを見せてくれるか。


8R

◎吉村正明

○古賀繁輝

△濱野谷憲吾

-出畑孝典

-金子龍介

×吉田拡郎

1=2-36・12-3-12

ここは内枠両者が好気配。

濱野谷と吉田を絡めて本命決着か。


9R

○鳥飼眞

◎平本真之

×萩原秀人

-高沖健太

△菊地孝平

-川崎智幸

2-135-135・1-2=35

ここは回り足軽快な平本が軸。

菊地も新ペラ制度で完全復活の気配濃厚。


12R

◎今垣光太郎

-今村豊

○篠崎元志

×原田幸哉

-森高一真

△坪井康晴

1-3=246

メインのドリーム戦は今垣がイン仁王立ち。

前節のFの影響だけが不安要素。

対抗は地元の篠崎。

連覇がかかる大外の坪井もかなりの好気配。

坪井も菊地同様新ペラ制度が追い風。

12R

優勝戦

◎山室展弘

○井川大作

△瀬尾達也

-西島義則

×吉本正昭

-今村豊

1-235-235


初代新鋭王者が名人載冠へ。


京都ではオルフェーヴルが、そしてここ下関では山室展弘が。

きっと注目度は雲泥の差なのでしょうが、まぁそんなことはどうでもいいです。

初代新鋭王者が遂に名人になる時代が来たのです。


レースをカギを握るのは無論西島の進入と瀬尾のスタート。

機力に関しては井川が断トツ。

ただ大外に今村がいることが全て。

オールスローなら山室が逃げる。

たとえ1M多少もれたとしても今節の山室の出足と集中力を見る限り、逃げは固い。


名人になったそのとき、奇人山室展弘は一体何を語るのか。

きっといつもの山室なんだろうな。

インタビュアーが内田さんだから多少いつもよりは物腰の柔らかい山室であるにすぎないんだろうな。

ただ、感動したりタイトルへのこだわりを見せたりする人間・山室展弘を見てみたい。


決して本心をさらけ出すことのない山室展弘への幻想、名人戦という匠の闘いで、その境地を見る。

12R
優勝戦
◎大嶋一也
○赤岩善生
-太田和美
△池田浩二
×瓜生正義
-齊藤仁
1-245-245

今節で使い納めの全国屈指のエースモーター、蒲郡の61号機はやっぱり強かった。
しかも操るのは大嶋、出足完調、この豪華メンバーが相手でも死角なし。
ただ、やっぱり蒲郡での赤岩の勝負強さには脱帽。
波乱目はもちろん去年の2強の連動ということにはなるが、まぁ久々の大嶋のG1タイトル獲得ということになるでしょう。
12R
-馬袋義則
-白井英治
○吉田拡郎
◎今垣光太郎
△坪井康晴
×中島孝平
3=4-9


まず、優勝戦1枠を勝ち取ったのはGⅠタイトルにもまだ縁がなかった馬袋。
ビックタイトル獲得に向けてポールポジションという願ってもないチャンス。
と言いたいところであったが、この1枠は実質ポールポジションではない。
そして2号艇にこちらも悲願のSG初Vを狙う白井を挟む。
そして、3枠に核弾頭ミサイル。吉田もまだGⅡしか獲っていない。
その隣に戸田のグラチャンVのときと同じ想い出の青のカポックに身を包む今垣。
そして外枠には2008年以来のSGVを目指す坪井と、復活を期す一昨年の賞金王中島。
素晴らしい役者が揃った2年分の総理杯優勝戦だが、ここは今日の準優でも激突した吉田と今垣の一騎打ち。
今の吉田に捲れない相手は恐らくいない。
そして今日はその吉田に敗れた今垣だが、出足に関しては無論超抜。
伸びの吉田か、出足の今垣か。
2艇捲らなくてはいけない部分と経験の差で今垣を本命にとったが、差はない。
歴史に残る名勝負をここに。
20代最後のSGに挑む吉田は暮れの賞金王シリーズ戦で予選トップ通過しながら優出すら果たせなかったあの悔しさを晴らし、荒れる総理杯という言葉を蘇らせる。
2012年既にGⅠV2で絶好調の今垣は池瓜時代と呼ばれる現在のボートレース界の覇権を自らの手中に手繰り寄せ、艇界の主人公に返り咲く。


1回りと1つ歳の離れた二人による世代闘争。


艇界の桜を咲かすのはどちらか。




二年分の春、戸田から
10R
◎馬袋義則
○中澤和志
△市川哲也
×瓜生正義
-中島孝平
-濱野谷憲吾
1-2-9・1-34-2
中澤にかける期待は計り知れないが、馬袋の出足も仕上がっていて差される姿は想像しづらい。
馬袋は去年V7の実力と勢いをまざまざと見せつけている。
一般戦組が記念組を喰うのがやっぱり総理杯の醍醐味。

11R
◎坪井康晴
△白井英治
-福田雅一
○湯川浩司
×西山貴浩
-吉田俊彦
1-4=9
坪井の足がちょっとすごい。
ホントはダッシュ戦の方が活きる足だし、坪井のイン戦というとちょっと心許ないイメージもあるが、ここは信頼。
湯川もよくエンジンを出してはいるが、ちょっと坪井の行き足と伸びを見る限り捲り切れそうにはない。
西山もものすごい足をしているが、ちょっと枠が遠いか。
あとは、かなりの不確定要素ではあるが、吉田が進入動く予感がしなくもないので切るのは怖い。

12R
◎今垣光太郎
×吉田拡郎
△松井繁
○横澤剛治
-重野哲之
-篠崎元志
1-234-234
戸田のSGではやっぱり今垣が輝く。
グラチャンで感動の復活Vを飾ったときは伸び仕様だったが、今回は完全に出足型。
となればイン戦で死角はないかとも思われるが、伸びに関しては上がいるのも事実。
その伸びに関しておそらく節一なのが吉田。
吉田はおそらく2コースから握って攻めるだろう。
それでも今垣が先に回るとみて、134のボックスという考えも浮かんだが、今垣の今節の出足なら吉田を張って回っても差し切られることはないか。
吉田に捲り切られない限り今垣が優勝戦のポールポジションを掴み取るか。
となると吉田の隣で展開が向く松井と、機力上位の横澤で23着争いとなるが、優勝戦のダッシュに吉田がいると楽しみが増えるので、期待も込めて絡めた。

2年分の春、戸田から


久しぶりにあまりに心を掴まれたキャッチコピーだった


なんだかわからないが、泣きそうになった




まぁホントに言葉では言い尽くせないほどのいろいろな想いやドラマが詰まりに詰まった2012年SG1発目



誰がどう考えても、どの角度から見ても、中澤和志の中澤和志による中澤和志のための総理大臣杯になるべきである



埼玉勢が他にいなければ東北出身の菊地孝平もいない



そういうのが柄じゃないのは百も承知だが、選手紹介式を見る限り中澤も腹をくくった様子であった



ただ、奇しくも埼玉勢唯一となったことにより若くして選手班長を務めることになってしまったことが重荷にならなければいいが







1R

-石野貴之

-鎌田義

◎原田幸哉

○山本浩次

×岩崎正哉

△角谷健吾

3-4=56


2R

○今井貴士

-山川美由紀

△丸岡正典

◎市川哲也

-芝田浩治

×荒井輝年

4-1=36・1-4=36


3R

-大嶋一也

-守田俊介

△森高一真

◎瓜生正義

○吉田俊彦

×島川光男

4-356-356


4R

-前本泰和

×田村隆信

-三浦永理

◎吉田拡郎

○福田雅一

△西山貴浩

4-256-256


5R

×松尾昂明

◎重野哲之

○山本浩次

-馬袋義則

△今村豊

-中里英夫

2-3=156


6R

◎鈴木勝博

-石野貴之

○横澤剛治

△井口佳典

-中辻崇人

×勝野竜司

1-3=4


7R

◎鎌田義

○市川哲也

△坪井康晴

-守田俊介

-郷原章平

×池田浩二

1-2356-2356

ここは鎌田信頼。

鎌田は典型的な有言実行タイプ。

F2から勇気と希望を与えるといったその言葉を信じる。

今日もまさかのトップSだったし、にしてもF2でトップSってどういうこっちゃ。


8R

◎中澤和志

-大嶋一也

○今井貴士

-三浦永理

△濱野谷憲吾

×松井繁

1-356-356

ここは大嶋に何をされようが、松井が前付けしようが、今井の攻撃力があろうが、中澤和志の独壇場。


9R

-山川美由紀

×前本泰和

◎瓜生正義

-田口節子

○中島孝平

△太田和美

3-5=246


10R

○田村隆信

-松尾昂明

-赤岩善生

◎白井英治

△川崎智幸

×秋山直之

1-4=56・4-1=56


11R

◎横澤剛治

×吉田拡郎

-馬袋義則

△重成一人

○池田浩二

-湯川浩司

1-245-245


12R

◎重野哲之

△中澤和志

-鈴木勝博

×篠崎元志

○今垣光太郎

-平尾崇典

1-245-245

このレースは今節の行方を占うような番組。

篠崎のカド戦は怖いし、今垣は間違いなく節一。

初日を見る限り機力がずば抜けているのは今垣と川崎。

ただ中澤が2コースにいる。

スリット体型は横一線揃うとみた。

となれば出足十分な重野の逃げが問答無用の本命。

1R

×落合敬一

-細川明人

◎前野竜一

○榎幸司

△中尾誠

-村越篤

3=4-9・4=5-9


2R

◎芹澤克彦

×村上功祐

△中嶋誠一郎

-枝尾賢

-本橋克洋

○大嶋一也

1-236-236

予選でなくてショックだった芹澤のイン戦がやっと来たと思ったら6号艇に大嶋。

買いづらくはなったがインさえ主張すれば深くてももつだけの出足はある。


3R

△中里英夫

-石橋道友

×山崎智也

○真庭明志

◎伊藤啓三

-山下和彦

5=14-1234


4R

◎山本隆幸

-堤昇

△今村豊

○吉田俊彦

×樋口亮

-富永正人

1-3=4


5R

△峰竜太

×飯山晃三

◎岩瀬裕亮

-今村暢孝

○前野竜一

-平尾崇典

3-5=9


6R

◎原田幸哉

△本橋克洋

○細川明人

-平野和明

-井川大作

×石野貴之

1-3=246

優勝戦でも見劣りしない原田にこのメンツでイン戦組んだらもはや逃げない要素がない。


7R

◎魚谷智之

○服部幸男

×榎幸司

-村上功祐

△吉田俊彦

-石橋道友

1-2=9


8R

◎田村隆信

-岩瀬裕亮

-落合敬一

△堤昇

○長岡茂一

×市川哲也

1-456-456


9R

×篠崎仁志

◎伊藤啓三

○石野貴之

△樋口亮

-今村暢孝

-森永淳

2=3-9


10R

○今村豊

-中嶋誠一郎

-飯山晃三

◎山本隆幸

△原田幸哉

×魚谷智之

145-1456-1456

今村が捲られるわけはないとも思うが、とにかく山本は伸びに関しては節一。

今村が意地でも先マイするのはわかっているから冷静に捲り差しにいければいいのだか。


11R

◎山崎智也

○芹澤克彦

△服部幸男

×峰竜太

-田村隆信

-中里英夫

1-234-234

実は山崎はかなり仕上がってる。

インなら負ける姿は想像できない。


12R

◎森高一真

○山口剛

△平石和男

-長溝一生

-今井貴士

×菊地孝平

1-2-9

もう内の二人が別世界。

まして森高に関しては手がつけられない。

山口も出足完調で自分より外の選手に先着される可能性は低そう。

1R

◎武田光史

○松江秀徳

×西野翔太

-岡部大輔

△秋山直之

-石塚久也

1-235-235


2R

◎石田政吾

△稲田浩二

-藤田竜弘

○竹田辰也

×谷川祐一

-打越晶

1-24-2345


3R

○吉田拡郎

◎奈須啓太

-川村正輝

△柘植政浩

×中村有裕

-金子貴志

124BOX・125BOX


4R

◎福島勇樹

△吉田健太郎

○重成一人

-谷村一哉

×花田和明

-後藤浩

1-3=9


5R

◎須藤博倫

-西野翔太

×深水慎一郎

△下田哲也

○赤岩善生

-金子拓矢

1-5=9


6R

◎太田和美

△篠崎元志

-清水敦揮

○稲田浩二

-谷野錬志

×松田祐季

124BOX・146BOX


7R

×秋山直之

-柘植政浩

-福田雅一

◎今垣光太郎

○秦英悟

△鎌田義

4-56-9


8R

◎平田忠則

-寺本重宣

×花田和明

-川村正輝

△重野哲之

○黒崎竜也

1-356-356


9R

◎井口佳典

-岡祐臣

○赤岩善生

△三嶌誠司

×竹田辰也

-谷村一哉

1-345-345


10R

◎今垣光太郎

○太田和美

△須藤博倫

×石田政吾

-吉田健太郎

-吉田拡郎

1-23-9


11R

◎重野哲之

○福田雅一

-奈須啓太

△重成一人

×篠崎元志

-平田忠則

1-2=9


12R

◎松井繁

○平本真之

△中島孝平

×濱野谷憲吾

-前本泰和

-萩原秀人

1-2=3




今節とにかくイン受難で荒れに荒れまくったMB大賞三国


最終日、これだけイン主体の番組を組んでもその流れは止まらないのか



もちろん風の状況にもよるとは思うがこれだけインに実力者をそろえれば明日はきっちり行くような気がするのだが