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くさかはるの日記

小説『常世の君の物語』と『現世(うつしよ)の君の物語』を手掛けています。
ここでは日常のなんでもないことを書き綴っております。

今日は二十四節気の「寒露」です。

 

とはいっても、まずは二十四節季がよく分からない。

調べてみますと、二十四節季とは、中国の戦国時代頃に成立した、一年を十二の「節季」と十二の「中気(ちゅうき)」に分類した季節を分ける区分のこととのこと。

一年が「立春」からはじまり、「大寒」で終わります。

 

「寒露」はその十七番目にあたります。

意味としては、「冷たい露が野草につくころ」とのこと。

確かに、このところめっきり寒くなりましたものね。

納得です。

 

今回は10月8日の「寒露」ですが、前回は9月22日の「秋分」で、次回は10月23日の「霜降(そうこつ)」です。

大体あいだが15日、16日あるんですね。

 

二十四節季は、中国の中原という地方を念頭に作られたものです。

そのため日本の気候には合わないところがあり、日本では二十四節季とは別に「雑節(ざっせつ)」というものを用いました。

全部で九つあり、その中にはなじみのある「節分」や「彼岸」などが含まれています。

 

それでは、今回はこのへんで。

次回、また覚えていれば「霜降」の日に、二十四節季をテーマに書きたいと思います。

みなさまも、よき暦ライフを!

ではまた!

今日は「ミステリー記念日」ということで、ミステリーについてまとめました。

 

なぜ今日10月7日がミステリー記念日かというと、ミステリー(推理)小説の先駆者であるエドガー・アラン・ポーが、1849年のこの日に亡くなったからだそうです。

エドガー・アラン・ポーといえば、私などは萩尾望都の『ポーの一族』という漫画を思い浮かべますがそれはさておき。

世界初のミステリー小説は、1841年に発表されたエドガーの短編小説『モグル街の殺人』と言われています。

 

そもそも、物語のジャンルでいう「ミステリー」とはどんなものかといったならば、「作中で謎が発生し、それが解かれていくさまを描いたもの」ということです。

そんなミステリーというジャンルの歴史も、上記の『モグル街の殺人』が発表された1841年からもう180年にもなるんですね。

 

というわけで、ここでは古今東西の著名なミステリーをあげてみたいと思います。

呼んだことのある作品・ない作品があるかとは思いますが、どうぞご参考になさってください。

 

 

上のみなさん、すべてイギリス関連の土地の方々です。

なぜイギリスからミステリーの歴史が始まったのかと言ったならば、wikipediaに興味深いことが書かれてありました。

以下、引用です。

”推理小説というジャンルにとって警察組織の存在は大きい。法を手に犯罪者を捕らえる新しい形のヒーローが誕生したからである。その裏側には、急速に都市化が進むイギリスで、一般市民が都市の暗黒部に対し抱く不安が高まっていた、という歴史的事実がある。そして都市化に伴うストレスのはけ口として、「殺人事件」という素材の非日常性が必要とされていたという見方もある。”

とまぁ、こうした歴史的背景があったらしいんですね。

なるほど納得です。

その時代に流行する小説のジャンルは、その時代の特色を少なからず反映しているものなんですね。

となると、現在、流行しているジャンルは何なんでしょうか。

そしてそれが反映する今の時代の特色とは……?

考えてみると面白いかもしれません。

 

 

ミステリーに話を戻しますと、そのほかの著名なミステリー作家のリストも作ってみました。

 

 

今回は、以下のサイトを参考にさせていただきました。多謝。

 

 

このほかにも、「ミステリー おすすめ 2024年」などで検索すると、読み切れないほどのミステリー小説がヒットしますので、ぜひ!

 

それでは今回はこの辺で。

みなさまも、よきミステリーライフを!

ではまた!

今日は「石油の日」ということで、今回は石油についてまとめてみました。

 

 

石油は、化石燃料の一種です。

化石燃料とは、地中深くに埋まっている燃料のことで、固体の石炭のほかに、気体の天然ガスなどがあります。

石油は液体の化石燃料なわけですね。

 

さて石油ですが、何からできているのかご存じですか。

答えは太古の生物の死骸です。

何百万年前もの太古の昔の生物が死に、その死骸の上に土が積もり、死骸がバクテリアにより分解される一方で圧縮され、なんやかんやで液体になったのが石油です。

 

油田から採掘したそのままの石油のことを「原油」といいます。

現在は、この原油を高さ50mほどの蒸留塔と呼ばれる装置で加熱・精製することで、様々な石油製品を取り出しています。

ものを加熱して、蒸発する温度の違いにより物質を取り出す作業を分留といいますが、蒸留塔の中でこの分留が行われているんですね。

取り出された石油製品は、温度の高い順から以下のようになっています。

 

 

上のリストにある石油製品の利用方法などについては、以下のサイトで分かりやすく説明されていますのでご参考になってください。

 

 

 

石油から作られている日常の製品などについては、以下のサイトに詳しいです。

 

 

 

その他、エネルギー全般については、エネルギー庁のサイトに最新の情報が載っているので、こちらもご参考になってください。

 

 

 

それでは、今回はこのへんで。

みなさまも、よき石油ライフを!

ではまた!

オリジナル小説『常世の君の物語No.8一清』一章:一清を、以下のサイトにて投稿しました(内容はすべて同じです)。

 

それまでのお話も一話完結型なので、非情に読みやすくなっております。

ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

 

P.S.

まんが『常世の君の物語 近未来編(仮)』も、第四話までアマゾンで無料で読めます。

ぜひお立ち寄りください。

将来的には小説とリンクしていきますのでお楽しみに。

 

今日は「世界動物の日」ということで、動物についてまとめてみました。

 

さて、「動物」とひと口に言っても、果たして何を指しているのかぼんやりして分かりません。

「動物」の定義とは。

今日もwikipedia先生のお世話になります。

さっそく調べたところ、動物とは、「ヘッケルにより多細胞生物と単細胞生物に分けられた」とあり、更に「日常語では、前述のうち人間以外のものを指す。特に哺乳類を指すことが多い」とあります。

漠然と使っている「動物」という言葉ですが、言われてみればそんな感じがしますね。

 

なぜ10月4日が「世界動物の日」なのかといえば、なにやらキリスト教が関わっているみたいですね。

しかし今ではその意味も薄れ、全世界的に基金のためにといった理由で団体の活動が行われているのだとか。

 

ヘッケルはダーウィンと同時代を生きたものの、ダーウィンよりはひと世代かふた世代ほど後の人物です。

ヘッケルが何をしたかと言えば、イギリス生まれのダーウィンの進化論を、ドイツで広めることに貢献しました。

前回のダーウィンのまとめでも書いたかもしれませんが、こうした偉人の功績があって、今の我々の学問があるのだと思うと、頭の下がる思いがします。

 

ちなみに進化論の本『種の起源』は、ダーウィンが50歳の時にロンドンで出版された本ですが、即日完売だったそうです。

いかにダーウィンの進化論が当時話題を呼んでいたのかが知れますね。

 

日本に進化論が入ってきたのは、1877年(明治10年)6月でした。

当時、唯一の大学だった東京大学の、動物学の教授・エドワード・モースが、800人もの聴衆を前に登壇し、進化論を紹介したのがはじめとされています。

モースといえば、大森貝塚を発見したことで有名ですね。

 

その後、動物学科の助教授となった石川千代松という人物が、モースの講義を筆記した『動物進化論』という本を出版します。

これは、進化論を日本ではじめて体系的に紹介した本として知られています。

この『動物進化論』は、現在、国立国会図書館のサイトにて無料で閲覧することができます。

 

 

ちらっとページをめくってみましたが、戦前の文章(漢字とカタカナの活版印刷)だったので当然のように読めませんでした。

ぎゃふん。

 

さて今日はここまで。

色んな人がいて、進化論は世界で定説となったのですね。

こうして日本という異国の一個人でありながら、ダーウィンから広まった進化論の一端に触れることのできる事実には、驚きと感動を覚えます。

まさにバタフライ・エフェクト。

いやいやダーウィンはバタフライのような小さな存在ではありませんが。

むしろ私のこの記事が、将来的にバタフライ・エフェクトとなるかもしれませんね。

 

みなさまも、よき進化論ライフを。

ではまた!