12R
優勝戦
◎山室展弘
○井川大作
△瀬尾達也
-西島義則
×吉本正昭
-今村豊
1-235-235
初代新鋭王者が名人載冠へ。
京都ではオルフェーヴルが、そしてここ下関では山室展弘が。
きっと注目度は雲泥の差なのでしょうが、まぁそんなことはどうでもいいです。
初代新鋭王者が遂に名人になる時代が来たのです。
レースをカギを握るのは無論西島の進入と瀬尾のスタート。
機力に関しては井川が断トツ。
ただ大外に今村がいることが全て。
オールスローなら山室が逃げる。
たとえ1M多少もれたとしても今節の山室の出足と集中力を見る限り、逃げは固い。
名人になったそのとき、奇人山室展弘は一体何を語るのか。
きっといつもの山室なんだろうな。
インタビュアーが内田さんだから多少いつもよりは物腰の柔らかい山室であるにすぎないんだろうな。
ただ、感動したりタイトルへのこだわりを見せたりする人間・山室展弘を見てみたい。
決して本心をさらけ出すことのない山室展弘への幻想、名人戦という匠の闘いで、その境地を見る。