VINTAGE CHAMPION Lightning Archives 枻出版 | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

 

3月18日枻出版より

 

CHAMPIONが今年で100周年となることを記念して

 

Lightning Archives「VINATAGE CHAMPION」というムック本が発売となりました。

 

私物も掲載して頂き、自宅で撮影して頂いました。

8時間で80数点の撮影。疲れましたがいい経験となりました。

 

それよりも撮影をして頂いたカメラマンさん、立ち会っていただいた編集者の方のほうが

 

よっぽど疲れたのではないかと思います。

 

この場を借りて改めてお礼をさせて頂きます。

 

本当にありがとうございました。

 

また、この本に携わった方々も年代別の得意不得意。

 

所有しているアイテムの分野の違いなど様々なので

 

ここまでいろいろな方が集まるとさすがの品揃えになるものなんだと

 

出来上がりをみて感じました。

 

そして、この本を通じて改めてチャンピオンのプロダクツ、マテリアル、縫製、プリント

 

どの切り口からみてもモノづくりに対しての情熱、こだわりそして、革新

 

それを感じずにはいられないです。

 

加えて忘れてはいけないのがこの本からは分からないですが販売戦略。

 

モノづくりに対しての情熱、こだわりだけあってもこの長い歴史の中で淘汰された

 

アスレチックブランドはたくさんあります。

 

いろいろな危機も勿論あったと思いますが100年はそれなりに

 

バランスの良い経営ができなければ成しえないと思います。

 

そういう点からもアスレチックウエアでの頂点と言えるブランドでしょう。

 

まだ、ご覧になられていない方は是非、手に取って見て頂きたいです。

 

よろしくお願いします。

 

 

そして、ここからは理由あって今は所有していないので

 

載せきれなかったものを番外編で6点ほど。

 

コメント付きでいきます!

 

①こちらのプリントはPENN STATE Univ.のもの。同様のものが掲載されてますが

 このプリントの最終系でちょっとプリントは小さめに。

 おそらく、77か78年までしかこのプリントはないかと思います。

 こちらは75年製。なのでタグは初期単色でポリ混です。

 

②ベイツカレッジ 名門の私立でJ・F・ケネディーの弟さんのロバート・ケネディーも卒業生。

 タグからも初期単色なのでアーム細めですっきり着れる。

 

 

③こちらは中期トリコタグのもの

 バランスのいい4段プリントで87年製。

 トリコ初期、中期はこの前までの単色期より同サイズでも

 ちょっと着丈は短めの身幅がちょっと広くなり

 この年代特有の良さをあじわえます。

 

 

④バータグ後期の100%コットンのTシャツ

 こちらのWINはメッセージTとなっており、結構珍しい。

 両面プリントで裏には年代もあり、どの時期か特定できます。

 

 

 

⑤こちらもバータグ後期のコットン100%Tシャツ

 かなり、ローカルなマラソン大会のもの。

 グラフィックがリアルなところと書体が70sっぽさを感じさせる1枚。

 

 

⑥バータグ後期のリンガーTシャツ

 NIKEクロニクルにも1975年のタンクトップが掲載されているものの前年のもの。

 今でも開催されている有名なマラソン大会の第2回のもの。

 77年くらいにはラッセルボディーに変更になってしまってますが

 プリントデザインは今でも同じ。

 

NIKE クロニクルより