YAMAHA R6 b-Garageのフルセットアップ‼️ | 誰にも何にも左右されず、時間に縛られる事なく己を貫き自由に生きる!

誰にも何にも左右されず、時間に縛られる事なく己を貫き自由に生きる!

人生一度切り!今という時間を大切に!悔いのない人生を!

b-Garageのフルセットアップのコンセプトは、


「恐怖感を無くし楽に乗れるようにすることで結果速く楽しく乗れるのです」



大阪からのご来店でお預かり。


本日引き取り、オーナーに試乗を。


別物の代わりました。


この感動、安堵、たくさんの方に味わってほしいですね。


「before」















スロットルケーブルは短いものが装備され明らかに無理なラインどりのためケーブルが直角に折れ曲がる状態。


アンダーブラケットにケーブルホルダーがありましたがそこでも直角に、、、。


※画像は手直ししてラインどりも変えた後の画像。今は手で曲げていますが実際は異常なほど曲がっていました。



アウターケーブルは擦れてめくれてしまっています。※ここから水が侵入しインナーケーブルが錆びてしまいます。


ケーブルが短いのにここにあったカバーに無理やり通していたのでアウターケーブルは常に引っ張っていてステアリングすら邪魔する状態でした。


わかりやすく言えばスロットルホルダーからワイヤーがパンパンに引っ張られた状態で「コの字」になっていたって感じ。


クローズ側のケーブルは通常でパンパンだったので、このままだったらインナーが切れていました。


オーナーに伝えケーブルホルダーを即外しました。

下記でもわかるかと思いますが、スロットルケーブルは自由度がプラスされのびのびとしてます。


最初はアウターがパンパンだったので、それを回避するのか遊びがアホみたいにあり、右に切れば5mmほどの遊び、しかし左に切るとアウターも緩むため10mm近い遊びが、、、。


これでは信号待ちの発進時に、目で感知し脳に信号を送ってスロットルを捻ったところで相当のタイムラグがあるので、脳で考える加速(発進)をしないのでシフトミスでエンストしたり立ちごけしたり最悪は追突されたりの可能が高かった。


現在はアウターも自由度を作ったので遊びを詰めても左右に切っても遊びは微塵も変わりません。


本来下に向けてつけるスロットルボディを逆に向けているのでスチールのケーブルホルダーの向きが斜め上方向を向いてしまい反比例状態


流れるようにアウターにもインナーにも負荷がかからないようにした。


アッパーカウルにも当たる寸前だった。


※手直し前はスロットルは真上を向き、マスターカップのホースを挟むほどのラインどりであった。


「グリップ変更」


オーナーと握手した際に俺と同じくらい手が大きいとジャッジ。


純正では細過ぎるがゆえに無駄に力を入れて握ってしまう、、、


それではダメだ


グリップは「添える程度」が相応しい


手のうちで内径が一回り太くなるもので当たり面がスポンジのグリップに変更


これにより軽い力というか添えるだけでグリップされるし、グローブをはめればさらに添えるだけでスポンジがレザーをしっかりとグリップしてくれるので手のひらや腕の裏筋などの筋肉を使う必要がないので結果長時間の運転が楽になるのです。筋力が年々落ちていくことを理解し想定しパーツを選ぶべきなのです。


「オーナーは体重90kg」


フロントサスは潜り過ぎの戻らない状態


リアはタンデムを思慮したチープなサスでオーナー1人の体重では、ほぼオイル機能(コンプ、リバウンド)が効かずスプリングは見てもわかるほどハードで1Gでのスタティックサグは一切なく、リバウンドも一切効いていないので、人間で言うと膝が全く曲がらず地面の硬さをダイレクトに膝の軟骨が吸収している状態で、ただただ跳ねまくっていたでしょう。


おかしい?何かおかしい?ってオーナーは気づいていたようですが、、、、その声を聞かずとも車輌ディメンションやタイヤ(温度差による表情)見れば一発でわかります。


いかに早い処置が大切か?


オーナーは身に染みたのではないかと思います。


また、チェーンはパンパンでオーナーが跨いだだけでパンパン。


昔TRXが発売された時、フロントスプロケットはかなり上部に設置されました。R6も同じで通常はスイングアーム延長線上にありますが、最近はかなり上にスプロケがあるので、スイングアームが動くとチェーンは扇形の動きではなく四角形的な動きになるため遊びの調整をシビアにセットしなくてはいけないのです。


タンデムしていたら間違いなくフロントスプロケシールを破損していたでしょう。


というかすでにリアスプロケットには金属粉がついており1Gでチェーンがパンパンだったのでバンピーな場所ではチェーンもサスもリジットになっていたのだと。


ゆえに弱い部分のストレスがかかり安い素材のリアスプロケが引っ張られて削れたのでしょう。


購入店は8耐レースに出ているショップだそうです。


俺はだから何?って感じです。


有名とか評判とかどうでもいいんです。


その店(店主かメカニック)が本当のバイクが好きかどうかが重要なんです。


そのバイク愛がこうした仕事に出るのです。


レース車輌じゃないしオーナーものんびり派ライダーなので、スロットルもワイドオープンするわけではない。


サスがおかしくてもシャーシがおかしくても、ガンガン乗りこなせるようなテクニカルライダーばかりでもないのです。


信号待ちや渋滞などストリートを意識したメンテナンスをされたほうがオーナーは安心安全だと思います。


サーキットセットとストリートセットは180度違うのです。


※余談ですが、リアサスはあまりにチープなのでいずれオーリンズが好ましいね。



タンデムはしない!ということでセットアップいたしました。


俺の美学だと、タンデムステップも取ればデザイナーが考えた本来の美しいラインを奏でるR6になるでしょうね。


しかも左右で600〜800gの軽量にもなるしね。

※帰ったら速攻でタンデムステップは外すそうです。


「b-Garage RSステップバー交換」


ステップはやたら滑る!

※素材が安いのでブーツ底に負ける。


荷重をかけたら滑る!


バイクはいかにステップに荷重をかけるか?でハンドリングや身体にかかるストレスが激減するのです。


来られた状態では高額で購入した愛機は全く楽しめないし危険でしかない。


b-Garageステップバーに交換したことで脚を乗せてるだけで十分荷重(噛み付くようなグリップ感)するので乗ってるだけでメタクソ楽しいバイクに生まれ変わりました。


いじるところがないと言われる国産車だとしても、十分セットアップできます


パーツ交換がセットアップではないです。


販売店の人が販売する車輌をもっともっと理解してオーナー様に合わせたセットアップやメンテナンスをしてほしいと願います。


本当に素晴らしいバイクがショップの思考(儲け重視)やメカニック(命を預かってる使命がない)によって「あのバイクは危険だし怖いし面白くないバイク」と言われない世の中になってほしいと願います。しっかり理解して手をかけたバイクは楽しくて仕方ないですよ。


愛機の本当の素晴らしさ(ポテンシャル)を知ってほしいと願います。


ステップベースのアルマイトが色焼けしてますね、これでアルミ素材の質が一発でわかるのです。

いかにチープか、、、。


「何も伝えずオーナーにまずテストラン」

※先に伝えると頭でっかちになって意識し過ぎて普通の乗れなくなるから。



ヘルメットから楽しそうな声が。


感動して帰ってきました!


大阪までの帰り道は楽しくてしょうがないと思いますね。


ありがとうございました😊


せっかく遠方から来られたので中華39へ

あまりの美味さに絶句😋


たくさんのお客様がご来店

趣味があるって素晴らしいね。








今年はずっと休む暇なくおかげさまで。


「何が大切か?」


お客様に感謝感謝です。


「やっぱりタンデムステップ一式取りましょう!」とオーナーから声がかかったので秒で取りました。


ダサいもの無駄なものはデリートするべし!


シンプルこそ最強なのです。


デザイン頑張ってるけど、、、、ボディ全体で見るとこれが邪魔。


目が追う場所が変わりましたね。いきなりスッキリ見えるでしょ?


目は角と角を追うのでそれがなくなったことで視野が広がるから「スッキリ」って見えるようになるのです。


建築やアート、ファッション、メイクなど長年ズバ抜けて勉強、経験してるので俺の美学(センス)がわかるなら嬉しいですけどね。


視野や視点が変わったことで、いかに「本来の美」に対して無駄で邪魔な存在であったかお分かりいただけるかと思います。


これこそ純粋なR6の美しさだと思いますね。


テールに導かれる風の如く、、、。


アッパーから流れ込む風と一体になったって感じかな〜


佇まいも重心バランスも良く見えます。


愛機の景色がまるで変わりましたね。


タンデムステップ左右で約600gほどの軽量化。

「改めてビフォア」


美しいラインのバストに締まったウエスト。

実にグラマラス❤️


オーナー様より、帰宅の安否連絡と共にリアルなコメントをいただきました。

皆様の参考になれば幸いです。

以下メールより。



無事帰宅しました。
インプレッションです。

before

サスペンションやショックが跳ねるので、ストレートにせよコーナーにせよ、段差や跳ねた後のリカバリーに気を配るようにしていました。頑張って曲げてるつもりでもタイヤを見ると、そんなにバンクしてない。コーナー脱出の加速時にアクセルを開けていくが、ぐっと身体が後ろに持っていかれる挙動があって、スムーズに走るのができない。気負って走ってる訳じゃないのに、人馬一体って瞬間や感覚がない。

もうちょいマシに走れんもんか、自分の腕は所詮こんなもんか…と正直思いましたが、もしセットアップして変わるならと相談させていただきました。


after


まず、交差点でカクッと曲がる動きが、まず怖くない。


車体1台分、より内側に曲がる。


曲げにかかってないのに曲がる。


曲げようとした時にスッと曲がる。


アクセルの唐突感がない?ない。


右も左もない!

高速のカーブもアップダウンも峠の下りも、今までにない楽な曲がり方しました。

加速時の身体の持っていかれる程度がかなり軽減して、名阪国道オメガカーブ下りが怖くない。


車が後ろベタ付けで来ている中で、ミラー見る余裕もあったし、目線を調整する余裕もあった。


過去イチじゃないかな。速度やバンクどうこうではなく根本的に怖さがなかった。


なんなら前の車に追い付いてる。


今までは路面と車体を確認しながら曲がってたから、速度をのせて良いのか荷重をかけて良いのか手探りで怖かったのだが、安定するってそもそも路面を気にせず曲がる方向に視線をやるだけなんだと感じました。

腰も痛くならないし、お尻が跳ねる程度も低い。路面を嘗めるような前後の動き。

ビーガレージから自宅まで、混み具合や風の影響の違いはあるが、今日は3ストップで200キロ3時間。


かなり楽に帰れました。

バイクが見せる挙動に対して、素人の闇雲なセットアップをしなくて正解でした。



わかりやすいコメントありがとうございます。


速く走りたい!とばかりにカスタムをすればただのバランスの悪いじゃじゃ馬になってアクセルを開けることすら恐怖になってしまうのです。


それこそ無駄な時間に無駄なお金となってしまうのです。


b-Garageで最も大切にしてるのは


「オーナーの安全第一」


速く走らせることよりも、まず愛機への恐怖感を徹底的に無くし、楽(力を入れずリラックス〜)に乗れるようにすること。


恐怖感を無くし楽の乗れることで結果速く走れるってことなんです。


俺の治療方法は、


まずお客様の愛機をパンツ一丁の状態に丸裸にして全部チェックします。


その患者(愛機)に見合った治療法を用いたり、部位によって薬を全部わけて治療しているのです。


外装(服)を着た状態でサラッと見て「こんなもんだね」って言ってる店(医者)ばっかりです。


今アトピー性皮膚炎で苦労してますが、まるで同じクソな医者ばかりです。


パソコンの画面見て患部を一切見ずに、多数種類ある中で強いステロイドを出すだけ。


しかも塗り方がとても大事なステロイドの使い方を一切説明しない。


そんな医者ばっかりだからアトピー性皮膚炎の患者は苦労するのです。


長引けば医者はずっと儲かりますからね。


バイク店も同じ、バイクを売るばかりでメンテナンスが疎か。


オーナーの命預かってる意識がまるでないんです。


そうした改革をしない限りこの先のバイク業界はクソばかりとなるでしょうね。



俺はそのうちこの業界から離れます。



ここへ来てくださる方は出来る限り助けてあげたいですね。



今お乗りのオーナーに質問しますが、


「貴方は愛機と心から会話できていますか?」


「貴方は愛機と気持ちが通じ合っていますか?」


「満足してますか?」



メニューは様々ご用意しております。


サーキット仕様もストリート仕様も各県や環境なども思慮した細かいセットアップが可能


バイクの限界までテストします。


命懸けでやってます。


全てはお客様の命を守るため。

納得するまで何度も何度も何度もテストラン

916系のようなラム圧を利用してる車輌をテストランもしないで完成してお客様に渡す、、、。


俺にはありえんね。そんなのはクソだな。


愛機が発するオーラというかこの自信わかるだろうか?


きっと誰が乗ってもヘルメットの中で「なんだこりゃ?クソ楽しいしクソ楽〜❤️」



って言うね。



愛機にしてみませんか?


乗るのもいいですが、眺める愛機ってのもいいですよ。






























歳をとっても長く乗り続けるうえでもっとも大切なのは、


「足付き性」


です。


足付き性が良いことで絶対安心感が生まれいつでも乗りたい!って気持ちにもなるのです。


無理して流行りのバイクに乗っていても、心の疲労(不安)が勝てばどれだけ気に入ったバイクでも乗るのが億劫になってしまうのです。


我が愛車(b-Garageデモカー)なら70歳以上になっても乗れますよ。そう考えて制作しましたので。

カスタムパーツも天井知らずであるのでまだまだカスタムし放題ゆえにスローライフスロータイムの相棒として自分時間を存分に楽しめるかと思います。


何もかもバイク任せではなく、長く乗りたいなら己の筋トレも大事ですよ。