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3歳男の子のママ
フリーアナウンサーの
いのうえまほ です。
声は人なり 食は心なり♡
声にまつわる気づき
育児と育自で得た気づき
を綴っています。
♪日々のことはこちら♪
♪自己紹介♪
ねんねの前の絵本タイム。
子供より先に自分が
読みながら寝落ちする
ってことありませんか
わたし よくあります
私は5時半起床
3歳の息子君は7時頃起床。
体力がついてきたのか
遊び足りないのかわかりませんが
夜の9時半を過ぎても
パワー全開!ということも・・・。
(そして10時、11時まで起きている日も)
ベッドへ誘い出すのも一苦労。
ようやく絵本タイムになったころには
私は 昼間の疲れもどっと出て
すでにウトウト・・・。
早く寝てほしいな~
寝てくださ~い
と願うものの
なかなか寝てくれず
そのうち私が
手に持っていた絵本をバサっ
と落としてしまい
息子「ママ寝ちゃダメだよ」
と苦言を呈される
よくあります。
寝かせてぇ~~~
と悲痛の訴えをするのですが届かず。
耐久レースのように
絵本を読むのです。
しかし
その悩みも
声の力で
すっきり 解決しました
ヒントをくれた本のタイトルは
その名も
「声の力 歌・語り・子供」
著者は
谷川俊太郎さん、坂田寛夫さん
河合隼雄さん、池田直樹さん と
詩・語り・動揺・声楽などの第一人者です。
その中の1ページ
谷川俊太郎さんのお言葉を
ご紹介させてください。
母親たちが
眠りにつこうとする子どものかたわらで、
絵本などの読み聞かせをするのは
いいことだが、
その声に
義務感のようなものがまじっていたら、
子どもは敏感にそれに気づくだろう。
子どもを育てていく上で、
命令や管理の声をなくすことは
不可能だが、
同時に
声は愛撫のひとつのかたちだ
ということも、
親は自覚していいと思う。
愛の込められた声によって
言葉を知り、
言葉を覚えていくことが出来るのは
幸せなことだ。
その幸せに恵まれない子どもたちも、
この世には
たくさんいるのだから。
「声の力ー歌・語り・子供」(発行:岩波書店)より
はっ!!としました。
声は心の鏡
だから
「家族の幸せはママの声から➡☆」
と綴りながら
睡眠という人の三大欲求を前に
その大事なことを
すっかり忘れていたのです
声は愛撫のひとつのかたち
そのことに気づかされてから
寝る前の絵本タイムは
息子君を
なでなでするような気持ち
で読むようにしています
声で 子どもをなでる
というイメージです。
すると・・・
早く寝てほしいな~
早く寝てくださ~い
と思っていたときよりも
ずーっとずーっとすんなり寝てくれる
のです♡
そして 私も
短い時間でも深く気持ちよく眠れる
寝る前でなくても
絵本タイムはいつだって
うまく読もうとは全く思いません。
ただ 声で触れる
声でなでなでする
それだけです。
普段の会話も同じことがいえそうです。
「語りかけ」「声かけ」といっても
どう言葉にしたらいいかわからない
語りかけに意識が向きすぎると
言葉が上滑りして
うまくいかなかったときの反動がきつい。
かつての私がそうでした。
でも
声に愛を込めていれば・・・
それだけで十分。
声はスキンシップ
そのことに
あらためて気づかさせてもらいました。
最後まで読んでくださって
ありがとうございます